UQモバイルならドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアでスマホを利用する場合に比べて、月々の利用料金を安く抑えることができます。

しかも大手キャリアとほとんど同じサービス(直営店舗の対面サービスや高速で安定した通信品質)が受けられるため、他の格安SIMで問題となるサービス力の低下に悩まされる心配もありません。

 

特に今では新規契約できなくなった大手キャリアの割高な7~13GBプランを契約しているスマホユーザーは、プラン変更するなり格安SIMのUQモバイルへ乗り換えるなり、料金プランの見直しを今すぐ行うべきです。

参考UQモバイルへMNP転入する方法

 

そこで小難しいスマホの料金プランを簡潔に解説し、実際のプランを例に大手キャリアからUQモバイルへ乗り換えた際の料金シミュレーションを行う中で、月々に節約できる料金やお得に乗り換えるタイミングなど注意点を余すところなく紹介していきます。

 

公式サイトはこちら⇒UQモバイル

大手キャリアの月額料金

 

大手キャリアでスマホを利用する場合は基本的に

『A』+『B』+『C』

というプランの組合せで契約する必要があります。

 

A、B、Cのサービス名称は大手キャリアでそれぞれ異なりますが、

  • A:音声通話(かけ放題プラン)
  • B:月額データ容量(パケット)
  • C:接続サービス(MMSメール)

という内訳になっています。

 

音声通話は主に月額2,700円のかけ放題プランとして

  • カケホーダイプラン:ドコモ
  • カケホプラン:au
  • スマ放題:ソフトバンク

を、5分間なら何度でも月額1,700円でかけ放題となるプランとして

  • カケホーダイライトプラン:ドコモ
  • スーパーカケホプラン:au
  • スマ放題ライト:ソフトバンク

を、サービス名称は違えど各社が同じ料金で提供しています。

 

他にも同じキャリアなら21時~1時まで無料となるプランやデータ通信専用プランなども各社提供しています。

 

月額データ容量はというと、

データ容量 月額料金
ドコモ ソフトバンク au
1GB 2,900円
2GB 3,500円
3GB 4,200円
5GB 5,000円
8GB 6,700円※
10GB 8,000円※
13GB 9,800円※
15GB 12,500円※
20GB 6,000円
30GB 8,000円

※ドコモ:2016年9月23日(金)に新規受付終了

※au:2016年9月14日(水)に新規受付終了

※ソフトバンク:2016年9月12日(月)に新規受付終了

 

やはりデータ容量に対する月額料金も基本的には各社同じようなお値段です。

 

なお注意点としては、2016年に各社が新規受付を終了しているデータ容量が8〜15GBのプランが、なんと新設された20GBプランより高いという事実です。

 

万が一、まだ8〜15GBの旧プランを利用している方は、非常に損しています。是非とも、今すぐ料金プランを見直しましょう。

 

MMSメールが利用できる接続サービスも

  • spモード:ドコモ
  • LTE NET:au
  • ウェブ使用料:ソフトバンク

これまた各社が同じ料金(月額300円)で提供しています。

 

つまり、大手キャリア各社が提供しているかけ放題の5GBプランで料金をみてみると『A+B+C=』なので、

2,700円+5,000円+300円=8,000円

と計算することができるのです。

 

ちなみにauの『カケホ』の場合はデータ容量1GB、『スーパーカケホ』の場合はデータ容量2GB、ソフトバンクの『スマ放題ライト』の場合はデータ容量2GBが選べないなど、プランの組み合わせに制約がある点にも注意が必要です。

UQモバイルの月額料金

 

一方、UQモバイルの月額料金はというと

料金プラン(その他) 容量  月額料金
データ高速プラン 3GB 1,078円
データ高速+音声通話プラン 1,848円
データ無制限プラン 無制限 2,178円
データ無制限+音声通話プラン 2,948円
ぴったり・おしゃべりプラン 容量 月額料金
プランS 2GB 2,178円
プランM 6GB 3,278円
プランL 14GB 5,478円

※ぴったり・おしゃべりプラン:新規受付は2019年9月30日まで

2019年10月1日からは契約期間の縛りなし&解除料なしの新料金プラン(スマホプランS/M/L)でサービス提供開始。※スマホプランでは10分かけ放題が月額700円、月間60分の通話パック(通話定額)が月額500円で、通話オプションとして選択可能に!

スマホプラン 容量 月額料金
S 3GB 2,178
M 9GB 3,278
L 14GB 5,478円
R 10GB 3,278円

※スマホプランM/L:新規受付は2020年5月31日まで(2020年6月1日からは新料金プラン(スマホプランR)のサービス提供を開始)

※スマホプランS/R:新規受付は2021年1月31日まで

2021年2月1日からは新料金プラン(くりこしプランS/M/L)のサービス提供を開始。

 

UQモバイルの基本プランは2つあります。

  • データ高速プラン
  • データ無制限プラン

 

090や080、070といった携帯電話番号で電話を掛けたい場合は、どちらのプランも700円上乗せすることで音声通話付きプランにできます。

 

音声通話プランの携帯電話番号は新規契約でUQモバイルから割り当ててもらうこともできますし、現在利用中の携帯電話番号そのままで、MNPを利用して他社からUQモバイルに引き継ぐこともできます。

参考MNPを使ってUQモバイルへ乗り換える方法

データ高速プラン

 

データ高速プランとは月々3GBまでLTE高速通信が利用できる、月額定額制のデータ通信専用のプランのことです。

 

主にインターネットやアプリをスマホやタブレット、PCのみで利用したいユーザー向けの月額基本料金がデータ容量定額制の契約になります。

 

なので090から始まる携帯電話番号で電話を掛けることはできません。(700円上乗せすることでデータ高速+音声通話プランになります。)

 

ただし通常は追加料金として150円程度必要なSMSが、UQモバイルの場合は自動で付いており、090や080、070といった電話番号が割り当てられるので、SMS認証が必要なアプリなどで利用できます。

 

SMSが無料で付いてくるのはUQモバイルに限らず、au回線を利用している格安SIMに共通した特徴といえます。

参考au回線が使えるmineoの特徴とは?

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データ無制限プラン

 

データ無制限プランとは月々に利用できるデータ容量が無制限のデータ通信専用のプランのことです。

参考データ通信が無制限で利用できる格安SIM

 

ただしデータ高速プランと違って通信速度が最大500Kbpsなので、動画やオンラインのスマホゲームなど重い処理が必要な用途にはあまり向きません。※画質を落とすなど工夫次第で使うことは可能

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UQモバイルは全プランで通信速度が速いんじゃないの…?

と勘違いしないように注意しましょう。

おしゃべりプランとぴったりプラン

期間限定や加入条件はありますが

  • おしゃべりプラン
  • ぴったりプラン

という、はじめから無料通話オプションがセットになったプランも用意されています。

お得に契約するならスマトク割およびイチキュッパ割の適用は必須です。

 

スマトク割(1,000円割引)の適用条件は

  • 課金開始月から起算して25ケ月間
  • auおよびau系格安SIMからのMNP転入以外

2017年3月1日以降にau(au系のMVNO含む)からMNPでご契約されたお客様は、キャンペーンとして「スマトク割」を適用するとともに、「データ増量キャンペーン」の対象となります。なお、キャンペーン終了時期については、別途ホームページでお知らせいたします。

引用元:公式サイト(UQモバイル)

今だけ(期間限定)auからのMNP(番号移行)もスマホプラン割引が適用されます!この機会をお見逃しなく

参考auからUQモバイルへ乗り換える方法

 

イチキュッパ割(1,000円割引)の適用条件は

  • 利用開始月から13ヶ月間

となっています。

つまり1年後にイチキュッパ割が切れて月額料金が1,000円加算され、2年後にはスマトク割が切れてさらに月額料金が1,000円加算されます。

 

さらにスマトク割が切れると月々に利用できるデータ容量も

  • プランS:2GB⇒1GB
  • プランM:6GB⇒3GB
  • プランL:14GB⇒7GB

に減ってしまうことからも長期的な運用を検討するなら決して安いプランとはいえません。

 

しかも、おしゃべりプランとぴったりプランは2年自動更新という契約、いわゆる2年縛りが適用されてしまうのです。

 

ただし26カ月目以降はスマトク割が切れても、新たに『長期間利用割引』で1,000円割引されるので、電話をよく掛ける方にとっては通話料金の割引サービスが付いてくることを考慮すると、非常にお得なプランともいえるでしょう。

 

ちなみに2017年2月までの通話料金の割引サービスは

  • ぴったりプラン⇒3,600円分が無料(90分相当)
  • 旧たっぷりプラン⇒7,200円分が無料(180分相当)

となっており、2017年3月以降は1回あたり5分以内の国内通話が無料となる『おしゃべりプラン』か、新たな『ぴったりプランS/M/L』を選択できるようになっています。

  • ぴったりプランS:最大60分の無料通話
  • ぴったりプランM:最大120分の無料通話
  • ぴったりプランL:最大180分の無料通話

 

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料金シミュレーション(比較結果)

 

大手キャリア3社とUQモバイルは同じ条件のプランがないので比較するのが難しいです。

 

そこで『スーパーカケホ』と『スマ放題ライト』のデータ容量2GBとの組合せは、本来NGですが、ここでは共通しているプランとして『5分間かけ放題の2GBプラン』を例に料金シミュレーションを行っていきましょう。

 

まず、大手キャリア(3社共通)の場合は

1,700円+3,500円+300円=5,500円

と計算することができます。

 

一方、UQモバイルの場合は

おしゃべりプランS=1,980円

となっています。

 

つまり、大手キャリアからUQモバイルへ乗り換えるだけで月々のスマホ代は

5,500-1,980円=3,520円

「半額以下(1,980円)に節約できちゃう!」ということなのです。

 

逆にいえば、1カ月乗り換え遅れる度に3,520円もムダ遣いしているという話です。ただし乗り換えタイミングにはいくつか注意点を考慮する必要があります。

大手キャリアのMNP転出手数料と解約違約金

 

大手キャリア各社は2年縛りの定期契約を行っています。2年に一度訪れる契約更新月(2カ月)以外で解約すると高額な解約違約金9,500円を支払わなければなりません。

 

とはいえ、上のシミュレーション結果から考えると

3,520円×3カ月=10,560円

約3カ月で解約違約金より損する計算になります。

 

つまり、あと2カ月以内に更新月がくる方は待った方がお得になりますが、そうでない方は今すぐUQモバイルに乗り換えた方がお得というわけです。

 

ただし大手キャリアのMNP転出手数料は通常であれば3,000円ですが、ソフトバンクの場合は契約後翌々請求月末までは5,000円掛かることを考慮する必要があります。

 

それでも2,000円上乗せされるだけなので

3,520円-2,000円=1,520円

1カ月待つだけで1,520円損する計算です。

 

このことからも『更新月が2カ月以内』なのかが一つの基準(損得の分岐点)になるでしょう。

まとめ

 

同じ音声通話サービス(5分かけ放題)とデータ容量(2GB)で料金シミュレーションした場合、大手キャリアに比べてUQモバイルの方が3,520円/月安くなる結果(半額以下)となりました。

 

また2年縛りの解約違約金を考慮した場合、契約更新月が2カ月以内(損得の分岐点)でなければ、スグにでもUQモバイルへ乗り換えた方がお得であることが判明しました。

 

各社サービスに違いはあっても、同じサービスでこれだけの料金差があるという事実が一つの基準になることでしょう。

 

なおUQモバイルが実施中のキャンペーンを利用することで、これら比較結果よりも、さらにお得に乗り換えることが可能となります。特典が受けられる条件をしっかりと確認して、是非ともご活用くださいね。

 

  1. かけ放題 4.5
    通信速度 5.0
    サービス 4.0
    セット端末 3.5
    最安:
    税込1,628円~(3GB)
    人気:
    税込1,628円
    (最大3GB:くりこしプランS)
    データ容量の繰り越し:
    OK
    電話かけ放題オプション:
    OK
    格安SIMの中ではデータ通信が安定かつ高速。キャリアメールや直営ショップなど他の格安SIMとは一線を画すサービス力が魅力。ただし利用回線がau回線のみ対応しているため、対応機種や対応バンドに注意が必要。

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