音声通話(電話機能)も格安SIMでカバーしようとすると、気になってくるのが通話料金。格安SIMの最大の弱点ともいえるでしょう。

 

実はワイモバイルなら時間制限なしの完全かけ放題が利用できちゃうんです。しかもオプション料金は驚きの1,000円!

 

そんなワイモバイルのとってもお得な通話し放題サービスの特徴(メリット・デメリット)について、他社のかけ放題サービスと比較しながら分かりやすく解説していきます。

 

通話料金が気になって格安SIMへ乗り換えるのをためらっていた方は、是非ともご参考ください。

ワイモバイルのかけ放題『だれとでも定額/スーパー誰とでも定額』

プラン 無料通話時間 月額料金 超過料金/30秒
だれとでも定額 10分 0円(セット料金) 20円
スーパーだれとでも定額 無制限 1,000円

ポイント

スマホベーシックプランは10分かけ放題が初めから付いたプラン。2017年2月利用分からは月300回までの回数制限が撤廃。プレフィックス番号を利用しないため格安SIMのかけ放題特有のデメリットを考慮する必要がない。月額+1,000円で通話し放題(完全かけ放題)のスーパーだれとでも定額にアップグレード可能。セット料金はやや割高だが通話重視ならベストバイの格安SIM。

  1. かけ放題 4.5
    通信速度 5.0
    サービス 4.0
    セット端末 3.5
    最安:
    税込2,178円~(最大3GBまで)
    人気:
    税込2,178円
    (最大3GB:シンプルS)
    データ容量の繰り越し:
    NG
    電話かけ放題オプション:
    OK
    格安SIMの中では通信速度がずば抜けて安定かつ高速。やや高めの料金設定だが、キャリアメールや直営ショップ、完全かけ放題など他社とは一線を画すサービス力が大きな魅力。ソフトバンクのサブブランドという位置づけ。

ワイモバイルと格安SIMのかけ放題(通話定額)の違い・比較

ワイモバイルは大手キャリア並みの通信品質

実は大手キャリアのかけ放題サービスであっても、かけ放題の対象外となる電話番号があります。例えば宅配便の再配達で利用するナビダイヤル(0570)は知らず知らずのうちに、

worrier

かけ放題なんだから無料でしょ?

と思って、何気なしに利用しているユーザーも多いことでしょう。私自身、明細を見て初めて気づいたものです。

 

そして多くの格安SIMのかけ放題の場合、さらに対象外となる番号が増えてしまうのです。

  • 0120(一部フリーダイヤル)
  • 110/119(緊急通報)
  • 117(時報)※その他3桁番号

などなど。

詳細格安SIMの通話定額(通話し放題・かけ放題)を徹底比較!

ただしMNOでもあるワイモバイルは他の格安SIMと異なり、大手キャリアと同等(緊急通報などの3桁番号はOK)です。

・国際ローミング・国際電話(海外への通話)
・留守番電話センターへの通話料(録音料・再生料を含む):ご利用の料金プランに応じた通話料がかかります。
・ナビダイヤル(0570):NTTコミュニケーションズの定める通話料が適用されます。
・テレドーム(0180):NTTコミュニケーションズの定める通話料が適用されます。
・番号案内(104):200円(税抜) / 件(通話料別)
・着信転送サービスへの通話料:ご利用の料金プランに応じた通話料がかかります。
・ワイモバイルが指定し、別途公表する電話番号への通話。
L詳しくは、「だれとでも定額」「スーパーだれとでも定額」ご注意事項をご覧ください。
L無料通話対象外電話番号一覧

引用元:公式サイト(ワイモバイル)

 

また多くの格安SIMが提供しているかけ放題サービスは、090や080、070といった携帯電話番号の先頭に自動でプレフィックス番号が付加され、キャリアの回線から中継電話会社の回線を経由しての通話となります。

 

大手キャリアが接続料に割高なマージンを加えてユーザーに請求していた音声通話代金を、中継電話サービスを介すことで半額以下でサービス提供することが可能となっているんです。

 

音声通話専用の中継電話会社の設備はIP電話と比べると音声品質が高い特徴があります。

 

ただし中継電話会社の設備を利用するためには、プレフィックス番号を090や080、070といった携帯電話番号の先頭に付加する必要があり、格安SIM各社が提供している専用アプリを使って電話(発信)する必要が出てくるのです。

 

ワイモバイルの場合はプレフィックス番号を用いていないため、音声品質も発信できる電話番号も大手キャリアと同等で格安SIM特有のデメリットがありません。

 

公式サイトはこちら⇒ワイモバイル

完全かけ放題(時間制限なし)はワイモバイルだけ

格安SIMの通話定額サービスは時間制限付きかけ放題(定額)が一般的ですが、ワイモバイルには時間制限がない完全かけ放題オプションがあります。

 

唯一、楽天モバイルが完全かけ放題サービスにチャレンジしましたが、2018年2月28日(水)23:59をもってサービスを終了しました。

参考楽天モバイルが完全かけ放題から撤退・廃止

 

おそらく格安SIMで無料通話時間が無制限の完全かけ放題サービスを提供するには大きな壁があるのでしょう。

⇒人数制限はあるものの、OCNモバイルONEのトップ3かけ放題なら時間制限なしのかけ放題オプションを利用することが可能となりました。

さらに、今ではUQモバイルや楽天モバイルでも時間制限なしのかけ放題サービスを提供しています。

 

公式サイトはこちら⇒ワイモバイル

ワイモバイルはかけ放題なしプランが選択不可

そんなかけ放題サービスにめっぽう強いワイモバイルですが、唯一のデメリットは選択の自由度といえるでしょう。

 

通常、格安SIMは通話定額オプションという形で、データ容量プランに別途かけ放題を選択(付ける・付けない)できる契約になっています。

 

ところがワイモバイル(スマホプラン)の場合は最初から10分かけ放題がセット契約となっているため、ほとんど電話を掛けないユーザーにとっては選択の自由度が低い(無駄なサービス)と言わざるを得ません。

 

ただし全く電話を使わないユーザーの場合はデータプラン(S/L)を選ぶことができます。

⇒2019年9月30日で新規受付終了

 

公式サイトはこちら⇒ワイモバイル

ワイモバイルの通話料金は、ずばり割安なのか!?

上述した通り、大手キャリア同様の通話品質(制約なし)で無料通話時間が無制限のかけ放題サービスが利用できる格安SIMはワイモバイルだけです。もちろん大手キャリアよりスマホ代を安く抑えることができます。

参考料金シミュレーション(大手キャリアvsワイモバイル)

仕事上どうしても、

worrier

一回あたりの通話時間や頻度を気にせず電話を掛けたい!

worrier

通話が途中で途切れて、相手に失礼がないようにしたい!

といった場合には、ワイモバイルのかけ放題サービス『スーパーだれとでも定額』が最適といえるでしょう。

参考通話し放題が利用できる格安SIMとメリット・デメリット!

 

一方、電話をほとんど掛けることがないユーザーにはワイモバイルは不向きといえます。※10分かけ放題が初めからセットで組み込まれているため

 

ただし格安SIMの10分かけ放題サービスを利用する場合でも、ワイモバイルはかなりお得な部類といえます。

 

たとえば、業界最安値水準の格安SIMとして名高いDMMモバイルの2GBプランの月額料金は1,260円で、10分かけ放題オプションが850円(業界標準)です。

参考10分かけ放題が利用できる格安SIMとメリット・デメリット!

 

ワイモバイルのスマホプランS(2GB)の月額料金は1,980円で、10分かけ放題オプションが0円(セット料金)です。

つまり合算するとDMMモバイルが2,010円に対して、ワイモバイルは1,980円(ワイモバイルの方が30円安い)というわけです。

⇒現在はスマホプランは廃止され、スマホベーシックプランS(3GB)が2,680円が最低利用料金となっています。※最初の6か月間は1,980円

 

もちろん細かい部分で両者サービスの違い(メリット・デメリット)はありますが、『容量+かけ放題』という大枠での比較結果としては大いに参考になることでしょう。

 

公式サイトはこちら⇒ワイモバイル

ワイモバイルのかけ放題に関する口コミ・評判

ワイモバイルのかけ放題(通話し放題)まとめ

  • かけ放題が不要ならワイモバイル以外を推奨。
  • 10分かけ放題は他社格安SIMと比較的して割安感あり。
  • 時間制限なし・通話品質重視ならワイモバイルで決まり。

ワイモバイルはサブキャリアと呼ばれるだけあって、MMSメールや直営ショップ、LINEの年齢認証など、通常の格安SIMでは実現が困難なサービスが数多く利用できちゃうんです。まさに『スーパー誰とでも定額』(完全かけ放題)も、その中の一つといえるでしょう。

参考格安SIMでキャリアメール(MMS)を使う方法!

 

SNSやネットの口コミをみても、たくさん電話を使う格安SIMユーザーには『スーパー誰とでも定額』が通話品質とコスパの高さから圧倒的な人気を誇っていることが伺えます。

是非ともワイモバイルで、データ通信料と通話料を節約して、快適なスマホライフを満喫してくださいね。

 

公式サイトはこちら⇒ワイモバイル