OCNモバイルONEから他の格安SIMへ乗り換える場合、MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)を利用することで、大手キャリアと同じように今使っている090や080、070から始まる携帯電話番号をそのまま引き継いで使うことができます。

 

しかもドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアの2年縛りがないうえに、MNPする際に格安SIMで問題になることが多い名義変更(譲渡手続き)もOCNモバイルONEなら事前にできるので転出する際も安心です。

セット端末がお得に購入できる『スマホセット(らくらくセット)』も、音声対応SIMと同じ条件で解約(MNP転出)ができます。※他社のキャンペーンのように特別な契約条件が適用されることがないので安心♪

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参考スマホセット(らくらくセット)を契約する手順と注意点

 

ただしOCNモバイルONEではMNPを利用して乗り換える場合、いくつか注意すべきポイントがあります。

  • 最低利用期間6カ月(解約違約金8,000円)
  • MNP転出手数料3,000円
  • MNPできない格安SIMがある

※2019年11月20日から開始された新コースの場合は最低利用期間&解約違約金なし

事前にしっかりと準備しておかないと、

worrier

そもそも契約ができなかった…

worrier

契約できたけどスマホが使えなかった…

などのトラブルに遭遇してしまいます。

 

そこでOCNモバイルONEからMNP予約番号を取得する前の準備~取得する方法・手順について、注意点を交えて詳しく解説していきます。

OCNモバイルONE

OCNモバイルONEからMNP転出する大まかな流れ

OCNモバイルONEから格安SIMへMNPを使って乗り換えるために必要な、大まかな手順は以下の通りです。

 

  1. 手順1. 事前準備

    名義変更(確認)やSIMロックの有無、支払い方法を確認しておきます。

  2. 手順2. MNP予約番号を取得

    OCNモバイルONEからMNP予約番号を取得します。

  3. 格安SIMの公式サイトへ移動して、MNP予約番号を入力して契約します。

 

ざっと流れが頭に入ったところで、実際に手順1の詳細から順を追ってみていきましょう。

 

なお転入先の格安SIMによってはMNPの注意点や条件が異なってきます。

  • MNP予約番号の必要な有効期限
  • 今使っているスマホの継続利用

すでに乗り換え先の格安SIMが決まっている場合は、こちらでMNP転出~転入するまでの詳しい手順や注意点を解説しているので、是非とも参考にしてみてください。

 

 

手順1-1. OCNモバイルONEと転入先で契約者名義を統一しておく

OCNモバイルONEからMNP予約番号を取得して、いざ契約しようとしたら

worrier

契約者名義が違っていて契約できなかった…

という事例が、格安SIMサービスを展開するmineoで急増しているそうです。

MNPお申し込みの際に、「契約名義間違い」にてお申し込みがお受けできないケースが多数発生しております。

引用元:公式サイト(mineo)

しかしこの問題はmineoに限った話ではなく、他の格安SIMでも起こりえます。

 

たとえば、

worrier

OCNモバイルONEの時には親の名義で契約していたけど、乗り換え先の格安SIMでは自分の名義で契約したい!

なんてケースが該当します。

そんな場合はOCNモバイルONEのカスタマーズフロントへ連絡して、名義変更(譲渡手続き)を行ってからMNP予約番号を取得するようにしましょう。

譲渡手続きの問い合わせ先(カスタマーズフロント)

電話:
0120-506506

受付時間は10時〜19時です。(日曜・祝日・年末年始を除く)

 

通常、ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアか準キャリアと呼ばれているワイモバイルくらいしか名義変更ができないところ、OCNモバイルONEなら名義変更できるので利用しない手はありません。

 

なおOCNモバイルONEの名義変更には手数料864円(税込)が掛かります。

名前変更の3つの手続きについて

ご契約者の名前変更には、承継・改称・譲渡の3つの手続きがあり、それぞれ下記の基準にて承ります。

承継 個人のお客さま)契約者が死亡し引継ぐ場合
法人のお客さま)合併・分割時に新会社となる場合で、新会社にて別組織に契約を承継する場合
改称 個人のお客さま) 改名した場合
法人のお客さま) 会社名/組織名を変更した場合
譲渡 自己都合により第三者に譲渡する場合(OCN契約1契約につき、手数料864円(税込)が必要です)

引用元:公式サイト(OCNモバイルONE)

手順1-2. スマホを継続利用するならドコモ回線の格安SIMを選ぶ

SIMロックされたスマホであっても同じ回線を利用している格安SIMやSIMロックを解除することで、携帯電話会社を他社へ乗り換えてもスマホを継続利用できるケースがあります。

 

OCNモバイルONEの場合は多くの格安SIMが利用しているドコモの回線を利用しているので、ドコモのSIMロックが掛かったスマホは乗り換え先の格安SIMで継続利用できる可能性は高いです。

 

なお、SIMフリーのスマホであってもau回線の格安SIMへ乗り換えを検討している場合には、au回線で扱っている周波数帯に機種が対応しているか、事前にしっかりと確認する必要があります。

参考キャリアの対応バンド(周波数帯)

手順1-3. 音声対応SIMカードの最低利用期間と解約違約金

OCNモバイルONEの契約には

  • データ通信専用SIMカード
  • SMS対応SIMカード
  • 音声対応SIMカード

という2種類のプランがあります。

 

そのうち従来の料金プラン(新コース以外)には、音声対応SIMには利用開始月を1ヵ月目として6ヵ月目までの最低利用期間が設けられています。大手キャリア特有の2年縛りはないのでご安心ください。

→2019年11月20日からサービス提供が開始された『新コース』の場合は最低利用期間ならびに解約違約金はありません

 

新コース以外の場合、最低利用期間内の解約には最大8,000円の違約金が掛かることに注意しましょう。

⇒2019年10月1日以降は違約金8,000円→1,000円に減額

手順1-4. MNP転入できない格安SIM(MVNO)がある

OCNモバイルONEでは事業者を明記していませんが、

移転元の事業者によっては、本サービスへのMNP転入ができない場合があります。

引用元:公式サイト(OCNモバイルONE)

と、公式サイトに記載しています。

 

有名どころだと、LINEモバイルやNifMo、ぷららモバイルといったMVNEがOCN系のMVNO(格安SIM)では、OCNモバイルONEからMNP転入できないことが明記されています。

また以下の仮想移動体通信事業者(MVNO)からのMNP 転入はお受けできませんのでご注意ください。
※ご不便をおかけして申し訳ありませんが、新たな電話番号で新規にお申し込みいただくなどを別途ご検討ください。

<事業者名 / サービス名> ※2017/3/7時点
⋅NTTコミュニケーションズ株式会社:「OCNモバイルONE」
⋅NTTPCコミュニケーションズ株式会社:「Master’sONE」
⋅株式会社NTTぷらら:「ぷららモバイル」
⋅株式会社ニフティ:「NifMo」
⋅株式会社グローバルトラストネットワークス:「GTN MOBILE」
⋅株式会社サンライズ:「Sun-Netモバイル」
⋅株式会社朝日ネット:「ANSIM(アンシム)」
⋅株式会社日友インターナショナル:「Musashi Mobile」
⋅ジャパンモバイル株式会社:「J⋅mobile」
⋅有限会社ウィル:「ハルモバイル」
⋅株式会社坊っちゃん電力:「坊っちゃん電力のSIMカード」
⋅大一ガス株式会社:「大一でんわ」
⋅ネクストパワーやまと株式会社:「やまとモバイル」
⋅株式会社MEモバイル:「カシモ」
⋅株式会社ファーストテレコム:「J1mobile」
⋅株式会社静岡新聞社:「@Sモバイル」

引用元:公式サイト(LINEモバイル)

  • NifMoから「OCNモバイルONE、ぷららモバイルLTE、Master`sONE、GTN MOBILE、Sun-Netモバイル、MORAモバイル、ANSIM(アンシム)、MUSASHI MOBILE、LINEモバイル、J・mobile、ハルモバイル、坊っちゃん電力のSIMカード、大一でんわ、Any-Mo(エニモ)、やまとモバイル、カシモ、J1mobile、@Sモバイル」へのMNPによる転出および、上記事業者からNifMoへの転入は行えません。
    ※ 対象の事業者は2017年4月1日時点の情報です。事業者は事前予告なく追加される場合があります。

引用元:公式サイト(NifMo)

ご契約中の通信事業者によっては、MNP転入ができない場合があります。(エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社(OCNモバイルONE)、ニフティ株式会社(Nifmo))あらかじめご契約中の通信事業者へご確認をお願いいたします。

引用元:公式サイト(ぷららモバイル)

ちなみに、昔はIIJmioやDMMモバイルなどIIJ系MVNO間でもMNPできない時期がありましたが、今では基本的に問題なく利用できます。

 

なので今後改善される可能性はありますが、現状ではOCNモバイルONEからMNPする場合は、転入先の格安SIMがOCN系でないことを、事前にしっかりと確認しておきましょう。

⇒2017年11月14日(火)以降、OCNモバイルONEからLINEモバイルへMNPができるようになりました。

MNP転入ができるようになる携帯電話事業者
⋅NTTコミュニケーションズ株式会社:「OCNモバイルONE」
⋅NTTPCコミュニケーションズ株式会社:「Master’sONE」
⋅株式会社NTTぷらら:「ぷららモバイル」
⋅株式会社ニフティ:「NifMo」
⋅株式会社グローバルトラストネットワークス:「GTN MOBILE」
⋅株式会社サンライズ:「Sun-Netモバイル」
⋅株式会社朝日ネット:「ANSIM(アンシム)」
⋅株式会社日友インターナショナル:「Musashi Mobile」
⋅ジャパンモバイル株式会社:「J⋅mobile」
⋅有限会社ウィル:「ハルモバイル」
⋅株式会社坊っちゃん電力:「坊っちゃん電力のSIMカード」
⋅大一ガス株式会社:「大一でんわ」
⋅ネクストパワーやまと株式会社:「やまとモバイル」
⋅株式会社MEモバイル:「カシモ」
⋅株式会社ファーストテレコム:「J1mobile」
⋅株式会社静岡新聞社:「@Sモバイル」

引用元:公式サイト(LINEモバイル)

手順2. OCNモバイルONEからMNP予約番号を取得する

事前準備が完了したら、いよいよMNP予約番号の取得です。

 

MNPを利用して他社に乗り換える場合は、現在契約している携帯電話会社(OCNモバイルONE)から携帯電話番号や契約者などが紐づいているMNP予約番号を発行してもらい、その情報をもとに乗り換え先の携帯電話会社(格安SIM)でMNP転入手続きを行います。

 

そうすることでOCNモバイルONEで使っていた電話番号が、そのまま乗り換え先の格安SIMでも利用できるというわけです。

 

MNP予約番号を取得する方法は電話とインターネット(WEB)があります。

MNP予約番号(OCNモバイルONE)の入手先

TEL:
0120-506506
IP電話:
050-3786-0506
WEB:
OCNマイページ

電話の受付時間は10時〜19時です。

 

マイページから簡単に申し込めるので、WEBを使った入手方法がおすすめです。なおマイページ画面(TOP)からMNP転出画面へ移動するには、『マイページTOP > 解約の手続き > MNP転出』の順に遷移します。

少し迷いやすいので、以下にマイページ(WEB)から簡単にMNP予約番号を取得する詳しい手順を紹介しておきます。

OCNマイページを使った簡単にMNP予約番号を取得する手順

1. まず下のリンクからOCNマイページ(MNP転出予約番号のお申し込み画面)へ移動します。

MNP転出予約番号のお申し込み画面はこちら⇒OCNマイページ

この際、契約時に送られてきた『お申込内容のご案内』に記載されている『OCNメール』でログインします。※『接続情報』と間違えないように注意

■接続情報

  • 認証ID:~@one.oen.ne.jp
  • 認証パスワード:○×△

■OCNメール(←こっちでログイン)

  • メールアドレス:~@athena.ocn.ne.jp
  • メールパスワード:○×△

2. あとはMNP転出する情報や注意事項の確認を行い『次へ』ボタンを押すと、確認画面が表示されるので『申し込む』ボタンを押します。

取得したMNP予約番号は『確認メール送信先』で指定したメールアドレスとSMSで送られてきます。

MNP予約番号を取る際は

  • 3,000円のMNP転出手数料
  • 取得後15日間の有効期限

があることに注意しましょう。

 

大手キャリアと違ってMNP予約番号は即日発行とうわけにはいきません。通知されるまでに3営業日程度掛かることに注意しておきましょう。

 

また格安SIMによって契約に必要な残りの有効期限が異なります。

○ MNPをご利用の場合、MNP予約番号が必要です。MNP予約番号の有効期限が10日以上残っている状態でのお申し込みをお願いいたします。

引用元:公式サイト(mineo)

MNPの有効期限が15日あるからといって格安SIMへの契約手続きを先延ばしにしないよう気をつけましょう。

OCNモバイルONEからMNP予約番号を取得する方法まとめ

MNPを利用して電話番号そのままでOCNモバイルONEから他の格安SIMへ乗り換える場合、事前に契約者名義を統一しておく必要があります。

 

基本的にドコモ回線を使っている格安SIMであればスマホを継続利用できるのですが、格安SIMが扱っている回線によっては事前に機種の対応バンドを確認しておかないと使えない場合があるので注意しましょう。

 

音声対応SIMの場合は最低利用期間である6カ月以内での解約に最大8,000円の違約金が発生することに注意が必要です。

 

また一部の格安SIM(MVNO)へのMNP転入が禁止されている点にも注意が必要です。

 

MNP予約番号を取得するのは簡単ですが

  • 3,000円のMNP転出手数料
  • 取得後15日間の有効期限

があることに注意しましょう。

 

さらにMNP予約番号は即日発行されず、3営業日程度の日数が掛かることにも注意しておきましょう。いざ契約するときに不備があってMNP予約番号を取得し直したい場合は、15日間待たなければ再度発行してもらえません。

 

事前準備をしっかりと行って少しでも無駄な出費と時間を減らすようにしましょう。

 

公式サイトはこちら⇒OCN モバイル ONE

手順3. OCNモバイルONEのMNP予約番号で契約する手順

なお、格安SIMのMNP転入手順や注意点はこちらで詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

 

ドコモ回線が使える人気の格安SIM:

au回線が使える人気の格安SIM:

ソフトバンク回線が使える人気の格安SIM: