LINEモバイルからMNP転出する方法・手順と注意点！解約違約金(最低利用期間)や予約番号の発行手数料など詳しく解説！

LINEモバイルから他の格安SIMへ乗り換える場合、MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)を利用することで、今使っている090や080、070から始まる携帯電話番号をそのまま引き継いで使うことができます。

 

しかもドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアの2年縛りがないので、LINEモバイルなら転出する際も安心です。

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ただしLINEモバイルでは

など、MNPを利用して乗り換える場合、いくつか注意すべきポイントがあります。

 

事前に準備しておかないと

などのトラブルに遭遇してしまいます。

 

そこでLINEモバイルからMNP予約番号を取得する前の準備～取得する方法・手順について、注意点を交えながら詳しく解説していきます。

LINEモバイルからMNP転出する大まかな流れ

LINEモバイルから格安SIMへMNPを使って乗り換えるために必要な、大まかな手順は以下の通りです。

 

1. 手順1. 事前準備

   契名義変更(同一であること)やSIMロックの有無を確認しておきます。

2. 手順2. MNP予約番号を取得

   LINEモバイルからMNP予約番号を取得します。

3. 格安SIMの公式サイトへ移動して、MNP予約番号を入力して契約します。

 

ざっと流れが頭に入ったところで、実際に手順1の詳細から順を追ってみていきましょう。

 

手順1-1. LINEモバイルと転入先で契約者名義を変更しない

LINEモバイルからMNP予約番号を取得して、いざ契約しようとしたら

という事例が格安SIMサービスを展開するmineoで急増しているそうです。

MNPお申し込みの際に、「契約名義間違い」にてお申し込みがお受けできないケースが多数発生しております。

引用元：公式サイト(mineo)

しかしこの問題はmineoに限った話ではなく、他の格安SIMでも起こります。

 

たとえば、

なんてケースが該当します。

 

そんな場合は、残念ながらLINEモバイルでは本人以外への名義変更はできないので、同一の契約者でMNP予約番号を取得して乗り換えるか、MNPを利用せずにLINEモバイルを解約して新規契約する必要があるので注意しましょう。

名義が異なる場合はご契約いただけません。

現在の携帯電話会社とのご契約とLINEモバイルとご契約頂く際の名義が同一である必要があります。現在の携帯電話会社にて現在の名義に変更してからMNPでお申し込みください。

引用元：公式サイト(LINEモバイル)

手順1-2. スマホを継続利用する場合は回線(ドコモ/ソフトバンク)に注意

SIMロックされたスマホであっても同じ回線を利用している格安SIMやSIMロックを解除することで、携帯電話会社を他社へ乗り換えてもスマホを継続利用できるケースがあります。

 

LINEモバイルの場合はマルチキャリアに対応しており、ドコモ回線プランでは、ドコモのスマホであればSIMロック解除していなくても使えるメリットがあります。

ドコモ回線に関する注意事項
ドコモで購入した端末はSIMロック状態であっても、APN設定が可能であればLINEモバイル（ドコモ回線）をご利用できます。

引用元：公式サイト(LINEモバイル)

またLINEモバイルのソフトバンク回線プランでは、2017年8月以降に販売開始されたソフトバンクの端末はSIMロック解除しなくても使えます。

ソフトバンク回線に関する注意事項
2017年8月以降に販売開始されたソフトバンクの端末*とソフトバンクで購入したiPhone（5以降）はSIMロック状態であっても、LINEモバイル（ソフトバンク回線）をご利用できます。*HTC U11(601HT)/DIGNO G(602KC)はSIMロック解除なくご利用できます。

引用元：公式サイト(LINEモバイル)

なので、SIMロックが掛かったままのドコモやソフトバンクのスマホをLINEモバイルで使っていた場合には、同じ回線を利用した格安SIMを選ばないとスマホが継続利用できないので注意が必要です。

 

SIMロック解除済みの端末ならドコモやソフトバンク回線以外の格安SIMでも使える可能性はあります。ただし対応バンドが豊富なiPhoneシリーズなどを除いては同じ回線を利用した格安SIMを選択した方が無難です。

 

というのも、大手キャリアが使っている電波の周波数帯域(バンド)はそれぞれ異なり、端末の対応バンドとの整合性が通信エリア(通信速度)を考慮するうえで非常に重要になるからです。

 

SIMロックされた多くの日本国内向けスマホは、販売元のキャリアで利用することを前提としているため、わざわざ他社のバンドに対応させるより、対応バンドを減らして少しでも安く製造するケースが一般的です。※もともとグローバル展開を前提としているiPhoneシリーズなどは例外

 

SIMフリーやSIMロック解除済みのスマホであっても別回線の格安SIMへ乗り換えを検討している場合には、ドコモやau、ソフトバンク回線で扱っている周波数帯に機種が対応しているか、事前にしっかりと確認する必要があります。

参考キャリアの対応バンド(周波数帯)

手順1-3. 音声通話SIMプランの最低利用期間と解約違約金

LINEモバイルの契約には

という2種類のサービスタイプがあります。

 

そのうち音声通話SIMの場合は、利用開始日の翌月を1ヶ月目として12ヶ月目の末日までの最低利用期間が設けられています。大手キャリア特有の2年縛りはないのでご安心ください。

 

最低利用期間内で解約すると、解約手数料9,800円が発生することに注意しましょう。

手順2. LINEモバイルからMNP予約番号を取得する

事前準備が完了したら、いよいよMNP予約番号の取得です。

 

MNPを利用して他社に乗り換える場合は、現在契約している携帯電話会社(LINEモバイル)から携帯電話番号や契約者などが紐づいているMNP予約番号を発行してもらい、その情報をもとに乗り換え先の携帯電話会社(格安SIM)でMNP転入手続きを行います。

 

そうすることでLINEモバイルで使っていた電話番号が、そのまま乗り換え先の格安SIMでも利用できるというわけです。

 

MNP予約番号はインターネット(WEB)から取得することができます。

MNP予約番号の入手先

WEB：

マイページ

取得したMNP予約番号は連絡先メールに通知されます。

 

MNP予約番号を取る際は

があることに注意しましょう。

 

また格安SIMによって契約に必要な残りの有効期限が異なります。

弊社オンラインショップでお申し込みの場合、MNP予約番号の取得日から２日以内にお申し込みください。

引用元：公式サイト(UQモバイル)

MNPの有効期限が15日あるからといって、格安SIMへの契約手続きを先延ばしにしないよう気をつけましょう。

LINEモバイルからMNP予約番号を取得する方法まとめ

MNPを利用して電話番号そのままでLINEモバイルから他の格安SIMへ乗り換える契約者名義は同一人物の必要があります。(本人以外への名義変更ができません)

 

音声通話SIMの場合は最低利用期間が12カ月間設けられており、期中の解約違約金は9,800円です。

 

MNP予約番号を取得するのは簡単ですが

があることに注意しましょう。

 

事前準備をしっかりと行って少しでも無駄な出費と時間を減らすようにしましょう。

 

公式サイトはこちら⇒LINEMO

手順3. LINEモバイルのMNP予約番号で契約する手順