楽天モバイルはドコモやauの回線を使い、MVNOとしてモバイルサービスを提供していました。

ところが2020年4月8日からは自前の基地局を使ったMNOプラン(Rakuten UN-LIMIT)を開始しています。※MVNOの新規受付は終了

ただしRakuten UN-LIMITを利用するためには、事前に楽天回線対応エリアやスマホをチェックしておく必要があります。また楽天モバイル(MVNO)を利用している場合は、通常のMNP手順とは異なる点にも注意が必要です。

そこで、ここではMNOプランに移行する人のために、実際に私が楽天モバイルのMVNOプランからMNOプランへ乗り換えた手順について、画像を使いながら詳しく解説していきます。

楽天回線プランへ乗り換える際に注意すべきポイントとは?

楽天回線対応エリアをチェックしておこう!

※Rakuten UN-LIMITのサービスエリアマップ

見てわかる通り、楽天自社回線が利用できるエリア(濃いピンクの部分)は、まだ大阪や神戸、京都、名古屋、東京、神奈川、千葉、埼玉の都心部に限定されています。※都市部でも繋がらないエリアが点在

参考Rakuten(2020年度第1四半期決算説明会)

2021年3月には楽天回線エリアの人口カバー率70%を目指しているものの、人口カバー率が98%ある大手キャリアと比べると繋がりにくい地域が多く存在することが予想されます。※参考:総務省の調査結果(人口カバー率)

 

Rakuten UN-LIMITは楽天回線エリアならデータ使い放題が2,980円なので非常にコスパに優れています。ただしパートナーエリアの場合には月間5GBの制限があるため、他の格安SIMと比べて割高感が否めません。

利用回線 楽天回線 au回線
データ容量 使い放題 5GB/月
月額料金 2,980円

参考楽天回線の正式プランRakuten UN-LIMITの特徴とは?

楽天モバイルの公式サイトでは、Rakuten UN-LIMITプランで利用エリア情報を掲載してくれていますので、自分の生活エリアで楽天自社回線が利用できるのか、事前に調べておくことをおすすめします。

 

1. まず、下のリンク(楽天モバイル)から公式サイトへ移動します。

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

 

2. 次に、下の方にある『完全データ使い放題のエリアを見る』ボタンを押します。

あとは郵便番号や住所入力や地図の拡大縮小機能(±)を使うことで、所望のサービスエリア情報をみることができます。

 

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

楽天回線対応機種をチェックしておこう!

楽天回線エリアであっても、楽天回線対応端末を使わないと楽天回線を利用することはできません。

Rakuten UN-LIMITでは楽天回線とau回線を利用しているため、周波数に対応したスマホを選ぶ必要があります。楽天回線ならバンド3、au回線ならバンド1、18/26、28あたりの確認が必要です。

参考キャリアの対応バンド(周波数帯)

 

とはいえ機種の対応バンドを自分で調べるのは、なかなか大変ですよね?

 

楽天モバイルの公式サイトでは、Rakuten UN-LIMITプランで利用できる機種や条件を掲載してくれています。契約してからトラブルに見舞われないためにも事前に自分の目で一度は確認しておきましょう。

 

1. まず、下のリンク(楽天モバイル)から公式サイトへ移動します。

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

 

2. 次に、上の方にあるメニュー『製品』にある『SIMカードを差し替えてご利用できる楽天回線対応製品』で確認することができます。

 

今使っているスマホそのままで乗り換えを検討している場合は、こちらで持込端末の注意点を詳しく解説しているので、是非とも参考にしてみてください。

 

 

なお手持ちの機種が楽天回線に対応していなかった場合には、端末代は掛かりますが後述の『Rakuten UN-LIMITへの移行手続き手順』の中で楽天回線対応端末を購入する方法も掲載しているのでご安心ください。

※今なら楽天回線対応端末購入で最大15,000ptプレゼントキャンペーン実施中!

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

Rakuten UN-LIMITからの移行手続き手順

MNOプランへ乗り換える準備が整ったら、移行手続きへと進みましょう。

楽天MVNOプランを利用中の方は、MNP予約番号の取得など煩わしい作業が不要で、今使っている電話番号のままRakuten UN-LIMITへプラン変更することが可能です。

まずはメンバーズステーションにアクセスし、楽天IDでログインします。

お申込み期間や特典などの説明書きがあります。画面をスクロールすると申し込みのボタンがあるのでクリックします。

現在のプランと新しいプランが表示されます。

※楽天モバイル3.1GBプランからの移行の画像例↑

さらに画面をスクロールすると注意事項等が書かれています。

  • 楽天回線対応スマホが必要であること
  • MNP転出手数料が発生しないこと
  • 契約解除料が発生しないこと
  • 現在のプランのデータ残量は移行できないこと

などがあります。

さらにスクロールするとお申込みボタンがあるので、2つのチェックボックスを選択してお申し込みボタンをクリックしましょう。

ログイン画面が表示されるので、楽天IDを入力してログインしましょう。

すると製品画面に入りますので、楽天回線対応機種を購入希望の方は「製品を選ぶ」をクリックします。

支払い回数を選んで「購入する」をクリックします。(支払い回数は以下3パターンから選択可能)

  • 48回払い
  • 24回払い
  • 一括払い

なお支払いに楽天カードを使えば分割手数料が無料になるのでお得です。

※OPPO A5 2020(一括払い)を選択した画像例↑

オプションが表示されるので、必要なものがあれば選びましょう。「この内容で申し込み」をクリックします。

お申込み内容の確認画面が表示されます。

内容に誤りが無いか確認し、問題なければ「この内容で申し込む」をクリックします。

このとき紹介特典適用欄があります。

既に楽天MNOを使っている人が周りにいたら、その人の楽天モバイルIDを入力させてもらうことで、紹介した人には3,000ポイント、紹介された人(申請した人)には2,000ポイントが付与されます。

楽天ポイントの付与は、申請した人の開通月の翌々月下旬頃までに行われます。

適用する人は楽天モバイルIDを入力し、「適用する」を押下したうえで、「次へ進む」をクリックします。

適用しない人はそのまま「次へ進む」をクリックします。


この特典は2020年5月時点での情報です。※予告なく変更・中止する可能性あり

支払い方法の入力画面にて各種情報を入力し、「次へ進む」をクリックします。

楽天ポイント利用有無を選択し「次へ進む」をクリックします。

最後に「重要事項説明・利用規約」を確認し「上記内容を確認し、同意しました」にチェックを入れて「同意して申し込む」をクリックします。

登録したメールアドレスに申請内容のメールが送信されます。

以上で申し込みは完了です。

楽天モバイルのMVNO回線からMNO回線へ切り替える手順

私の場合には申し込み翌日に製品発送完了のお知らせメールが届き、その翌日にスマホとsimカードが到着しました。※2020年5月時点

申請から発送までが長いという口コミも聞いたことがあるので心配でしたが、思いのほか早く着きました。

スマホと一緒にSTART GUIDEが封入されており、そこに記載された手順に沿って設定します。

転入受付時間(新スマホで設定した時間)によって転入完了時間(新スマホ利用開始時間)が変わりますのでご注意ください。

詳細は下記画像をご参照ください。ただし私が実施したときは30分後には転入完了しましたので混雑状況によって変わるのかもしれません。

まず「my 楽天モバイル」へアクセスし「申し込み履歴」を開きます。

START GUIDEでは現在利用しているスマホからアクセスとありますがPCからでも問題ありません。

「申込番号」をタップし、「転入を開始する」をタップします。

これで転入開始の申請手続きは終了です。

前述の通り私はこの操作後すぐに転入完了して楽天モバイルのMVNOプランが使えなくなりました。

続いてSIMカードをセットします。

機種によって手順が変わるので、下記画像を見ながら進めてください。

私のケース(OPPO A5 2020)では、SIMカードを入れて電源ONにした後は、SIMカードを有効化する操作は行いましたが、他は特に何も操作無く使えました。

特にSIMのAPN設定等は行っておらず、電源ONすると設定が完了している状態でした。

SIMカードスロットが複数ある機種は、セットしたスロットと有効化するスロットが間違わないようにご注意ください。

最後にアプリ「my 楽天モバイル」と「Rakuten Link」をインストールして完了です。

「my 楽天モバイル」からは契約情報や、楽天モバイル外ネットワークの利用状況等も確認できます。

「Rakuten Link」は電話アプリです。こちらを使うことで通話が無料になります。

両方ともインストールしなくても使えてしまいますが、大事なアプリなので忘れないうちにインストールしておきましょう。

楽天モバイルのプラン変更・回線切替した感想まとめ

申し込み手順にて特に落とし穴はなく、スムーズに申請することが出来ました。

私は一つ一つ注意事項を読みながら進めたので申請に1時間ぐらいかかりましたが、面倒な入力項目も無いのでもっと短縮して進められることでしょう。

楽天モバイルのMVNOプランからの移行に関して言えば、既に身分確認はとれているので身分証明書のアップロードが無い分、申請もシンプルになっているので非常に楽だなという印象です。

その後の発送もほぼリードタイム無しで行われたので満足です。

 

今回の例では、新しいスマホ(楽天MNO)で利用開始設定するまで旧スマホ(楽天MVNO)は使えたので、インターネットが使えない期間もなく、新しいスマホを利用することが出来ました。

 

楽天MNOのネットワークですが、名古屋エリア(楽天自社回線エリア)では今のところ大きな不満はありませんが、お店の中で通信できない場所もあったので、やはりドコモ、au、Softbankと比べるとまだまだ設備が足りていないという感覚はあります。

とはいえ、今なら300万名限定で、Rakuten UN-LIMITのプラン料金が1年間無料となる超お得なキャンペーンを開催中です。

MVNOプランからMNOプランへ移行するのが不安な方は、まずはRakuten UN-LIMITを新規契約してデュアルSIMで試すのもよいでしょう。

OPPO A5 2020のようにDSDVに対応した楽天回線対応端末をセット購入すれば、1台で複数回線を利用することが可能です。※なおかつトリプルスロット対応ならmicroSDカードも併用可能♪

参考デュアルSIMでRakuten UN-LIMITを使ってみた感想レビュー

 

手続き簡単なプラン変更でMNOプランへ移行するか、まずは新規契約してデュアルSIMで試してみるか、是非とも自分に合った方法で楽天自社回線が使えるRakuten UN-LIMITをご堪能ください。

 

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル