格安SIMで大人気の楽天モバイルとLINEモバイル。
どちらも魅力的なサービスを展開しており、選ぶのが難しいとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
楽天モバイルは完全かけ放題やスマホが格安で手に入るセールを頻繁に行っており、楽天スーパーポイントが貯まる・使える点が大きな魅力です。
⇒2018年2月28日(水)23:59をもって完全かけ放題サービスを終了
一方、LINEモバイルはLINEアプリの年齢認証機能が制限なく利用できたり、SNSをどれだけ使ってもデータ容量が消費されないカウントフリーサービスが大きな魅力です。
そんな両格安SIMの月額料金や通信速度、サービス内容に対して比較して「どんな使い方ならどっちがオススメなのか?」が分かるように詳しく解説していきます。
LINEモバイルの特徴
LINEモバイルは各種データフリーとセットになった料金プラン(旧プラン)をサービス提供していました。※2020年2月18日(火)22:00で申込受付を終了
LINEフリープラン | ||
---|---|---|
サービスタイプ | 容量 | 月額料金 |
データ | 1GB | 500円 |
データ+SMS | 620円 | |
音声通話 | 1,200円 |
コミュニケーションフリープラン | ||
---|---|---|
容量 | 月額料金 | |
データSIM | 音声通話SIM | |
3GB | 1,110円 | 1,690円 |
5GB | 1,640円 | 2,200円 |
7GB | 2,300円 | 2,880円 |
10GB | 2,640円 | 3,220円 |
MUSIC+プラン | ||
---|---|---|
容量 | 月額料金 | |
データSIM | 音声通話SIM | |
3GB | 1,810円 | 2,390円 |
5GB | 2,140円 | 2,720円 |
7GB | 2,700円 | 3,280円 |
10GB | 2,940円 | 3,520円 |
その後、2020年2月19日からの新料金プランでは、ベーシックプランとデータフリーオプションが分離・選択できる形式になっています。※月額料金やデータフリー対象サービスの変更あり
サービスタイプ | データ容量 | ベーシックプラン | ||
---|---|---|---|---|
+LINEデータフリー | +SNSデータフリー | +SNS音楽データフリー | ||
(基本料+0円) | (基本料+280円) | (基本料+480円) | ||
音声通話SIM | 500MB | 1100円 | – | – |
3GB | 1480円 | 1760円 | 1960円 | |
6GB | 2200円 | 2200円 | 2200円 | |
12GB | 3200円 | 3200円 | 3200円 | |
データSIM | 500MB | 600円 | 600円 | 600円 |
3GB | 980円 | 980円 | 980円 | |
6GB | 1700円 | 1700円 | 1700円 | |
12GB | 2700円 | 2700円 | 2700円 |
※LINEデータフリーは月額料金0円
LINEアプリを筆頭に人気SNSの利用でデータ通信容量を消費しない『カウントフリーサービス』が最大の特徴です。
SNSを利用している日本の人口は8割を超えるといわれており、
- 1位:LINE
- 2位:Twitter
- 3位:Facebook
- 4位:Instagram
の順にユーザーが多いとされています。
コミュニケーションフリープランでは、これらすべてのSNSが高速データ通信の使用容量としてカウントされないで利用できる、自社サービスを存分に活かした画期的なサービスが大人気の秘訣です。
そして実際にLINEモバイルを利用しているユーザーは3割ものデータ消費量の削減(カウントフリー)に成功しているんです。
他の格安SIMでは利用できないLINEの年齢認証機能が使える点やユーザー間でパケットを送りあえる点など、スマホをLINEメインで使っている方にとっては他に選択肢がない究極の格安SIMサービスといえるでしょう。
公式サイトはこちら⇒LINEMO
楽天モバイルの特徴
もともと楽天モバイルには、月間データ通信容量と通話オプションを好きな組み合わせで契約できる月額料金プランと、10分かけ放題と1Mbps使い放題がセットになったプラン『スーパーホーダイ』がありました。
データSIM | 通話SIM | |||
---|---|---|---|---|
SMS機能 | あり | なし | ||
ベーシックプラン | 710円 | 578円 | ベーシックプラン | 1,375円 |
3.1GBプラン | 1,122円 | 990円 | 3.1GBプラン | 1,760円 |
5GBプラン | 1,727円 | 1,595円 | 5GBプラン | 2,365円 |
10GBプラン | 2,618円 | 2,486円 | 10GBプラン | 3,256円 |
20GBプラン | 4,587円 | 4,455円 | 20GBプラン | 5,225円 |
30GBプラン | 6,072円 | 5,995円 | 30GBプラン | 6,765円 |
※税込み価格
MVNO時代から楽天モバイルはとても評判が高く、大手キャリアから乗り換える利用者が続々と増えており、後を絶ちません。
2017年3月格安SIMサービスの利用動向調査では『メインで利用している格安SIMサービス』でシェアNo.1を獲得しています。
この結果の大きな原動力となっているのが、楽天モバイルが音声通話を安くするオプションや直営ショップでの対面サービスといった、格安SIMの弱点を積極的になくしてきた立役者であることが挙げられます。
さらに2020年4月8日からは楽天自社回線(MNO)を用いた正式プラン(Rakuten UN-LIMITプラン)のサービス提供を開始!
Rakuten UN-LIMIT V(通話SIM) | |
---|---|
1GBまで | 0円 |
3GBまで | 980円(税込1,078円) |
20GBまで | 1,980円(税込2,178円) |
無制限 | 2,980円(税込3,278円) |
なんと楽天回線エリアなら大手キャリア同等の高速な通信速度でデータ使い放題+国内通話かけ放題がたったの2,980円(税込3,278円)という格安料金で使えちゃうのです。※さらに1GB未満なら驚異の0円!
今後の通信エリアの拡大次第では、固定回線やWiFiサービスの節約まで可能となる画期的な格安SIMといえるでしょう。
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
楽天モバイルがおすすめなユーザーとは?
月額料金を少しでも安くしたい
データ通信専用プランを比較
データ容量 | 楽天モバイル | LINEモバイル |
---|---|---|
1GB | – | 500円 |
3GB | 900円 | 1,100円~ |
5GB | 1,450円 | 1,640円~ |
7GB | – | 2,300円~ |
10GB | 2,260円 | 2,640円~ |
20GB | 4,050円 | – |
30GB | 5,450円 |
※安い方を青で記載
音声通話機能付きプランを比較
データ容量 | 楽天モバイル | LINEモバイル |
---|---|---|
1GB | – | 1,200円 |
3GB | 1,600円 | 1,690円~ |
5GB | 2,150円 | 2,200円~ |
7GB | – | 2,880円~ |
10GB | 2,960円 | 3,220円~ |
20GB | 4,750円 | – |
30GB | 6,150円 |
※安い方を青で記載
全体的に楽天モバイルの方が月額料金を安く抑えることができるのでオススメです。
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
ただし1GBの小容量プランや、LINE、SNSがデータ消費量としてカウントされない利点を有効活用できれば、LINEモバイルの方がお得になることも。
たとえば通常は月々のデータ使用量が5GBの方がLINEやTwitter、Facebook、Instagramなど、SNSがカウントフリーになったことで月々3GBにデータ容量を節約できたら、月に500円もLINEモバイルの方がお得になります。
公式サイトはこちら⇒LINEMO
普段スマホでSNSをメインで使っているならLINEモバイル、スマホゲームや動画、WEBサイトの閲覧など様々な用途で利用しているなら楽天モバイルを選ぶと良いでしょう。
楽天市場をよく利用する
そしてなんといっても楽天モバイルは大手通販ショップの楽天市場を運営している楽天グループであることが大きな強みです。
普段から楽天で買い物をして、ポイントを貯めたり使ったりして生活費を節約している方も多いのではないでしょうか?
もちろん楽天モバイルなら楽天スーパーポイントを使ったり貯めたりすることができちゃうんです。
しかも音声通話付きSIMの契約ならポイントが+1倍の特典付き。
もちろん、楽天モバイルへの乗り換えをきっかけに楽天カードを利用して生活費全般を節約するのも良いでしょう。
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「楽天カードでポイント生活はじめよう!」
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
格安スマホへお得に乗り換えたい
2017年7月26日現在、LINEモバイルがセット販売しているスマホは9種類です。
- arrows M04
- GRAND X LTE
- HUAWEI P10
- VAIO Phone A
- HUAWEI nova lite
- HUAWEI MediaPad T2 7.0 Pro
- arrows M03
- Zenfone 3
- Blade E01
一方、楽天モバイルがセット販売しているスマホはなんと19種類(2倍以上)です。
- arrows M04
- HUAWEI P10 lite
- HUAWEI P10
- HUAWEI P10 Plus
- HUAWEI nova lite
- Zenfone 3 Max
- HUAWEI Mate 9
- honor 8
- AQUOS SH-M04
- Zenfone 3
- arrows M03
- AQUOS mini SH-M03
- ZTE BLADE E01
- HUAWEI P9 lite
- Zenfone Go
- AQUOS SH-RM02
- Zenfone 3 Laser
- ZTE AXON 7
- Zenfone Max
両者が扱っている6種類のスマホの料金を比較した結果がこちらの表になります。(2017年7月26日時点)
機種 | LINEモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|
arrows M04 | 32,800円 | 34,800円 |
HUAWEI P10 | 65,800円 | 63,800円 |
HUAWEI nova lite | 19,900円 | 21,800円 |
Zenfone 3 | 35,800円 | 25,800円 |
arrows M03 | 27,800円 | 99,00円 |
ZTE BLADE E01 | 13,800円 | 980円 |
※安い方を青で記載
6機種中4機種で楽天モバイルの方が安い結果となっています。
というのも楽天モバイルは頻繁にセールを行っており、ほぼ毎月のように割引されているのです。
参考【期間限定:2017/7/13〜8/17】夏トクキャンペーン
参考【期間限定:2017/6/8〜7/13】ウキウキ特価キャンペーン
参考【期間限定:2017/5/11〜6/8】初夏の大特価キャンペーン
・・・などなど。
「どうしても最新機種が欲しい」ということがなければ、少し待てばすぐに安くなるので、楽天モバイルのセールを使ってお得にスマホを手に入れる方法がおすすめです。
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
LINEモバイルがおすすめなユーザーとは?
高速で安定した通信速度を重視
楽天モバイルとLINEモバイルはどちらもドコモ回線を利用しています。
大手キャリアと同じLTE回線を利用するため、最大通信速度はドコモ回線の場合はXi(クロッシィ)相当(受信最大225Mbps、送信最大50Mbps)です。
通信エリアも同じなので繋がりやすいです。
とはいえ回線を借りている以上、契約している帯域とユーザー数のバランスで混雑してしまう時間帯が発生するなど、通信品質のバラつきが大きい特徴があります。
LINEモバイルは比較的新しい格安SIMということもあり、ドコモ回線を利用する格安SIMの中では通信速度が速く、評判や口コミが良好です。
LINEモバイルの良い点
・通信速度が他の格安SIMと比べて速い(具体的に言うと昼間と夜間でムラがほとんど無い)
・端末保証がつけられる!(オプションです)
・意外と気に入っているのが、追加料金無しでデータ通信量の繰り越しが可能!
まだまだあるけど文字数が…
#LINEモバイル— sun (@golden_sun_3) 2017年7月21日
一方、楽天モバイルの通信速度に対する評判や口コミはあまりよくありません。
しかし楽天モバイルの3日間の通信量での速度制限はほんとクソだな。3日間で540MBなんて出張行ってればあっという間やわ
— ひ でっぷ (@hideponm) 2017年1月11日
というのも、2016年10月以前は非常に厳しい通信速度規制(直近3日間制限)を行っていたからです。
2016年10月以前の速度制限 | |
---|---|
データ容量プラン | 直近3日間制限 |
3.1GB | 540MB |
5GB | 1GB |
10GB | 1.7GB |
LINEモバイルに直近3日間制限はありません。
2017年3月からは楽天モバイルの全プランで速度規制を撤廃していますが、こうした背景もあって、通信速度に関する口コミや評判はLINEモバイルの方が高いのでおすすめです。
公式サイトはこちら⇒LINEMO
電話を頻繁にかける
楽天モバイルもLINEモバイルも格安SIMの弱点と言われてきた電話料金が節約できるオプションを用意しています。
音声通話料金の割引オプションとして楽天モバイルには、
- 5分かけ放題オプション:月額850円※5分以降10円/30秒
かけ放題オプション:月額2,380円
※2018年2月28日(水)23:59をもってサービスを終了
LINEモバイルには、
- 10分かけ放題オプション:月額880円※10分以降10円/30秒
があります。
MMD研究所によれば1日の通話時間は66.1%の方が月に5分未満と回答しています。
「1分未満」が32.5%と最も多く、次いで「1分以上3分未満」が20.6%、「3分以上5分未満」が13.0%
引用元:MMD研究所
つまりほとんどのケースで、楽天モバイルの5分かけ放題オプションで問題ありませんが、LINEモバイルなら+30円で2倍の10分かけ放題が利用できるのでお得です。
公式サイトはこちら⇒LINEMO
ただし一回あたり5分を超える電話を頻繁にかける場合は、時間制限なしの完全かけ放題がある楽天モバイルの方が圧倒的に安くなります。
LINEモバイルに限らず、たくさん電話する方は大手キャリアの時より高くなってしまう可能性もありますが、楽天モバイルなら安心です。
LINEアプリの年齢認証を使いたい
大手キャリアから格安SIMへ乗り換える際に意外と問題となるのがLINEの年齢認証機能です。
すでに連絡先として登録している知り合いはともかく、これからLINEで連絡を取り合いたい相手に対して『友だち追加』機能の中の、『ID/電話番号』検索が利用できなくなります。
もちろん『QRコード』機能を使って自分のIDをメールしてもらったり、相手に送ってもらってQRコードリーダーで読み込むことで友達追加することもできますが、メールアドレスなどLINE以外の連絡手段が必要になるし、そもそも面倒ですよね。
子供や学生など年齢認証機能がない方が安全だから良いという側面も確かにありますが、単純な機能制限の有無でいえば機能があるに越したことはないでしょう。
純粋な格安SIMの中では、唯一LINEモバイルだけが格安SIMで年齢認証機能が制限されることなく利用できます。
公式サイトはこちら⇒LINEMO
まとめ
楽天モバイルは完全かけ放題や月額料金だけでなく、スマホが安く手に入ったり、楽天スーパーポイントが貯まる・使える点が大きな魅力の格安SIMです。
⇒2018年2月28日(水)23:59をもって完全かけ放題サービスを終了
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
一方、LINEモバイルはLINEアプリの年齢認証機能が制限なく利用できたり、SNS(LINE、Twitter、Facebook、Instagram)をどれだけ使ってもデータ容量が消費されないカウントフリーサービスが大きな魅力です。
公式サイトはこちら⇒LINEMO
是非とも両サービスの特徴をしっかりと踏まえて、自分の使い方にマッチした最高の格安SIMをゲットしてください。
なお乗り換えを検討の方はこちらもご参考にしてみてください。