格安SIMで大人気のmineoとUQモバイル。
どちらも魅力的なサービスを展開しており、選ぶのが難しいとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
mineoはドコモだけでなく、au回線も利用できるためauのスマホがそのまま使える点や、解約しやすいので初心者の方でも安心して使うことができる格安SIMです。
一方、UQモバイルはauのサブブランドという立場を利用した、高速で安定した通信速度とキャリアメール(MMS)が使えて、定期契約(2年縛り)なしプランが選択できる点に大きな魅力があります。
そんな両格安SIMの月額料金や通信速度、サービス内容に対して比較して「どんな使い方ならどっちがオススメなのか?」が分かるように詳しく解説していきます。
目次
mineo(マイネオ)の特徴
データ容量 | シングル | デュアル | |
---|---|---|---|
共通 | A(au) | D(ドコモ) | |
500MB | 700円 | 1,310円 | 1,400円 |
3GB | 900円 | 1,510円 | 1,600円 |
6GB※ | 1,580円 | 2,190円 | 2,280円 |
10GB | 2,520円 | 3,130円 | 3,220円 |
20GB※ | 3,980円 | 4,590円 | 4,680円 |
30GB※ | 5,900円 | 6,510円 | 6,600円 |
※2017年6月1日~:月額料金そのままでデータ使用量の上限アップ(5GB⇒6GB)。新たに20GBと30GBが追加
※2018年9月3日~:データ容量1GBプラン廃止
データ容量 | シングル | デュアル |
---|---|---|
S(ソフトバンク) | ||
500MB | 790円 | 1,750円 |
3GB | 990円 | 1,950円 |
6GB※ | 1,670円 | 2,630円 |
10GB | 2,610円 | 3,570円 |
20GB※ | 4,070円 | 5,030円 |
30GB※ | 5,990円 | 6,950円 |
※2018年9月4日~:ソフトバンク回線を使ったSプランの提供開始
エココース | |
---|---|
データ容量 | 通常価格から割引 |
3GB | -50円 |
6GB | -100円 |
10GB | -150円 |
20GB | -300円 |
30GB | -450円 |
※2019年9月2日~:エココースを提供開始
ドコモとau、ソフトバンクの3回線が使えるメリットは絶大で、他の格安SIMと比較して圧倒的に通信エリアが広く、扱えるスマホ端末の機種数が豊富なところが魅力です。
mineoの2016年の評判は、価格ドットコムの『格安SIM部門の満足度ランキング』で第1位、MM総研の調査結果で『満足度』で第1位を獲るなど、非常に良好でユーザーからの信頼も厚いです。
その信頼を支えているのが、コミュニティサイト(マイネ王)や運営側のお客様目線の対応です。
速度低下に応じてネットワークの設備強化を行ったり、一早くiOSの新バージョン対応と情報展開を行ったり、ユーザーの声をしっかりとサービスに反映している部分は大手キャリアや他の格安SIMにも見習ってほしいくらいですね。
どの格安SIMサービスを選んだら良いかわからない場合は、「mineoを選べば間違いなし」といえるくらい一押しです。
公式サイトはこちら⇒mineo
UQモバイルの特徴
料金プラン | 容量 | 月額料金 |
---|---|---|
データ高速プラン | 3GB | 980円 |
データ無制限プラン | 無制限 | 1,980円 |
ぴったり・おしゃべりプラン | 容量 | 月額料金 |
---|---|---|
プランS | 2GB | 1,980円 |
プランM | 6GB | 2,980円 |
プランL | 14GB | 4,980円 |
※ぴったり・おしゃべりプラン:新規受付は2019年9月30日まで
2019年10月1日からは契約期間の縛りなし&解除料なしの新料金プラン(スマホプランS/M/L)でサービス提供開始。※スマホプランでは10分かけ放題が月額700円、月間60分の通話パック(通話定額)が月額500円で、通話オプションとして選択可能に!
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※現在はスマホプランM/Lが2020年5月31日で新規受付を終了し、2020年6月1日からは新料金プラン(スマホプランR)のサービス提供を開始。
UQモバイルというと、よく耳にするのが「通信品質が良くて通信速度が安定して速い」という内容。auのサブブランドだけあって、純粋な格安SIMとは比較にならないスピードが出ます。
そんな通信品質・通信速度を武器に
- 『家電批評』格安SIM部門
ベスト・バイ・オブ・ザ・イヤー2016受賞辛口批評誌に選ばれる程の人気ぶりです。
一方で格安SIMと比較した場合、月額基本料金だけで比較すると割高感があります。
しかしスマホ本体価格を含めれば話は変わってきます。UQモバイルのセット販売端末の割引額は他社を圧倒しています。いくら格安SIMを使って月々の利用料金を安くできても、2〜3年で機種変更するたびに数万円の出費は苦しいですからね。
大手並みの高速な通信速度でスマホ代と月額基本料金をトータルコストで安くしたいなら「UQモバイルを選べば間違いなし」といえるくらい一押しの格安SIMです。
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mineoがおすすめなユーザーとは?
格安SIMが不安な初心者
格安SIMは大手キャリアと比較して、月額料金が大幅に安くなることで有名です。
その一方で安くなる分、通信速度やサービス内容に違いが出てくるので、スマホの使い方によってはストレスを感じる方もいるのが現実。
mineoは音声通話付きSIMのプランを契約しても、最低利用期間がないので解約違約金が掛かからない特徴があります。
一方、UQモバイルは音声通話付きSIMのプランには最低利用期間が設けられており、通話定額やデータ容量が選べるプランでは大手キャリアと同じ2年縛り(2年定期契約)が設定されているのです。
実際に試してみて、ダメなら解約すればOK、良ければそのまま乗り換えてしまうという出口戦略が立てられるmineoの方が、初心者にはリスクが少なくておすすめです。
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他社のスマホで乗り換える
格安スマホとはいえ、1~3万円程度のスマホ代は大きな出費ですよね。
mineoはドコモとauの両回線を利用したプランが利用できるため、UQモバイルと比較して圧倒的に動作確認済みのスマホが多い特徴があります。
参考mineoで使えるXperiaと注意点・・・30機種
参考UQモバイルで使えるXperiaと注意点・・・11機種
一方、au回線を利用している格安SIMの中では、UQモバイルだけがiPhoneでテザリング機能が制限なく使えるメリットがあるため、auのiPhoneを利用したい場合のみUQモバイルがおすすめです。
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ただしauの電波はCDMA2000という世界的にみて非常に珍しい通信規格を採用しているため、人気のSIMフリースマホの中には対応していない機種も少なくないです。
mineoならドコモとauの両回線を利用しているので、他社スマホで乗り換えるのも、最新の格安スマホを購入して使うのも安心です。
よって長期的にみれば、断然mineoを選択した方が良いでしょう。
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月額料金を少しでも安くしたい
データ通信専用プランを比較
データ容量 | mineo(共通A/D) | UQモバイル |
---|---|---|
500MB | 700円 | – |
1GB | 800円 | |
3GB | 900円 | 980円 |
6GB | 1,580円 | – |
10GB | 2,520円 | |
20GB | 3,980円 | |
30GB | 5,900円 |
※安い方を青で記載
音声通話機能付きプランを比較
データ容量 | mineo | UQモバイル | ||
---|---|---|---|---|
Dプラン | Aプラン | ぴったり | データ高速 | |
500MB | 1,400円 | 1,310円 | – | |
1GB | 1,500円 | 1,410円 | ||
2GB(1GB) | – | 1,980円 | – | |
3GB | 1,600円 | 1,510円 | – | 1,680円 |
6GB(3GB) | 2,280円 | 2,190円 | 2,980円 | – |
10GB | 3,220円 | 3,130円 | – | |
14GB(7GB) | – | 4,980円 | – | |
20GB | 4,680円 | 4,590円 | – | |
30GB | 6,600円 | 6,510円 |
※安い方を青で記載
全体的にmineoの方が月額料金を安く抑えることができます。
UQモバイルのぴったり/おしゃべりプランは、はじめから無料通話オプションがセットになっており、スマトク割およびイチキュッパ割が適用されたお値段です。
スマトク割(1,000円割引)の適用条件は
- 課金開始月から起算して25ケ月間
auおよびau系格安SIMからのMNP転入以外
イチキュッパ割(1,000円割引)の適用条件は
- 利用開始月から13ヶ月間
となっています。
2017年3月1日以降にau(au系のMVNO含む)からMNPでご契約されたお客様は、キャンペーンとして「スマトク割」を適用するとともに、「データ増量キャンペーン」の対象となります。なお、キャンペーン終了時期については、別途ホームページでお知らせいたします。
引用元:公式サイト(UQモバイル)
⇒今だけ(期間限定)auからのMNP(番号移行)もスマホプラン割引が適用されます!この機会をお見逃しなく
つまり1年後にイチキュッパ割が切れて、月額料金が1,000円加算され、2年後にはスマトク割が切れてさらに月額料金が1,000円加算されます。
ただし26ヶ月以上継続利用で新たに『長期間利用割引』で1,000円割引されるので、実質増える月額料金は1,000円です。
さらにスマトク割が切れると、月々に利用できるデータ容量も2GB⇒1GBに、6GB⇒3GB、14GB⇒7GBへ半減されてしまうことからも、使用歴が長くなるほどコスパが悪くなるシステムです。
26カ月目以降に6GB⇒3GBへ半減したUQモバイルのおしゃべりプランと、mineoの3GBに5分かけ放題を加え、条件を合わせて料金比較をした場合、
- mineo:2,360円(1,510円+850円)
- UQモバイル:3,980円
月額料金の差額は1,620円にもなり、大手キャリアほどではありませんが割高になってしまうため、長期的にみた場合はmineoの方が安くておすすめです。
公式サイトはこちら⇒mineo
電話を頻繁にかける
音声通話料金の割引オプションとしてmineoには、
- 通話定額30:月額840円
- 通話定額60:月額1,680円
- 10分かけ放題サービス:月額850円※10分以降10円/30秒
⇒2017年10月1日~:料金そのままで通話無料時間が従来の5分から10分へと拡大しました。
UQモバイルには、
- おしゃべりプラン(5分かけ放題サービス)
- ぴったりプラン(最大60~180分の無料通話)
があります。
上の『月額料金を少しでも安くしたい』で3GBプランの例で説明の通り、最初はUQモバイルの方が割安感がありますが、1年、2年と月日が経つにつれてmineoの方が月額料金が安くなっていきます。
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UQモバイルがおすすめなユーザーとは?
高速で安定した通信速度を重視
UQモバイルはau回線を利用しています。
一方、mineoはマルチキャリア対応しており、ドコモとauの両回線が利用できます。
大手キャリアと同じLTE回線を利用するため、最大通信速度はドコモ回線の場合はXi(クロッシィ)相当(受信最大225Mbps、送信最大50Mbps)、au回線の場合は4G LTE相当(受信最大225Mbps、送信最大25Mbps)です。
多くの格安SIMがドコモ回線を利用してサービスを展開しているため、比較的au回線を利用した格安SIMの方が混雑せず、通信速度が速い傾向があります。
中でもUQモバイルはauのサブブランドということもあり、mineoや他の格安SIMと比較して全時間帯で通信速度が安定して速いと有名で人気があります。
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一方、mineoもUQモバイルより通信速度は劣るものの、auの電波が不安定な環境も、ドコモの電波へプラン変更することができるため、通信エリアの面で安心感があっておすすめです。
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キャリアメール(MMS)を使いたい
大手キャリアでは当たり前に使えていたEメールとかキャリアメールと呼ばれている携帯やスマホで使えるMMSのメールサービス。
- ~@docomo.ne.jp
- ~@ezweb.ne.jp
- ~@softbank.ne.jp
基本的に携帯電話本体にしかメールが残らない仕様で匿名性も低いため、セキュリティ面と信頼度が高いため、登録制サービスによっては入力が必要な場合もあって意外と重要。
またキャリアメールへGmailなどのフリーメールを送信すると迷惑メールフィルタ機能でブロックされてしまうことも…
残念ながらmineoに限らず、ほとんどの格安SIMでMMSを利用することができません。
mineoは『~@mineo.jp』のメールアドレスが利用できますがMMSではありません。
そんな中、大手キャリアauのサブブランドであるUQモバイルなら有料オプションではありますが、キャリアメールと同じMMSメール『〜@yahoo.ne.jp』が使えるのです。
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格安スマホへお得に乗り換えたい
2017年7月21日現在、mineoがセット販売しているスマホは9種類です。
- arrows M04
- HUAWEI P10
- HUAWEI nova lite
- HUAWEI nova
- HUAWEI P9 lite
- Zenfone 3
- Zenfone 3 Laser
- Zenfone Go
- arrows M03
一方、UQモバイルがセット販売しているスマホはなんと18種類(2倍)です。
- DIGNO V
- HUAWEI P10 lite
- AQUOS L2
- HUAWEI nova
- DIGNO W
- BLADE V770
- DIGNO Phone
- Zenfone 3 Ultra
- HUAWEI P9 PREMIUM
- Alcatel IDOL 4
- AQUOS L
- Alcatel SHINE LITE
- Zenfone 3 Deluxe
- Zenfone 3
- LG X screen
- arrows M03
- iPhone SE
- iPhone 5s
両者が扱っている4種類のスマホの料金を比較した結果がこちらの表になります。(2017年7月21日時点)
機種 | mine | UQモバイル |
---|---|---|
HUAWEI nova | 40,824円 | 30,218円 |
HUAWEI P9 lite (PREMIUM) | 25,920円 | 108円 |
Zenfone 3 | 42,768円 | 32,184円 |
arrows M03 | 34,344円 | 31,104円 |
※安い方を青で記載
比較できる全ての機種でUQモバイルの方が圧倒的に安いです。
ただしUQモバイルで安く購入するためには、ぴったりプランかおしゃべりプランを契約して、UQ購入サポートを適用しなければならない点に注意が必要です。
たとえば、UQ購入サポートを申し込まずにarrows M03を一括購入した場合、
- UQモバイル:41,904円
- mineo:34,344円
圧倒的にmineoの方が安くなるため、データ通信専用プランや一括購入したい場合はmineoの方がオススメになります。
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まとめ
mineoはドコモだけでなく、au回線も利用できるためauのスマホがそのまま使える点や、解約しやすいので初心者の方でも安心して使うことができる格安SIMです。
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一方、UQモバイルはauのサブブランドという立場を利用した、高速で安定した通信速度とキャリアメール(MMS)が使える点が大きな魅力です。
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是非とも両サービスの特徴をしっかりと踏まえて、自分の使い方にマッチした最高の格安SIMをゲットしてください。
なお乗り換えを検討の方はこちらもご参考にしてみてください。