APNという言葉自体、楽天モバイルなど格安SIMを初めて利用する方にとっては、初めて聞く単語ではないでしょうか?

 

海外でプリペイドSIMを購入してデータ通信を行ったり、格安SIMで契約したSIMカードを使ったりする場合、スマホ端末の画面上でAPN情報を作成・選択するネットワーク設定が必要になるケースがあるんです。しかもiPhone(iOS)とAndroidでやり方が異なり、別途Wi-Fi環境が必要な場合も…

 

そんなネットワーク設定(APN)の基本情報から詳しい設定手順や注意点、楽天モバイルのAPN情報がプリセットされているスマホを利用して、APN設定を簡単に終わらせる方法について解説していきます。

そもそも楽天モバイルなどの格安SIMを使う際に必要となるAPN設定とは?

APN(Access Point Name)とはアクセス・ポイント・ネームの略称です。ただしauではCDMA2000という通信規格を利用しているため、auブランドのスマホの設定画面だとAPNをCPA(Cdma Packet Access)と表示されるケースがあります。

 

ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアを一言でいうと『移動体通信業者(MNO)』と呼ばれています。一方で格安SIMサービスを展開する事業者を『仮想移動体通信事業者(MVNO)』と呼びます。

 

どちらも携帯電話事業を行っていますが、みなさんがよくご存じの大手キャリア(MNO)と格安SIM(MVNO)はいったい何が違うのでしょうか?

 

それは

  • 大手キャリア⇒通信設備を自社で持っている
  • 格安SIM⇒通信設備を他社から借りている

という違いです。

 

携帯電話サービスを行うには電波を送受信するための通信設備が必要になりますが、非常に莫大なコストが掛かかります。そこでMVNOはMNOから通信設備を安く借りたり、運営コストを安く抑えたりすることで格安の携帯電話サービスを提供しているのです。

 

 

大手キャリアの通信設備を借りているとはいえ、インターネットへ接続するためにはMVNO独自の通信設備(ゲートウェイ)を経由する必要があります。このMVNO独自の通信設備を利用するためのネットワーク設定がAPN(CPA)設定なのです。

楽天モバイルで必要なAndroidのAPN(CPA)設定の詳細な手順

楽天モバイルの場合は『申込種別』によってAPN設定する内容が異なるので、間違えないように気を付けましょう。※申込種別はSIMカード台紙またはメンバーズステーション内の『ご契約者さま情報』から確認

  1. まず、スマホの『設定』アイコンを押します。
  2. 設定画面の『モバイルネットワーク』を押して、『モバイルデータ通信』に☑して、『高度な設定』⇒『APN設定』の順に押していきます。
  3. 楽天モバイルのネットワーク情報を入力して保存します。
  4. 『APN接続』または『設定を有効にする』に☑します。

申込種別006または007の方:

ネットワーク名 任意の名前例)rmobile
APN rmobile.jp
ユーザー名 rm
パスワード 0000
認証タイプ PAPまたはCHAP

申込種別008または009の方:

ネットワーク名 任意の名前例)rmobile
APN rmobile.co
ユーザー名 rm
パスワード 0000
認証タイプ PAPまたはCHAP

申込種別010または011の方:

ネットワーク名 任意の名前例)rmobile
APN a.rmobile.jp
ユーザー名 rakuten@vdm
パスワード 0000
認証タイプ PAPまたはCHAP

※必要に応じて以下も設定

申込種別 006~009 010/011
接続方法(PDP Type) IP接続
MCC 440
MNC 10 51

なお、上の手順は2018年11月14日時点でのAndroidのネットワーク(APN)設定です。※端末によってAPN設定の項目名が若干異なるケースあり

 

現時点での最新情報(詳細手順)は事前にしっかりと公式サイトで確認しておきましょう。

 

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

楽天モバイルで必要なiPhone(iOS)のAPN(プロファイル)設定の詳細な手順

iPhoneのネットワーク設定はAndroidのAPN設定とは異なってプロファイルをインストールするため、別途Wi-Fi環境が必要になる点に注意が必要です。

楽天モバイルの場合は『申込種別』によってインストールするプロファイルが異なるので、間違えないように気を付けましょう。※申込種別はSIMカード台紙またはメンバーズステーション内の『ご契約者さま情報』から確認

APNが「楽天モバイル(rmobile.jp)」の方(申込種別006または007)
プロファイルURL:
https://mobile.rakuten.co.jp/support/apn_setting/B_voice.mobileconfig
APNが「楽天モバイル(rmobile.co)」(申込種別008または009)
プロファイルURL:
https://mobile.rakuten.co.jp/support/apn_setting/C_voice.mobileconfig
APNが「楽天モバイル(a.rmobile.jp)」(申込種別010または011)
プロファイルURL:
https://mobile.rakuten.co.jp/support/apn_setting/au_voice.mobileconfig

引用元:公式サイト(楽天モバイル)

  1. まず、Safariで申込種別に対応したプロファイルURLへアクセスします。
  2. プロファイルのインストール画面が開くので、『インストール』を押します。
  3. パスコードを入力して警告画面を確認し、『インストール』を押します。
  4. インストールが終わったら『完了』を押します。

 

なお大手キャリアで利用していたiPhoneの場合は、登録されているプロファイルを別途削除する必要があります。

  1. 『設定』⇒『一般』⇒『プロファイル』の順に進みます。
  2. 『プロファイルを削除』を押してパスコードを入力します。
  3. 『削除』ボタンを押します。

 

設定したのに回線がつながらない場合は『音声通話とデータ』または『データ通信』にチェックが入っていることを確認します。

  1. 『設定』⇒『モバイルデータ通信』⇒『通信のオプション』⇒『4Gをオンにする』の順に進みます。
  2. VoLTEを有効にする場合は『音声通話とデータ』、無効にする場合は『データ通信』を選択します。

 

それでもダメな場合は『端末の再起動』と『機内モードON / OFF』を試してみましょう。

 

上で紹介している手順は2018年11月14日時点でのiPhoneのネットワーク設定です。現時点での最新情報や詳細手順は、事前にしっかりと公式サイトで確認しておきましょう。

 

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

面倒な楽天モバイルのAPN(CPA)設定を省略する方法とは?

格安SIMサービスを提供している多くのMVNOがSIMカードの契約とスマホをセットで販売しています。

楽天モバイルもセット端末を販売していて、これら機種には自分で作成・入力しなくても楽天モバイルのAPN情報がプリセットされており、楽天モバイル回線が利用できるようになっているんです。

 

しかも楽天モバイルのセット端末は良機種揃いで、公式に動作確認も取れているため、安心して利用できるメリットがあります。

 

そんな楽天モバイルのセット端末の中でも、特におすすめの機種をピックアップして紹介しておきます。

参考楽天モバイルでおすすめのセット端末

 

楽天モバイルの場合は大特価セールを頻繁に行っているので、APN設定以外にもセット端末を利用するメリットが満載なのです。

参考楽天モバイルの最新キャンペーン情報

worrier

APN設定ってなんだか面倒そうだな~…

worrier

できるか不安(失敗したら嫌)だな~…

という方はセット端末を利用するのも一つの手ですね。

楽天モバイルのネットワーク(APN・CPA)設定のまとめ

APN設定自体は慣れてしまえば大したことはありません。

 

しかし数年に一度の機種変更のために機種毎に必要な設定手順や、プロファイルのインストール作業を調べるのも面倒ですよね。

しかもプロファイルのダウンロードには、別途Wi-Fi環境が必要になります。

 

そんな手間を省きたい方は是非ともセット端末を活用して、面倒なAPN(CPA)設定作業を省略して楽天モバイルで快適な格安SIMライフをご堪能ください。

 

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル