同時期(2018年12月)に発売されたAndroid One S5とX5。
どちらもAndroid Oneシリーズなので特徴が似ている部分と、下位モデル(Sシリーズ)と上位モデル(Xシリーズ)の大きな違いもあります。
そこでAndroid One S5とX5の性能(スペック)や機能の違いなど、比較ポイントと選ぶ際の注意点を分かりやすく解説していきます。
Android One S5とX5のスペック・機能の比較一覧
機種名 | Android One S5 | Android One X5 |
---|---|---|
価格 | 53,676円 | 83,484円 |
メーカー | シャープ | LGエレクトロニクス |
CPU | Snapdragon 450 SDM450 | Snapdragon 835 MSM8998 |
CORE | オクタコア | オクタコア |
内蔵RAM | 3GB | 4GB |
内蔵ROM | 32GB | 32GB |
外部メモリ | 512GB | 512GB |
メインカメラ | 約1,200万画素 | 約1,600万画素 |
フロントカメラ | 約800万画素 | 約800万画素 |
OS | Android 9 | Android 9 |
無線LAN規格 | IEEE802.11 a/b/g/n/ac | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
バッテリー | 2,700mAh | 3,000mAh |
画面サイズ | 5.5インチ | 6.1インチ |
本体サイズ | 71x148x8.1mm | 72x153x7.9mm |
解像度 | 2,160×1,080 | 3,120×1,440 |
重量 | 149g | 158g |
SIMサイズ | SIMロック解除可 | SIMロック解除可 |
認証 | – | 指紋認証 |
おサイフケータイ | – | おサイフケータイ |
防塵防水 | IPX5/IPX8 | IPX5/IPX8 |
カラー | クールシルバー | ミスティックホワイト |
ダークブルー | ニューモロッカンブルー | |
ローズピンク | – |
処理性能重視ならハイエンド用SoCを搭載してたAndroid One X5
どちらもQualcomm社のCPU:Snapdragonシリーズを搭載していますが、Android One X5はハイエンド用SoC、Android One S5はエントリー市場向け~ミッドレンジ用SoCを搭載しています。
Snapdragon 450を搭載しているHUAWEIシリーズ
- OPPO R15 Neo/AX7
- AQUOS sense2
- moto g6
Snapdragon 835を搭載しているHUAWEIシリーズ
- Xperia XZ1/XZ Premium
- Galaxy Note8/S8/S8+
- AQUOS R
特に『Snapdragon 835(MSM8998)』に関してはHUAWEIのハイスペックな上位機種に採用されているCPUなので、処理性能重視で選ぶ機種として、とてもおすすめです。
バッテリー容量ではなく、連続待受時間でみるとAndroid One S5
バッテリー容量はAndroid One X5が少し上です。
機種名 | Android One S5 | Android One X5 | |
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電池容量 | 2,700mAh | 3,000mAh | |
連続通話時間 | 3G | 約1,480分 | 約1200分 |
FDD | 約1960分 | 約1100分 | |
GSM | 約730分 | 約950分 | |
連続待受時間 | 3G | 約750時間 | 約410時間 |
FDD | 約650時間 | 約420時間 | |
AXGP | 約650時間 | 約410時間 | |
GSM | 約670時間 | 約420時間 |
ただし連続通話時間や連続待受時間を比較すると、全体的にAndroid One S5の方が電池持ち時間が長くなっています。
バッテリー容量の差以上に、CPUやRAMの処理性能差が大きい≒消費電力が大きいため、Android One S5の方が電池持ちが良くなっていると考えられます。
よって電池持ち時間重視で選ぶならAndroid One S5がおすすめです。
カメラ性能・機能で選ぶならAIカメラ搭載のAndroid One X5
Android One X5なら、撮影シーンに合わせてフレーム内の被写体をAI(人工知能)が9種類の最適なモードへ自動で最適化してくれるので、撮影シーンに応じたベストショットを簡単に撮れるようになります。
機種名 | Android One S5 | Android One X5 |
---|---|---|
メインカメラ | 1,200万画素 | 1,600万画素 |
フロントカメラ | 800万画素 | 800万画素 |
またメインカメラの画素数もAndroid One X5の方が上です。※画像を構成する点の数がAndroid One X5の方が多い
Android One S5とX5は性能や機能差と同じくらい価格差も大きい
そもそもハイエンドクラスのAndroid One X5とエントリー市場~ミッドレンジクラスのAndroid One S5。処理性能だけをみればもちろんAndroid One X5の方が格段に上です。
とはいえ価格面では8万円以上するAndroid One X5と5万円前後で買えるAndroid One S5です。
年々、格安スマホのコスパは飛躍的に上がってきており、RAMは3GBあるので大抵の処理は快適に使えることでしょう。ユーザーによってはAndroid One X5はオーバースペックかもしれません。
Android Oneシリーズ(S5/X5を含む)の特徴として、
- シンプル:必要最低限のアプリ
- OSバージョン:メジャーアップグレード保証(最低1回)
といったメリットがあります。
ソフトとハードをグーグルと日本市場を熟知したメーカーが合同で開発するため、日本向け機能にもしっかりと対応しているので初心者の方が安心して長く利用することが可能となっています。
さらに、どちらの機種も防塵防水機能に対応しています。
せっかく格安SIMで通信費用を節約するのであれば、スマホの普段の使い方に応じたスペックの機種を選ぶことで、端末代金も節約するのも一つのです。
そういった意味でAndroid One S5は、高級機種を何気なしに使っていたユーザーが、低価格な格安スマホとして選ぶきっかけとして非常にオススメの機種です。
Android One S5とX5がお得に購入できる格安SIM
基本的にAndroid Oneを入手するには、ワイモバイルでセット購入する必要があります。
ワイモバイルのセット販売端末は契約するプランによって、端末代金の割引額が変わります。
Android One S5 | ||
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容量プラン | 乗り換え元 | 割引額(月額) |
スマホプランS/M/L | ソフトバンク | 31,104円(1,296円/月) |
ドコモ・au・MVNO | 44,064円(1,836円/月) |
Android One X5 | ||
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容量プラン | 乗り換え元 | 割引額(月額) |
スマホプランS | ソフトバンク | 23,328円(972円/月) |
ドコモ・au・MVNO | 36,288円(1,512円/月) | |
スマホプランM/L | ソフトバンク | |
ドコモ・au・MVNO | 49,248円(2,052円/月) |
Android One S5は実質負担金9,612円(53,676円-44,064円)、Android One X5は実質負担金39,420円(83,484円-44,064円)でセット購入することが可能です。
詳細ワイモバイルでAndroid One S5を使うメリット・デメリット!
詳細ワイモバイルでAndroid One X5を使ううメリット・デメリット!
公式サイトはこちら⇒ワイモバイル