コスパが高い格安スマホとして人気のASUSのZenFoneシリーズとHUAWEIのP(lite)シリーズ。

 

同時期に発売されたZenFone 5(2018年5月18日発売)とP20lite(2018年6月15日発売)、どちらを選ぶべきかお悩みの方も多いことでしょう。

 

そこでZenFone 5とP20 liteの性能(スペック)や機能の違いなど、比較ポイントと選ぶ際の注意点を分かりやすく解説していきます。

ZenFone 5とP20 liteのスペック・機能の比較一覧

ZenFone 5 P20 lite
価格(税込)※1 53,032円 30,197円
CPU Qualcomm Snapdragon 636 オクタコア(1.8GHz) HUAWEI Kirin 659 オクタコア(4×2.36GHz+4×1.7GHz)
内蔵RAM 6GB 4GB
内蔵ROM※2 64GB 32GB/64GB
外部メモリ 最大2048GB 最大256GB
メインカメラ 1,200+800万画素(ダブルレンズ) 1,600+200万画素(ダブルレンズ)
フロントカメラ 800万画素 1600万画素
OS Android 8.0 Android 8.0
無線LAN規格 802.11 a/b/g/n/ac 802.11 a/b/g/n/ac
バッテリー 3,300mAh 3,000mAh
サイズ 6.2インチ 5.84インチ(19:9)
75.6mm 71.2mm
153mm 148.6mm
7.7mm 7.4mm
解像度 2,246×1,080 2,280×1,080
重量 165g 145g
FDD-LTE B1/2/3/5/7/8/18/19/28 B1/3/5/7/8/18/19/26/28
TDD-LTE B38/39/41 B41
W-CDMA B1/2/3/5/6/8/19 B1/2/5/6/8/19
GSM 850/900/1800/1900MHz 850/900/1800/1900MHz
SIMカード nano(DSDV) nano
指紋認証 対応 対応
顔認証 対応 対応
おサイフケータイ
防塵防水
カラー スペースシルバー
クラインブルー
シャイニーブラック ミッドナイトブラック
サクラピンク

※1.2018年7月30日時点:Amazonの価格を参考
※2.内蔵ROMはau版のみ64GB/SIMフリー版、UQモバイル版、ワイモバイル版は32GB
※比較して優れている部分を青文字

ASUS ZenFone 5がおすすめなポイント

スペック(メモリ性能やデータ保存容量)はZenFone 5の方が高い

処理性能に大きな影響を及ぼすメインメモリ(RAM)はZenFone 5の方が圧倒的にスペックが高いです。

リアルタイムゲームや高画質の動画など、スマホのスペックを重要視するユーザーならZenFone 5がオススメです。

 

またSIMフリー端末で比較すると、データ保存量(ROM)もZenFone 5に軍配が上がっています。※P20 lite(SIMフリー版)のROMは32GB

機種名 ZenFone 5 P20 lite
内蔵RAM 6GB 4GB
内蔵ROM 64GB 32GB

なお同価格帯のスマホで比較すれば、どちらの機種もメモリ性能は高くコスパは良好です。

連続待受時間(バッテリー容量)はZenFone 5の方が長い

バッテリー容量が多いこともあり、連続待受時間はZenFone 5の方が長いです。

機種名 ZenFone 5 P20 lite
電池容量 3,300mAh 3,000mAh
連続待受時間(LTE) 約495時間 約433時間

※P20 liteはワイモバイル版の連続待受時間を参照

 

なお急速充電はどちらの機種も対応。

  • ASUS BoostMaster:わずか32分で急速充電(50%)
  • HUAWEI Quick Charger:約100分

DSDV(Dual SIM Dual VoLTE)で快適な複数SIM利用が可能

P20 liteはデュアルSIMに対応しているモデルもありますが、販売元によってはシングルSIM、デュアルSIMに対応していてもDSDSではないので複数SIMで同時待受できない点に注意が必要です。

P20 liteのモデル別デュアルSIM(シングルSIM)対応

  • シングルSIM:au/ワイモバイル
  • デュアルSIM:UQモバイル/SIMフリー

一方、ZenFoneシリーズは一早くDSDS(Dual SIM Dual Standby)に対応したZenFone 3が、DSDS対応機種としては非常に安価ということもあり、複数回線を利用したいユーザーの間で人気を集めました。

 

そんなデュアルSIMを強みとするZenFoneシリーズということもあり、ZenFone 5ではDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)に進化を遂げ、DSDSのau回線(VoLTE専有)問題を克服して、より快適な複数回線利用が実現できます。

※2018年7月30日現在:Amazonで53,032円(税込み)

HUAWEI P20 liteがおすすめなポイント

ダブルレンズカメラ搭載も主カメラの画素数はP20 liteの方が上

ハイスペックのダブルレンズカメラ(デュアルレンズカメラ)は2つのカメラを使って、まるで一眼レフカメラで撮影したかのような『ポートレートモード』、撮影後にボケ感が調整できる『ワイドアパーチャ機能』を搭載し、プロ顔負けの写真を撮ることが可能となっています。

 

AppleではiPhone 7 Plus(8~9万円台)、同じHUAWEIシリーズでもP9やMate9といった4~5万円台の比較的高級な機種で実装されている機能です。なので2~3万円台で手に入るミドルレンジクラスのP20 liteは非常にコスパが良いといえるでしょう。

P20 lite ZenFone 5
メインカメラ 1600+200万画素(ダブルレンズ) 1200+800万画素(ダブルレンズ)
フロントカメラ 1600万画素  800万画素

ダブルレンズカメラ搭載の両機種ですが、メイン&フロント両カメラで主となるカメラの画素数が800万画素(2倍)差がある点が主な違いです。※画像を構成する点の数がP20 liteの方が多い

一方でセカンドカメラに関してはZenFone 5の方が画素数が多くなっています。

ZenFone 5とP20 liteは性能や機能差と同じくらい価格差も大きい

スマホの処理性能に大きな影響を及ぼすメインメモリ(RAM)が、6GBのZenFone 5と4GBのP20 lite。処理性能だけをみればZenFone 5の方が格段に上です。

 

とはいえ価格面では5万円前後するZenFone 53万円前後で買えるP20 liteです。

年々、格安スマホのコスパは飛躍的に上がってきており、RAMが4GBあれば大抵の処理は快適に使えることでしょう。

 

せっかく格安SIMで通信費用を節約するのであれば、スマホの普段の使い方に応じたスペックの機種を選ぶことで、端末代金も節約するのも一つのです。

そういった意味でP20 liteは、高級機種を何気なしに使っていたユーザーが、低価格な格安スマホとして選ぶきっかけとして非常にオススメの機種です。

※2018年7月30日現在:Amazonで30,197円(税込み)

ZenFone 5とP20 liteがお得に買える格安SIM

格安SIM 通常価格(一括/税込)
OCNモバイルONE 28,944円
IIJmio 30,024円
NifMo 31,200円
UQモバイル 31,212円
mineo 31,752円
DMMモバイル 31,980円
BIGLOBEモバイル 32,140円
QTモバイル 33,696円
LINEモバイル 34,538円
楽天モバイル
ワイモバイル 45,900円

参考OCNモバイルONEでHUAWEIP20liteを使うメリットやデメリット

格安SIM 通常価格(一括/税込)
OCNモバイルONE 57,024円
BIGLOBEモバイル
LINEモバイル
mineo
楽天モバイル
NifMo 69,600円
DMMモバイル 69,800円
IIJmio 69,984円

参考OCNモバイルONEでZenFone5を使うメリットやデメリット

両端末を取り扱っている人気の格安SIM数社で端末代金を比較してみると、OCNモバイルONEの通常価格が一番安い結果となりました。※2018年7月23日時点

詳細【HUAWEI P20 lite】最安値の比較一覧!(格安SIM厳選10社)

 

さらにOCNモバイルONEの場合、音声通話SIMプラン限定の『らくらくセット』を利用することで、さらに割引価格でセット購入することができるんです。※らくらくセットは期間限定でセールも開催

通常価格 らくらくセット
P20 lite 28,944円 20,304円
ZenFone 5 57,024円 50,544円

※らくらくセットの契約条件は音声通話SIMプランを選択すること

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参考らくらくセットを契約する手順と注意点!