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電動駆動式のフリップカメラの利点を存分に活かした高機能&高性能スマホZenfone 6。

とりわけ0°~180°回転するフリップカメラは、単にアウトカメラと同じ高性能カメラがインカメラとして超高画質自撮りが可能となるだけではない、大きなメリットが満載でした。

  • 高い画面占有率(約92%)
  • モーショントラッキング
  • オートパノラマ
  • フリーアングル撮影

・・・などなど。(個人的には被写体の動きに合わせてフリップカメラが自動的に動く様子に感動しました。)

またZenfone 6は高性能故の悩みにもフォーカスしたラインナップとなっています。それが3パターンの好みのメモリサイズ(RAM/ROM)の組合せから選べる点です。

  1. RAM:6GB/ROM:128GB
  2. RAM:8GB/ROM:256GB
  3. RAM:10GB/ROM:512GB※限定モデル

RAMは処理性能(並列処理)が向上する一方で消費電力が増えるため、電池持ちとのトレードオフになりがちです。またZenfne 6のようにトリプルスロット対応している場合はデュアルSIMと外付けmicroSDカードで2TBもの保存領域が確保できます。

そんな最先端を歩むZenfoneシリーズのハイエンドモデルであるZenfone 6について、実際に2019年8月20日に開催されたASUS新商品発表会『WISER TOGETHER~30 Years Together』へ参加して、実機を触ってきた感想や写真を交えて詳しくレビューしていきます。

ASUS新商品発表会『WISER TOGETHER~30 Years Together』(8/20)

Zenfone 6の基本スペックと特徴(RAM+ROM:6GB+128GB/8GB+256GB)

メーカー ASUS
CPU Qualcomm Snapdragon 855 SDM855 オクタコア
内蔵RAM 6GB/8GB/(12GB)
内蔵ROM 128GB/256GB/(512GB)
外部メモリ 最大2TB
フリップカメラ 4,800+1,300万画素(ダブルレンズ)
フロントカメラ フリップカメラ(イン/アウト兼用)
OS Android 9.0
無線LAN規格 IEEE 802.11 a/b/g/n/ac
バッテリー 5,000mAh
サイズ 6.4インチ
75.44mm
159.1mm
8.4-9.1mm
ディスプレイ IPS液晶
解像度 2,340×1,080
重量 190g
USB(I/F) USB Type-C
FDD-LTE B1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28/38/39/41/46
W-CDMA B1/2/3/4/5/6/8/19
GSM 850/900/1800/1900MHz
SIMカード nano(DSDV)
指紋認証 対応
NFC 対応
防塵防水
カラー ミッドナイトブラック
トワイライトシルバー
マットブラック※限定モデル

※メモリ(RAM/ROM)の組合せは3パターン:6GB/128GB、8GB/256GB、12GB/512GB(ZenFone 6 Edition 30 限定モデル)

 

Zenfoneシリーズといえば格安スマホ界を牽引してきた人気機種として有名ですが、最近はミドル~ハイスペックモデルまで様々なレンジで存在感が際立っています。

個人的なZenfoneシリーズの印象としては、Zenfone3/3 Laserで圧倒的なコスパから一世を風靡したあと、Zenfone 4/5でやや停滞したものの、ZenFone Max Pro M2で盛り返して、Zenfone 6で再び高いコスパでスマホ市場を席捲しそうな雰囲気をヒシヒシと感じました。

 

Zenfone 6は最新SoCのスナドラ855や6~12GBのRAMで高い処理性能が期待できるうえに、最大約35日間の連続待ち受けが可能な5,000mAhの大容量バッテリーはリバースチャージにも対応しているうえに、単なる性能向上だけで終わらない真新しさもあります。その最たる要素がフリップカメラといえるでしょう。

Zenfone6はフリップカメラで無駄の少ないディスプレイ(画面占有率:約92%)

通常のスマホだと、アウトカメラとインカメラを搭載しているため、少しでも大きくディスプレイ領域を確保するためには、どうしてもノッチ部分が必要になっていました。

ところがZenfone 6の場合はインカメラ使用時には、ボタンを押すだけで電動駆動式のフリップカメラが回転してスマホ上部にインカメラとして出現するため、カメラがディスプレイを邪魔しないため高い画面占有率(約92%)を達成しているのです。

つまり6.4インチの大画面かつコンパクトな本体サイズを実現している背景にはフリップカメラが欠かせない存在というわけですね。

ちなみにディスプレイには知名度の高いCorning Gorilla Glass 6を採用しており、高強度をディスプレイは実現しています。またフルHD+IPS液晶を搭載しており、 広色域DCI-P3比100%と高い色再現性で明るい日差しの中でも、リアルで鮮やかな色が楽しめます。

Zenfone6のフリップカメラだから世界最高峰と称される自撮り撮影

Zenfone 6は2019年6月時点におけるDxOMark Selfieのスコアで世界一を達成しています。

それもそのはず、Zenfone 6のフリップカメラはダブルレンズを採用しており、メインカメラにはSony IMX586センサーを搭載しており、ハイエンドな一眼レフカメラ並みの高解像度を実現しているのです。

対象 メインカメラ セカンドカメラ
画素数 4,800万画素 1,300万画素
特徴 センサーサイズ1/2インチ 125度の超広角レンズ
画素ピッチ0.8μm

別々にカメラを内蔵する必要がある従来のスマホとは異なり、回転式カメラでフロントとリアカメラで同じ高性能&高画質なメインカメラ+セカンドカメラが使えるZenfone 6には、自撮り撮影において大きなアドバンテージがあるといえるでしょう。

Zenfone6のフリップカメラの魅力(モーショントラッキング/オートパノラマなど)

正直いうと、私はZenfone 6を実際に手に取って使ってみるまでは、フリップカメラで実現できるようになったカメラの機能面に気付くことはできませんでした…

Zenfone 6のフリップカメラを活かした、代表的な一つの撮影モードのが『モーショントラッキング』です。

なんと画面上の被写体を指でチェック(押す)と、黄色い枠が出現して、そのあとは被写体をフリップカメラが自動で開閉しながら追従してくれるのです。

3軸電子式手ぶれ補正技術(EIS)を搭載しており、ブレの少ないシャープな動画を撮影することが可能となっています。

 

Zenfone 6のフリップカメラを活かした、おすすめの撮影モードが『オートパノラマ』です。

写真家の谷口巧氏によるZenfone 6を使ったパノラマ撮影の写真

従来のスマホにもパノラマ撮影できる機種はたくさんあるものの、自分で手を動かして撮影する場合は失敗することも少なくありません。

ところがZenfone 6のフリップカメラのようにカメラが自動で動いてくれる場合は、美しいパノラマ撮影が簡単に実現できるようになるのです。

スマホを縦に持ち変えれば、縦長な被写体に対してフリーアングル撮影も可能です。

Zenfone 6のレビュー・感想まとめ!おすすめのユーザーとは?

ASUS新商品発表会のプレゼンを聞いて、実際に実機を試し使いしてみた感想としては、なんといっても回転式の高いカメラ性能&機能に驚かされました。

特にモーショントラッキングは、自分の手を追従させて遊んでみましたが、一度フォーカスしてしまえば精度も良く、今までのスマホにはない面白い機能だなと感心しました。

当然ではありますが、あくまでも一方向にのみ駆動するので、縦または横にスマホを傾けて使用する必要はあります。(今後は左右上下にカメラが駆動して、トラッキングできると凄いだろうなと思いましたが、もはやスマホに求める機能ではないですね…)

フリップカメラで高性能なメインカメラがインカメラと兼用となっているため、SNSで自撮り写真をアップする昨今のニーズにもピッタリな機種だと感じました。

ただしZenfone 6は今までのZenfoneシリーズ(旧モデル)と同じように、防塵防水機能には未対応となっています。

スマホを使ってお風呂で動画や本を読んだり、水回りでの利用シーンが多い方にとっては不安な機種かもしれません。

「高い処理性能と高機能なカメラが利用できるけど水回りには弱い欠点がある分、ハイスペックなスマホが割安価格で手に入る良コスパ機」

そんな機種といえるんじゃないでしょうか。

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