格安SIMで大人気のUQモバイルと楽天モバイル。

 

どちらも魅力的なサービスを展開しており、選ぶのが難しいとお悩みの方も多いのではないでしょうか?

 

楽天モバイルは完全かけ放題スマホが格安で手に入るセールを頻繁に行っており、楽天スーパーポイントが貯まる・使える点が大きな魅力です。

⇒2018年2月28日(水)23:59をもって完全かけ放題サービスを終了

 

一方、UQモバイルはauのサブブランドという立場を利用した、高速で安定した通信速度キャリアメール(MMS)が使えて、定期契約(2年縛り)なしプランが選択できる点に大きな魅力があります。

 

そんな両格安SIMの月額料金や通信速度、サービス内容に対して比較して「どんな使い方ならどっちがオススメなのか?」が分かるように詳しく解説していきます。

UQモバイルの特徴

料金プラン(その他) 容量  月額料金
データ高速プラン 3GB 1,078円
データ高速+音声通話プラン 1,848円
データ無制限プラン 無制限 2,178円
データ無制限+音声通話プラン 2,948円
ぴったり・おしゃべりプラン 容量 月額料金
プランS 2GB 2,178円
プランM 6GB 3,278円
プランL 14GB 5,478円

※ぴったり・おしゃべりプラン:新規受付は2019年9月30日まで

2019年10月1日からは契約期間の縛りなし&解除料なしの新料金プラン(スマホプランS/M/L)でサービス提供開始。※スマホプランでは10分かけ放題が月額700円、月間60分の通話パック(通話定額)が月額500円で、通話オプションとして選択可能に!

スマホプラン 容量 月額料金
S 3GB 2,178
M 9GB 3,278
L 14GB 5,478円
R 10GB 3,278円

※スマホプランM/L:新規受付は2020年5月31日まで(2020年6月1日からは新料金プラン(スマホプランR)のサービス提供を開始)

※スマホプランS/R:新規受付は2021年1月31日まで

2021年2月1日からは新料金プラン(くりこしプランS/M/L)のサービス提供を開始。

 

UQモバイルというと、よく耳にするのが「通信品質が良くて通信速度が安定して速い」という内容。auのサブブランドだけあって、純粋な格安SIMとは比較にならないスピードが出ます。

 

そんな通信品質・通信速度を武器に

  • 『家電批評』格安SIM部門

ベスト・バイ・オブ・ザ・イヤー2016受賞辛口批評誌に選ばれる程の人気ぶりです。

 

一方で格安SIMと比較した場合、月額基本料金だけで比較すると割高感があります。

 

しかし大手並みの高速な通信速度でスマホ代と月額基本料金をトータルコストで安くしたいなら「UQモバイルを選べば間違いなし」といえるくらい一押しの格安SIMです。

 

公式サイトはこちら⇒UQモバイル

楽天モバイルの特徴

もともと楽天モバイルには、月間データ通信容量と通話オプションを好きな組み合わせで契約できる月額料金プランと、10分かけ放題と1Mbps使い放題がセットになったプラン『スーパーホーダイ』がありました。

データSIM 通話SIM
SMS機能 あり なし
ベーシックプラン 710円 578円 ベーシックプラン 1,375円
3.1GBプラン 1,122円 990円 3.1GBプラン 1,760円
5GBプラン 1,727円 1,595円 5GBプラン 2,365円
10GBプラン 2,618円 2,486円 10GBプラン 3,256円
20GBプラン 4,587円 4,455円 20GBプラン 5,225円
30GBプラン 6,072円 5,995円 30GBプラン 6,765円

※税込み価格

MVNO時代から楽天モバイルはとても評判が高く、大手キャリアから乗り換える利用者が続々と増えており、後を絶ちません。

 

2017年3月格安SIMサービスの利用動向調査では『メインで利用している格安SIMサービス』でシェアNo.1を獲得しています。

この結果の大きな原動力となっているのが、楽天モバイルが音声通話を安くするオプションや直営ショップでの対面サービスといった、格安SIMの弱点を積極的になくしてきた立役者であることが挙げられます。

 

さらに2020年4月8日からは楽天自社回線(MNO)を用いた正式プラン(Rakuten UN-LIMITプラン)のサービス提供を開始!

Rakuten UN-LIMIT V(通話SIM)
1GBまで 0円
3GBまで 980円(税込1,078円)
20GBまで 1,980円(税込2,178円)
無制限 2,980円(税込3,278円)

なんと楽天回線エリアなら大手キャリア同等の高速な通信速度でデータ使い放題+国内通話かけ放題がたったの2,980円(税込3,278円)という格安料金で使えちゃうのです。※さらに1GB未満なら驚異の0円!

今後の通信エリアの拡大次第では、固定回線やWiFiサービスの節約まで可能となる画期的な格安SIMといえるでしょう。

 

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

楽天モバイルがおすすめなユーザーとは?

月額料金を少しでも安くしたい

データ通信専用プランを比較

データ容量 楽天モバイル UQモバイル
3GB 900円 980円
5GB 1,450円
10GB 2,260円
20GB 4,050円
30GB 5,450円

※安い方をで記載

音声通話機能付きプランを比較

データ容量 楽天モバイル UQモバイル
ぴったり データ高速
2GB(1GB) 1,980円
3GB 1,600円 1,680円
5GB 2,150円  –
6GB(3GB) 2,980円
10GB 2,960円
14GB(7GB) 4,980円
20GB 4,750円
30GB 6,150円

※安い方をで記載

 

同じ条件で比較できるデータ容量は3GBのみですが、月額料金は楽天モバイルの方が月々80円安くなっています。

 

UQモバイルのぴったり/おしゃべりプランは、はじめから無料通話オプションがセットになっており、スマトク割およびイチキュッパ割が適用されたお値段です。

 

スマトク割(1,000円割引)の適用条件は

  • 課金開始月から起算して25ケ月間
  • auおよびau系格安SIMからのMNP転入以外

イチキュッパ割(1,000円割引)の適用条件は

  • 利用開始月から13ヶ月間

となっています。

2017年3月1日以降にau(au系のMVNO含む)からMNPでご契約されたお客様は、キャンペーンとして「スマトク割」を適用するとともに、「データ増量キャンペーン」の対象となります。なお、キャンペーン終了時期については、別途ホームページでお知らせいたします。

引用元:公式サイト(UQモバイル)

今だけ(期間限定)auからのMNP(番号移行)もスマホプラン割引が適用されます!この機会をお見逃しなく

参考auからUQモバイルへ乗り換える方法

 

つまり1年後にイチキュッパ割が切れて、月額料金が1,000円加算され、2年後にはスマトク割が切れてさらに月額料金が1,000円加算されます。

 

ただし26ヶ月以上継続利用で新たに『長期間利用割引』で1,000円割引されるので、実質増える月額料金は1,000円です。

 

さらにスマトク割が切れると、月々に利用できるデータ容量も2GB⇒1GBに、6GB⇒3GB、14GB⇒7GBへ半減されてしまうことからも、使用歴が長くなるほどコスパが悪くなるシステムです。

 

26カ月目以降に6GB⇒3GBへ半減したUQモバイルのおしゃべりプランと、楽天モバイルの3GBに5分かけ放題を加えて条件を合わせて料金比較をした場合、

  • 楽天モバイル:2,450円(1,600円+850円)
  • UQモバイル:3,980円

月額料金の差額は1,530円になり、大手キャリアほどではありませんが割高になってしまうため、長期的にみた場合は楽天モバイルの方が安くておすすめです。

 

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

格安スマホへお得に乗り換えたい

 

2017年7月22日現在、UQモバイルがセット販売しているスマホは18種類です。

  1. DIGNO V
  2. HUAWEI P10 lite
  3. AQUOS L2
  4. HUAWEI nova
  5. DIGNO W
  6. BLADE V770
  7. DIGNO Phone
  8. Zenfone 3 Ultra
  9. HUAWEI P9 PREMIUM
  10. Alcatel IDOL 4
  11. AQUOS L
  12. Alcatel SHINE LITE
  13. Zenfone 3 Deluxe
  14. Zenfone 3
  15. LG X screen
  16. arrows M03
  17. iPhone SE
  18. iPhone 5s

 

一方、楽天モバイルがセット販売しているスマホも19種類で、ほぼ同数です。

  1. arrows M04
  2. HUAWEI P10 lite
  3. HUAWEI P10
  4. HUAWEI P10 Plus
  5. HUAWEI nova lite
  6. Zenfone 3 Max
  7. HUAWEI Mate 9
  8. honor 8
  9. AQUOS SH-M04
  10. Zenfone 3
  11. arrows M03
  12. AQUOS mini SH-M03
  13. ZTE BLADE E01
  14. HUAWEI P9 lite
  15. Zenfone Go
  16. AQUOS SH-RM02
  17. Zenfone 3 Laser
  18. ZTE AXON 7
  19. Zenfone Max

 

両者が扱っている4種類のスマホの料金を比較した結果がこちらの表になります。(2017年7月22日時点)

機種 UQモバイル 楽天モバイル
HUAWEI P10 lite 108円 32,379円
HUAWEI P9 lite (PREMIUM) 108円 13,392円
Zenfone 3 32,184円 27,864円
arrows M03 31,104円 10,692円

※安い方をで記載

 

どちらのセット端末も非常にお得ですが、実質ゼロ円で提供しているいくつかの機種はUQモバイルの方が圧倒的に安くそれ以外の機種は楽天モバイルの方が安い傾向にあります。

 

というのも楽天モバイルは頻繁にセールを行っており、ほぼ毎月のように割引されているのです。

参考【期間限定:2017/7/13〜8/17】夏トクキャンペーン

参考【期間限定:2017/6/8〜7/13】ウキウキ特価キャンペーン

参考【期間限定:2017/5/11〜6/8】初夏の大特価キャンペーン

・・・などなど。

楽天モバイルの最新キャンペーンはこちら

 

UQモバイルで安く購入するためにはぴったりプランかおしゃべりプランを契約してUQ購入サポートを適用しなければならない点に注意が必要です。

 

たとえば、UQ購入サポートを申し込まずにHUAWEI P10 liteを一括購入した場合、

  • UQモバイル:33,804
  • 楽天モバイル:32,378円

楽天モバイルの方が安くなるため、データ通信専用プランや一括購入したい場合は楽天モバイルの方がおすすめになります。

 

「どうしてもUQモバイルが提供している実質ゼロ円の機種が欲しい」ということがなければ、楽天モバイルのセールを使ってお得にスマホをゲットする方が良いでしょう。

 

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

楽天市場をよく利用する

 

そしてなんといっても楽天モバイルは大手通販ショップの楽天市場を運営している楽天グループであることが大きな強みです。

 

普段から楽天で買い物をして、ポイントを貯めたり使ったりして生活費を節約している方も多いのではないでしょうか?

 

もちろん楽天モバイルなら楽天スーパーポイントを使ったり貯めたりすることができちゃうんです。

 

しかも音声通話付きSIMの契約ならポイントが+1倍の特典付き。

 

もちろん、楽天モバイルへの乗り換えをきっかけに楽天カードを利用して生活費全般を節約するのも良いでしょう。

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公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

UQモバイルがおすすめなユーザーとは?

高速で安定した通信速度を重視

 

UQモバイルはau回線を、楽天モバイルはドコモ回線を利用できます。

 

大手キャリアと同じLTE回線を利用するため、最大通信速度はドコモ回線の場合はXi(クロッシィ)相当(受信最大225Mbps、送信最大50Mbps)、au回線の場合は4G LTE相当(受信最大225Mbps、送信最大25Mbps)です。

 

多くの格安SIMがドコモ回線を利用してサービスを展開しているため、比較的au回線を利用した格安SIMの方が混雑せず、通信速度が速い傾向があります。

参考通信速度が速い格安SIM

 

中でもUQモバイルはauのサブブランドということもあり、楽天モバイルや他の格安SIMと比較して全時間帯で通信速度が安定して速いと有名で人気があります。

 

公式サイトはこちら⇒UQモバイル

キャリアメール(MMS)が使いたい

 

大手キャリアでは当たり前に使えていたEメールとかキャリアメールと呼ばれている携帯やスマホで使えるMMSのメールサービス。

  • ~@docomo.ne.jp
  • ~@ezweb.ne.jp
  • ~@softbank.ne.jp

基本的に携帯電話本体にしかメールが残らない仕様で匿名性も低いため、セキュリティ面と信頼度が高いため、登録制サービスによっては入力が必要な場合もあって意外と重要。

 

またキャリアメールへGmailなどのフリーメールを送信すると迷惑メールフィルタ機能でブロックされてしまうことも…

 

残念ながら楽天モバイルに限らず、ほとんどの格安SIMでMMSを利用することができません。

参考MMSメールが使える格安SIM

 

楽天モバイルは『~@rakuten.jp』のメールアドレスが利用できますがMMSではありません。

 

そんな中、大手キャリアauのサブブランドであるUQモバイルなら有料オプションではありますが、キャリアメールと同じMMSメール『〜@yahoo.ne.jp』が使えるのです。

 

公式サイトはこちら⇒UQモバイル

電話を頻繁にかける

 

音声通話料金の割引オプションとして楽天モバイルには、

  • 5分かけ放題オプション:月額850円※5分以降10円/30秒
  • かけ放題オプション:月額2,380円

※2018年2月28日(水)23:59をもってサービスを終了

UQモバイルには、

  • おしゃべりプラン:5分以内の国内通話がなんどでも無料
  • ぴったりプラン:最大60~180分の無料通話付き

があります。

 

一回あたり5分以内の電話であれば、どちらも『5分かけ放題』が利用できます。

 

上の例『月額料金を少しでも安くしたい』で説明の通り、最初はUQモバイルの方が割安感があります。

公式サイトはこちら⇒UQモバイル

 

ただし一回あたり5分を超える電話を頻繁にかける場合は、時間制限なしの完全かけ放題がある楽天モバイルの方が圧倒的に安くなります。

UQモバイルに限らず、たくさん電話する方は大手キャリアの時より高くなってしまう可能性もありますが、楽天モバイルなら安心です。

まとめ

 

楽天モバイルは完全かけ放題や月額料金だけでなく、スマホが安く手に入ったり、楽天スーパーポイントが貯まる・使える点が大きな魅力の格安SIMです。

⇒2018年2月28日(水)23:59をもって完全かけ放題サービスを終了

 

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

 

一方、UQモバイルはauのサブブランドという立場を利用した、高速で安定した通信速度とキャリアメール(MMS)が使える点が大きな魅力です。

 

公式サイトはこちら⇒UQモバイル

 

是非とも両サービスの特徴をしっかりと踏まえて、自分の使い方にマッチした最高の格安SIMをゲットしてください。

 

なお乗り換えを検討の方はこちらもご参考にしてみてください。

参考楽天モバイルからUQモバイルへMNPする方法

参考UQモバイルから楽天モバイルへMNPする方法