Android OneはソフトウェアをGoogle、ハードウェアをスマホメーカーが共同開発するスマートフォンです。

Android OSの提供元であるGoogleがソフトウェア全般を担当することで、OSアップデート保証やアプリのサービス面で優遇を受けられると同時に、日本国内のスマホ市場を熟知したスマホメーカーがハードウェアを担当することで、日本で需要の多い防塵防水機能や各社の独自技術を利用できるメリットがあります。

 

ただしAndroid Oneのシリーズ(X ro S)ごとに特徴が違ったり、セット購入可能なキャリアや格安SIMが限られていたりと利用するうえでの注意点もいくつかあります。

そこでAndroid Oneを活用する上での特徴やメリット/デメリットを、利用者の口コミや評判も紹介する中で詳しく解説していきます。

Android One(アンドロイドワン)の特徴とは?

必要最低限でシンプルなアプリ

Android OneのソフトウェアはGoogleが一から設計しており、プリインストールアプリも実用的な少数のアプリが厳選されています。

 

高画質で無制限に保存する場合は有料となるGoogleフォトのストレージが、Android Oneなら無料で利用できるアドバンテージもあります。

OSメジャーアップグレード保証

Android OneはソフトウェアをGoogleが設計していることもあり、最低2年間(最低1回以上)のOSアップグレードが受けられます。

XシリーズとSシリーズ

Android Oneには高機能でスペックの高いAndroid One Xシリーズと、機能を抑えて安価に手に入るAndroid One Sシリーズがあります。

 

Xシリーズより安いとはいえ、格安スマホに見送られがちな防塵防水機能はSシリーズにも備わっています。※おサイフケータイはXシリーズのみ

またSシリーズはコンパクトサイズ(5インチ)が多く、Xシリーズは大画面(5.2~5.5インチ)の機種が多いといった特徴があります。

格安SIMではワイモバイル専売

Android Oneシリーズは大手キャリアではソフトバンクが一部の機種(S5/S3)を取り扱っていますが、Xシリーズやその他Sシリーズ、格安SIMではワイモバイル専売となっています。

 

豊富なラインナップからAndroid Oneシリーズを選ぶならワイモバイルがおすすめといえるでしょう。

ワイモバイルでAndroid Oneを利用するメリット

アウトレット価格で購入できる

Android Oneのシリーズはミドルレンジ~ハイエンド向けのXシリーズ、エントリー市場~ミドルレンジ向けのSシリーズという分類分けができます。

そしてワイモバイルでAndroid Oneシリーズを購入する場合には、さらに『通常製品の購入』以外に『アウトレット品の購入』が可能となっています。

  1. Android One X2:10,000円
  2. Android One X1:10,000円
  3. Android One S2:7,000円
  4. Android One S1:7,000円

※2019年6月18日時点(アウトレット品のラインナップ)

 

比較的古いモデルのみ対象となっていますが、割安価格で購入できるとあって入荷待ち(入荷未定)の機種やカラーが多い傾向にあります。

上位モデルのXシリーズを安く手に入れたい場合や、下位モデルのSシリーズを少しでも安く手に入れたい場合に活用するとよいでしょう。

ワイモバイルショップでの対面サポート

SIMフリーのスマホはメーカーサポートが一般的です。

しかしワイモバイルがセット販売しているAndroid Oneシリーズは、ワイモバイルのスマートフォンなので全国のワイモバイルショップでサポートが受けられるんです。

 

全国各地に直営ショップを展開するワイモバイルの強みを活かせる、まさに画期的な格安スマホといえるでしょう。

ワイモバイル端末保証の対象端末

ワイモバイルにはセット販売端末のみ加入できる端末補償オプション『故障安心サービス プラス』があります。

月々690円とやや割高ではありますが、万が一の時に持ち込む直営ショップも大手キャリア並みにあり、補償内容は大手キャリアに引けを取らない内容となっているので安心です。

持ち込み端末からお得に交換可能

ワイモバイルには持ち込み端末でも加入できる端末保証オプション『故障安心パックライト』があります。

月々500円で加入でき、万が一スマホが故障してしまった場合、全国各地にあるワイモバイルショップで新品のAndroid Oneシリーズへ7,500円~交換することができるためトラブル時にも安心です。

指定機種 取り替え手数料
6ヵ月以内 7ヵ月以降
Android One S5 / S4 / S3 12,500円 7,500円
Android One X4 / X3 / X2 / X1 15,000円 10,000円
Android One X5 17,500円 12,500円

※2019年6月18日時点

キャリアメール(MMS)が利用できる

ほとんどの格安SIMが大手キャリアで利用できるキャリアメール(MMS)を使うことができません。

ところがワイモバイルはYahoo!メールやSMS、Gmailに加えて大手キャリアと同じMMSメールが使える格安SIMなので、サービスの会員登録時や初期設定で迷惑メールフィルタに引っ掛かるトラブルに巻き込まれないため、安心です。

またY!mobileメールアプリを活用することで、複数のメールアカウントを一元管理できる点も大きなメリットといえるでしょう。

光回線とスマホのセット割がお得

オンラインゲームや高画質の動画を頻繁に観るヘビーユーザーの場合、スマホとは別に自宅で光回線を契約して快適な高速データ通信環境が必要になります。

 

最近は光回線とのセット割で割引できる格安SIMがあり、ワイモバイルの場合はソフトバンク光を契約すると『おうち割』(毎月1,000円割引)を適用することが可能です。

 

快適な高速データ通信環境を維持しつつ通信費用を抑えたいのであれば、ソフトバンク光とのセット契約(スマホ+光回線)は非常におすすめです。

ワイモバイルでAndroid Oneを利用するデメリット

スペックに対する端末代金が割高

最近の格安スマホは高性能化&低価格化が進んでいます。

特にミドルレンジ~ミッドハイレンジの激戦ジャンルはコスパが非常に高く、各端末ごとに強みがあるため、処理性能(Soc/RAMなど)、カメラ性能、バッテリー性能など、重視するポイントを絞ってスマホを選ぶと、より満足度の高いスマホを割安価格で手に入れることが可能です。

 

その点、Android Oneは全機種で防塵防水機能に対応していたり、Xシリーズではおサイフケータイに全機種対応するなど、多くのユーザーが安心して利用できる反面、ユーザーによっては不要な機能に費用が掛かり、コストパフォーマンスが落ちてしまいます。

 

比較するのは大変ですが、明確に重視したい機能や性能が決まっている場合には、他のスマホも選択肢に入れるとよいでしょう。

他社利用はSIMロック解除が必要

ソフトバンクやワイモバイルでAndroid Oneを購入する場合、SIMロックが掛かっているため、他のキャリアや格安SIMで利用する際は事前にSIMロック解除が必要になります。

ソフトバンクのSIMロック解除方法

2015年5月以降に発売されたスマホであれば、基本的にSIMロックは解除できますが『機種購入日から181日⇒101日目以降』という条件があります。

対象となるお客さま 変更後の受付条件 変更実施日
分割払いで機種をご購入いただいたお客さま※1 機種購入日から101日目以降より手続きが可能※2 2017年8月1日(火)
一括払いで機種をご購入いただいたお客さま※1※3 一括払いの支払確認後より手続きが可能※4 2017年12月1日(金)

引用元:公式サイト(ソフトバンク)

⇒総務省の『SIMロック解除に関するガイドライン』の見直しにより、以前の181日目以降→101日目以降へSIMロック解除できるまでの期間が短縮されています。(2017年12月1日からは一括払いで機種を購入した場合、支払い確認後すぐにSIMロックを解除可能)

2021年5月12日(水)以降製品を購入されたお客さまへ
SIMロック解除対応製品を購入された場合、購入時にSIMロック解除の手続きを実施した状態でお渡しいたします。お客さまのお申出によるお手続きは不要です。
引用元:公式サイト(ソフトバンク)

⇒2018年1月10日策定の『SIMロック解除に関するガイドラインの改正等について』の影響もあってか、2021年5月12日以降に購入した場合は、そもそもSIMロック解除の手続きが不要となりました。

 

他にもソフトバンクショップで解除する場合は、SIMロック解除手数料が3,300円掛かり、契約者本人である必要があります。

 

万が一ソフトバンクを解約した後にSIMロックを解除したくなった場合も、解約から90日以内であればソフトバンクショップでSIMロック解除を行うことができるのでご安心ください。

 

ただしなるべくインターネット(My SoftBank)から解除する方が手数料がお得(無料)なのでオススメです。

ワイモバイルのSIMロック解除方法

2015年5月以降に発売されたスマホであれば、基本的にSIMロックは解除できますが『機種購入日から181日目⇒101日目以降であること』という条件があります。

対象となるお客さま 変更後の受付条件 変更実施日
分割払いで機種をご購入いただいたお客さま※1 機種購入日から101日目以降より手続きが可能※2 2017年8月1日(火)
一括払いで機種をご購入いただいたお客さま※1※3 一括払いの支払確認後より手続きが可能※4 2017年12月1日(金)

引用元:公式サイト(ワイモバイル)

⇒総務省の『SIMロック解除に関するガイドライン』の見直しにより、以前の181日目以降→101日目以降へSIMロック解除できるまでの期間が短縮されています。(2017年12月1日からは一括払いで機種を購入した場合、支払い確認後すぐにSIMロックを解除可能)

2021年5月12日(水)以降製品を購入されたお客さまへ
SIMロック解除対応製品を購入された場合、購入時にSIMロック解除の手続きを実施した状態でお渡しいたします。お客さまのお申出によるお手続きは不要です。
引用元:公式サイト(ワイモバイル)

⇒2018年1月10日策定の『SIMロック解除に関するガイドラインの改正等について』の影響もあってか、2021年5月12日以降に購入した場合は、そもそもSIMロック解除の手続きが不要となりました。

他にもワイモバイルショップで解除する場合は、SIMロック解除手数料が3,000円掛かり、契約者本人である必要があります。

 

万が一ワイモバイルを解約した後にSIMロックを解除したくなった場合も、解約から90日以内であればワイモバイルショップでSIMロック解除を行うことができるのでご安心ください。

 

ただしなるべくインターネット(My Y!mobile)から解除する方が手数料がお得(無料)なのでオススメです。

Android Oneのスペックや機能比較・ランキング

ワイモバイル(Android Oneシリーズ)のランキング!(用途別にカスタマイズ)
STEP1.
あなたがスマホ選びで、最も重要視する内容に✔して『決定』ボタンを押してください。
STEP2.
端末代金(一括払い換算)が安い順に並び替える

画面サイズ(インチ)が大きい順に並び替える

スマホ本体の重量が軽い順に並び替える

バッテリー容量が多い順に並び替える

処理性能が高い(メモリ容量)順に並び替える

STEP3.
あなたのスマホ選びの基準に適した条件で、ワイモバイル(Android Oneシリーズ)の一覧をランキング形式で表示(順位を並び替え)します。是非ともスマホ選びの参考情報としてご活用ください。


低価格で購入が可能なAndroidOneランキング!

順位 機種名 税込価格 CPU RAM ROM バッテリー 画面サイズ 無線LAN規格 本体サイズ 重量 おサイフケータイ 認証 防塵防水
1位 Android One S3 32,400円 Snapdragon 430 MSM8937 3GB 32GB 2,700mAh 5インチ 802.11 b/g/n 71x144x8.5mm 143g - - IPX5/IPX8
1位 Android One S4 32,400円 Snapdragon 430 MSM8937 3GB 32GB 2,600mAh 5インチ 802.11 b/g/n 72x145x8.4mm 130g - - IPX5/IPX7
3位 Android One X3 45,252円 Snapdragon 630 SDM630 3GB 32GB 2,800mAh 5.2インチ 802.11 a/b/g/n/ac 72x149x8.2mm 150g おサイフケータイ 指紋認証 IPX5/IPX7
4位 Android One S5 53,676円 Snapdragon 450 SDM450 3GB 32GB 2,700mAh 5.5インチ 802.11 a/b/g/n/ac 71x148x8.1mm 149g - - IPX5/IPX8
5位 Android One X4 67,932円 Snapdragon 630 SDM630 3GB 32GB 3,100mAh 5.5インチ 802.11 a/b/g/n/ac 71x151x8.9mm 157g おサイフケータイ 指紋認証 IPX5/IPX8
6位 Android One X5 83,484円 Snapdragon 835 MSM8998 4GB 32GB 3,000mAh 6.1インチ 802.11 a/b/g/n/ac 72x153x7.9mm 158g おサイフケータイ 指紋認証 IPX5/IPX8
税込みの端末価格が安い順にランキングの順位を並び替えています。
購入方法が分割購入のみのスマホに関しては、残債を返済した金額(一括払い換算)で比較します。
最近の格安スマホはエントリー市場モデルでも、それなりの性能が出せる良コスパな機種が増えています。
LINEやメール、ブラウジング(ネットサーフィン)が主な用途であれば、価格の安さがスマホ選びのポイントになります。

 

公式サイトはこちら⇒ワイモバイル

Android Oneに関する口コミ・評判

Android Oneのメリット・デメリットまとめ

Android OneはソフトウェアをGoogle、ハードウェアをスマホメーカーが共同開発するスマートフォンなので、それぞれの強みが味わえる端末に仕上がっています。

 

セット購入する場合はワイモバイルのラインナップが豊富です。ソフトバンクのサブブランドという位置付けから、低価格で大手キャリアに引けを取らないサービスも受けることが可能です。

 

ただしOSバージョンアップの2年保証や、全機種が防塵防水機能に対応するなど高機能な反面、性能に対するコスパは他のスマホと比べてやや低めです。

 

Android Oneの安心感を選ぶか、自分好みの性能や機能にフォーカスして選ぶか、是非ともスマホ選びの参考にしてみてください。

 

公式サイトはこちら⇒ワイモバイル