格安SIMで大人気の楽天モバイルとワイモバイル。
どちらも魅力的なサービスを展開しており、選ぶのが難しいとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
楽天モバイルは完全かけ放題やスマホが格安で手に入るセールを頻繁に行っており、楽天スーパーポイントが貯まる・使える点が大きな魅力です。
⇒2018年2月28日(水)23:59をもって完全かけ放題サービスを終了
一方、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドという位置づけで、高速で安定した通信速度と完全かけ放題サービス、キャリアメール(MMS)が使える点など、突出したサービス力が魅力な格安SIMです。
そんな両格安SIMの月額料金や通信速度、サービス内容に対して比較して「どんな使い方ならどっちがオススメなのか?」が分かるように詳しく解説していきます。
ワイモバイルの特徴
スマートフォン向け | |||
---|---|---|---|
プラン | 容量 | 月額料金 | |
スマホプランS | 2GB | 1,980円 | |
スマホプランM | 6GB | 2,980円 | |
スマホプランL | 14GB | 4,980円 | |
タブレット向け | |||
プラン | 容量 | 月額料金 | |
データプランS | 1GB | 1,980円 | |
データプランL | 7GB | 3,696円 | |
ケータイ向け | |||
プラン | 容量 | 月額料金 | |
ケータイプランSS | – | 934円 | |
+ | ベーシックパック | – | 300円 |
パケット定額 | 0~2.5GB | 0~4,500円 |
※旧プラン:新規受付は2019年9月30日まで
2019年10月1日の料金改定に伴い、ワイモバイルの料金プランは契約期間の縛りなし&解除料なしのスマホベーシックプランS/M/Rへ一本化されます。
※スマホベーシックプランLは新規受付が終了(代わりにスマホベーシックプランRが新設)
ワイモバイルは『モバイルアワード2016』でキャリア(スマートフォン契約の満足度)『総合』部門で『満足度No.1』を獲得しており、2015年度に続いて2年連続の受賞ということでユーザーからの高い評価と人気が伺えます。
CMもさることながらその人気の下支えとなっているはソフトバンクの低価格ブランドという立場を上手く利用したサービスと料金プランです。1回10分以内なら何度でも電話かけ放題や完全かけ放題、通常の格安SIMでは利用できないキャリアメールが使えて、高速で安定した通信速度が出るなど、メリットは盛りだくさんです。
一方で他の格安SIMと比較した場合、サービスが豊富なだけに月額基本料金だけで比較すると割高感があります。
しかしスマホ本体価格を含めれば話は変わってきます。ワイモバイルのセット販売端末の割引額は他社を圧倒しています。いくら格安SIMを使って月々の利用料金を安くできても、2〜3年で機種変更するたびに数万円の出費は苦しいですからね。
大手並みのサービスでスマホ代と月額基本料金をトータルコストで安くしたいなら「ワイモバイルを選べば間違いなし」といえるくらい純粋な格安SIMとは一線を画す格安SIMです。
公式サイトはこちら⇒
楽天モバイルの特徴
もともと楽天モバイルには、月間データ通信容量と通話オプションを好きな組み合わせで契約できる月額料金プランと、10分かけ放題と1Mbps使い放題がセットになったプラン『スーパーホーダイ』がありました。
データSIM | 通話SIM | |||
---|---|---|---|---|
SMS機能 | あり | なし | ||
ベーシックプラン | 710円 | 578円 | ベーシックプラン | 1,375円 |
3.1GBプラン | 1,122円 | 990円 | 3.1GBプラン | 1,760円 |
5GBプラン | 1,727円 | 1,595円 | 5GBプラン | 2,365円 |
10GBプラン | 2,618円 | 2,486円 | 10GBプラン | 3,256円 |
20GBプラン | 4,587円 | 4,455円 | 20GBプラン | 5,225円 |
30GBプラン | 6,072円 | 5,995円 | 30GBプラン | 6,765円 |
※税込み価格
MVNO時代から楽天モバイルはとても評判が高く、大手キャリアから乗り換える利用者が続々と増えており、後を絶ちません。
2017年3月格安SIMサービスの利用動向調査では『メインで利用している格安SIMサービス』でシェアNo.1を獲得しています。
この結果の大きな原動力となっているのが、楽天モバイルが音声通話を安くするオプションや直営ショップでの対面サービスといった、格安SIMの弱点を積極的になくしてきた立役者であることが挙げられます。
さらに2020年4月8日からは楽天自社回線(MNO)を用いた正式プラン(Rakuten UN-LIMITプラン)のサービス提供を開始!
Rakuten UN-LIMIT V(通話SIM) | |
---|---|
1GBまで | 0円 |
3GBまで | 980円(税込1,078円) |
20GBまで | 1,980円(税込2,178円) |
無制限 | 2,980円(税込3,278円) |
なんと楽天回線エリアなら大手キャリア同等の高速な通信速度でデータ使い放題+国内通話かけ放題がたったの2,980円(税込3,278円)という格安料金で使えちゃうのです。※さらに1GB未満なら驚異の0円!
今後の通信エリアの拡大次第では、固定回線やWiFiサービスの節約まで可能となる画期的な格安SIMといえるでしょう。
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
楽天モバイルがおすすめなユーザーとは?
月額料金を少しでも安くしたい
データ通信専用プランを比較
データ容量 | 楽天モバイル | ワイモバイル |
---|---|---|
1GB | – | 1,980円 |
3GB | 900円 | – |
5GB | 1,450円 | |
7GB | – | 3,696円 |
10GB | 2,260円 | – |
20GB | 4,050円 | |
30GB | 5,450円 |
音声通話機能付きプランを比較
データ容量 | 楽天モバイル | ワイモバイル |
---|---|---|
2GB(1GB) | – | 1,980円 |
3GB | 1,600円 | – |
5GB | 2,150円 | – |
6GB(3GB) | – | 2,980円 |
10GB | 2,960円 | – |
14GB(7GB) | – | 4,980円 |
20GB | 4,750円 | – |
30GB | 6,150円 |
同じ条件で比較できるデータ容量はありませんが、月額料金は楽天モバイルの方が安くなっています。
というのもワイモバイルのスマホプランは10分かけ放題サービスが初めから付いているため、やや割高な料金設定となっているのです。
楽天モバイルの5GBに5分かけ放題850円を加えると3,000円になります。
一方、ワイモバイルなら6GBに10分かけ放題が付いて2,980円なので、電話をよくかける場合はワイモバイルの方がお得なのです。
公式サイトはこちら⇒
ただしワイモバイルのスマホプランはスマホプラン割引とワンキュッパ割が適用されたお値段です。
スマホプラン割引(1,000円割引)の適用条件は
- 加入月から25ケ月間
ソフトバンクおよびディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクからのMNP転入以外
ワンキュッパ割(1,000円割引)の適用条件は
- 加入翌月から12ヵ月間
となっています。
【スマホプラン割引 期間限定キャンペーン】 受付期間:2017年3月1日~2018年5月31日
ソフトバンクからの番号移行、ディズニー・モバイル・オン・ソフトバンクからのMNPのお客さまを対象に、スマホプラン割引が適用となるキャンペーンです。引用元:公式サイト(ワイモバイル)
⇒今だけ(期間限定)ソフトバンクからのMNP(番号移行)もスマホプラン割引が適用されます!この機会をお見逃しなく
つまり1年後にワンキュッパ割が切れて、月額料金が1,000円加算され、2年後にはスマホプラン割引が切れてさらに月額料金が1,000円加算されます。
ただし26ヶ月以上継続利用で新たに『長期間利用割引』で1,000円割引されるので、実質増える月額料金は1,000円です。
加えてスマホプラン割引が切れると月々に利用できるデータ容量も
- スマホプランS:2GB⇒1GB
- スマホプランM:6GB⇒3GB
- スマホプランL:14GB⇒7GB
に減ってしまうことから、長期的な運用を検討するなら決して安いプランとはいえません。
26カ月目以降に6GB⇒3GBへ半減したワイモバイルのスマホプランと、楽天モバイルの3GBに5分かけ放題を加え、条件を合わせて料金比較をした場合、
- 楽天モバイル:2,450円(1,600円+850円)
- ワイモバイル:3,980円
月額料金の差額は1,530円になり、大手キャリアほどではありませんが、割高になってしまうため、長期的にみた場合は楽天モバイルの方が安くておすすめなのです。
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
楽天市場をよく利用する
そしてなんといっても楽天モバイルは大手通販ショップの楽天市場を運営している楽天グループであることが大きな強みです。
普段から楽天で買い物をして、ポイントを貯めたり使ったりして生活費を節約している方も多いのではないでしょうか?
もちろん楽天モバイルなら楽天スーパーポイントを使ったり貯めたりすることができちゃうんです。
しかも音声通話付きSIMの契約ならポイントが+1倍の特典付き。
もちろん、楽天モバイルへの乗り換えをきっかけに楽天カードを利用して生活費全般を節約するのも良いでしょう。
☆★楽天カード新規入会キャンペーン★☆
「楽天カードでポイント生活はじめよう!」
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
ワイモバイルがおすすめなユーザーとは?
高速で安定した通信速度を重視
ワイモバイルはソフトバンク回線も利用していますが、独自回線を持っています。
一方、楽天モバイルはドコモ回線を利用しています。大手キャリアと同じLTE回線を利用するため、最大通信速度はドコモ回線の場合はXi(クロッシィ)相当(受信最大225Mbps、送信最大50Mbps)です。
とはいえ回線を借りている以上、契約している帯域とユーザー数のバランスで混雑してしまう時間帯が発生するなど、通信品質のバラつきが大きい特徴があります。
一方でワイモバイルはもともとウィルコムやイーモバイルだった背景もあってソフトバンク回線だけでなく独自回線があるため、非常に通信速度が速いことで有名で根強い人気があります。
楽天モバイルに限らず、他の格安SIMでは「通信速度が不安」「通信速度が遅かった」という場合はワイモバイルがおすすめです。
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キャリアメール(MMS)が使いたい
大手キャリアでは当たり前に使えていたEメールとかキャリアメールと呼ばれている携帯やスマホで使えるMMSのメールサービス。
- ~@docomo.ne.jp
- ~@ezweb.ne.jp
- ~@softbank.ne.jp
基本的に携帯電話本体にしかメールが残らない仕様で匿名性も低いため、セキュリティ面と信頼度が高いため、登録制サービスによっては入力が必要な場合もあって意外と重要。
またキャリアメールへGmailなどのフリーメールを送信すると迷惑メールフィルタ機能でブロックされてしまうことも…
残念ながら楽天モバイルに限らず、ほとんどの格安SIMでMMSを利用することができません。
楽天モバイルは『~@rakuten.jp』のメールアドレスが利用できますがMMSではありません。
そんな中、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルなら無料でキャリアメールと同じMMSメール『~@ymobile.ne.jp』が使えちゃうんです。
公式サイトはこちら⇒
電話を頻繁にかける
音声通話料金の割引オプションとして楽天モバイルには、
- 5分かけ放題オプション:月額850円※5分以降10円/30秒
かけ放題オプション:月額2,380円
※2018年2月28日(水)23:59をもってサービスを終了
ワイモバイルには、
- だれとでも定額:月額0円(無料)
- スーパーだれとでも定額:月額1,000円
※ケータイプランは月額1,500円
があります。
ワイモバイルのスマホプランは良くも悪くも『だれとでも10分かけ放題』サービスが無料で付いてくるため、月額基本料金がやや割高です。
一回あたり5分以内の電話であれば、『5分かけ放題』が月々850円で利用できる楽天モバイルの方がオススメといえるでしょう。
電話を頻繁にかけるケースでも、26カ月目以降に6GB⇒3GBへ半減したワイモバイルのスマホプランにスーパーだれとでも定額を加えたプランと、楽天モバイルの3GBにかけ放題オプションを加え、条件を合わせて料金比較をした場合、
楽天モバイル:3,980円(1,600円+2,380円)- ワイモバイル:4,980円(3,980円+1,000円)
※2018年2月28日(水)23:59をもってサービスを終了
月額料金の差額は1,000円になり、やはり長期的にみると楽天モバイルの方が安く済みます。
⇒楽天モバイルは完全かけ放題サービスがなくなったため、長時間の通話が必要なユーザーはワイモバイルで決まりですね。
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格安スマホへお得に乗り換えたい
2017年7月24日現在、ワイモバイルがセット販売しているスマホは22種類です。
- iPhone SE
- iPhone 5s
- Android One X1
- Android One S2
- Android One S1
- 507SH, Android One
- Nexus 6P
- DIGNO E
- AQUOS CRYSTAL Y2
- Nexus 5X
- LUMIERE
- AQUOS Xx-Y
- HUAWEI P10 lite
- HUAWEI P9 lite
- VAIO Phone A
- VAIO Phone Biz
- arrows M03
- Zenfone 3 5.2
- Zenfone 3 5.5
- Zenfone 3 Max
- HUAWEI nova
- Zenfone 3 Laser
一方、楽天モバイルがセット販売しているスマホも19種類あります。
- arrows M04
- HUAWEI P10 lite
- HUAWEI P10
- HUAWEI P10 Plus
- HUAWEI nova lite
- Zenfone 3 Max
- HUAWEI Mate 9
- honor 8
- AQUOS SH-M04
- Zenfone 3
- arrows M03
- AQUOS mini SH-M03
- ZTE BLADE E01
- HUAWEI P9 lite
- Zenfone Go
- AQUOS SH-RM02
- Zenfone 3 Laser
- ZTE AXON 7
- Zenfone Max
両者が扱っている4種類のスマホの料金(税込)を比較した結果がこちらの表になります。(2017年7月24日時点)
機種 | ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|
HUAWEI P10 lite | 9,980円 | 32,379円 |
HUAWEI P9 lite | 980円 | 13,392円 |
Zenfone 3 Laser | 15,010円 | 24,624円 |
Zenfone 3 | 22,584円 | 27,864円 |
arrows M03 | 21,720円 | 10,692円 |
※安い方を青で記載
どちらのセット端末も非常にお得ですが、全体的にワイモバイルの方が安い傾向にあります。
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ただしワイモバイルでSIMフリーのスマホを安く購入するためには、スマホプランのプランM/Lを契約して、一括購入しなければならない点に注意が必要です。
たとえばプランSを選択した場合、HUAWEI P9 liteの機種代金は
- ワイモバイル:14,624円
- 楽天モバイル:13,392円
となり、楽天モバイルの方が安くなります。
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まとめ
楽天モバイルは完全かけ放題や月額料金だけでなく、スマホが安く手に入ったり、楽天スーパーポイントが貯まる・使える点が大きな魅力の格安SIMです。
⇒2018年2月28日(水)23:59をもって完全かけ放題サービスを終了
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
一方、ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドという位置づけで、高速で安定した通信速度と完全かけ放題サービス、キャリアメール(MMS)が使える点など、突出したサービス力が魅力な格安SIMです。
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是非とも両サービスの特徴をしっかりと踏まえて、自分の使い方にマッチした最高の格安SIMをゲットしてください。
なお乗り換えを検討の方はこちらもご参考にしてみてください。