Xperia XZ2の液晶ディスプレイから有機ELディスプレイへと変貌を遂げたXperia XZ3。性能に大きな変化はないものの、Xシリーズならではのハイスペックな機種といえるでしょう。

 

そんな最先端のスマホを手に入れて大手キャリアから格安SIMへ乗り換えたいと考えるのは当然でしょう。

 

ご安心ください。

Xperia XZ3は格安SIMで利用できます。しかもドコモ系格安SIM特有のテザリング機能制限(APNロック問題)もSO-01L(ドコモ版)には基本的にありません。

つまりXperia XZ3は格安SIMで利用するのに非常に適した機種といえるでしょう。

 

そこで格安SIMで使う際に必要となるAPN設定やモデル(キャリア版)の違いによる注意すべきポイントを詳しく解説するとともに、おすすめの格安SIMを紹介していきます。

  1. Xperia XZ3(ソニーモバイルコミュニケーションズ)の特徴

    画面サイズ:
    6.0インチ
    本体サイズ:
    73×158×9.9mm
    重量:
    約193g
    カラー:
    ブラック/ボルドーレッド/ホワイトシルバー/フォレストグリーン
    Xperia(Xシリーズ)のハイエンドモデル。CPUは高性能で有名なクアルコム社のSnapdragon845を採用。RAMは4GB。画面サイズは5.7インチの大画面。防水IPX5/8やおサイフケータイ、ワンセグ/フルセグに対応。

Xperiaは日本で最も人気のあるソニーモバイルコミュニケーションズのAndroid OSを搭載したスマホです。

 

前作のXperia XZ2が液晶ディスプレイだったのに対して、Xperia XZ3ではブラビアの高画質技術を注ぎ込んだシリーズ初となる有機ELディスプレイを搭載しています。※有機ELは漆黒と光のコントラストが際立つ

 

また従来通りの長所である音楽CDの約3〜6倍もの情報量を誇るハイレゾ音源の再生に加え、360度の3D撮影でスキャンデータを取り込み、3Dアバターを作ってARの世界で遊ぶことも可能です。

 

おサイフケータイはもちろんのこと、防水にも対応しており国内メーカーならではの安心感が伺い知れます。

 

とにかく安くスマホをゲットしたい方には中古ショップのイオシスが品質や品揃え、価格面でおすすめです。※スマホは個人情報も扱う機器なので中古はイオシスなどの専門店を推奨

公式イオシスで中古のXperiaを見てみる!

Xperia XZ3はキャリア回線に依存せずテザリング機能が使える

Xperiaシリーズといえばほとんどの格安SIMでテザリング機能が利用できないというAPNロック問題を抱えていました。

 

というのも、ほとんどの格安SIMはドコモ回線を利用しており、Xperiaシリーズはドコモ回線の格安SIMでテザリング機能が利用できなかったのです。

 

一方でau回線を利用している格安SIMなら過去のほとんどのXperiaシリーズでテザリング機能を問題なく利用できています。

 

ところがXperia XZ3なら、ドコモ回線でも問題なくテザリング機能が利用できちゃうんです。

 

しかも他社端末の動作確認に強いmineoではソフトバンク回線プランでもテザリングの利用が可能となっています。

Xperia XZ3はSIMロック解除の必要がない(モデルと回線が同一キャリア)

Xperia XZ3はキャリアによって型番が異なります。

  • ドコモ版・・・SO-01L
  • au版・・・SOV39
  • ソフトバンク版・・・801SO

SO-01L(ドコモ版)はドコモ系格安SIMで、SOV39(au版)はau系格安SIMで、それぞれ動作確認が行われている傾向があります。

 

ドコモのスマホはSIMロック解除しなくてもドコモ回線の格安SIMで使えますが、auのVoLTE対応SIMカードを利用するスマホはSIMロック解除しないと使えない傾向があります。

 

ところが2018年前後に発売された機種はauのVoLTE対応SIMカードでもSIMロック解除が不要になりました。

よって2018年11月頃に発売されたXperia XZ3はSIMロック解除なしで利用が可能なのです。※正確な情報は利用する各MVNOの公式サイトで要確認

 

ソフトバンク回線プラン(mineo)でもSIMロック解除なしで利用できています。

ただしキャリアがモデルと回線で異なる場合にはSIMロック解除が必要になるので気を付けましょう。

例.UQモバイル(au回線)の場合:

  • ドコモ版(SO-01L):SIMロック解除が必要
  • au版(SOV):SIMロック解除が不要
  • ソフトバンク版(801SO):SIMロック解除が必要

基本的に格安SIMで使っているキャリアの回線とスマホ端末の型番(キャリア)は合わせた方が良いです。

なぜなら型番によって利用できる周波数帯域(対応バンド)が異なることがあるからです。つまり場合によっては電波がうまくつかめず、つながりにくい状況に陥るリスクがあるということです。

またMVNOのAPN以外に別途ims設定が必要になるなど、格安SIMのセッティング難易度が非常に上がります。※その他、トラブルの原因になりやすい

SO-01L/SOV39/801SOが動作確認されている格安SIM

参考mineo(マイネオ)で利用できるXperiaと注意点

参考UQモバイルで利用できるXperiaと注意点

※動作確認はプラン別(ドコモ版→ドコモ回線プラン/au版→au回線プラン)

SIMフリーの海外版Xperia XZ3(H9493)は技適マークがない?

すでに大手キャリアのXperia XZ3を持っている方はSIMロック解除の有無やキャリアと回線の相性、サービス内容などを踏まえて格安SIMを決定すべきですが、これから入手する場合には使い勝手の良いSIMフリーのXperia XZ3(海外版)の購入を検討している方も多いことでしょう。

 

もちろんSIMロックされていないので、格安SIMとの相性がバツグンです。※SIMロック解除は不要ですが、対応バンドは事前に要確認

 

ただしグローバイルモデル(海外版)のスマホを日本国内で使う場合には『技適マーク』が付いている必要があります。技適マークは総務省が定めた特定無線設備の技術基準適合証明等のマークです。

Q5 技適マークが付いていない無線機を使用したらどうなりますか?
A: 一部の無線機を除いて、技適マークが付いていない無線機を使用すると、電波法違反になる恐れがあります。
また、技適マークが付いていても無線局を開設するためには総務大臣の免許を受けなければならない無線機(アマチュア無線、パーソナル無線など)がありますので、使用には十分ご注意下さい。
(免許を受けずに無線局を開設若しくは運用した場合は電波法違反となり、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金の対象となります。また、公共性の高い無線局に妨害を与えた場合は、5年以下の懲役又は250万円以下の罰金の対象となります。)

出典:総務省ホームページ 

故意に電波を悪用しなければ罪に問われることはないようですが法律上は使用NG(電波法違反)です。現状、海外のSIMフリー版Xperia XZ3(H9493)は技適マークがないので格安SIMで利用するのは控えた方が良いでしょう。

Xperia XZ3をお得に入手する方法

大手キャリアで購入する以外の方法で入手するならネット通販が安いのでおすすめです。

 

選び方の注意点としては

  1. SIMフリー版は技適マークが付いていないのでNG

ということを踏まえ、

  1. ドコモ系格安SIMを使うならドコモ版SO-01L
  2. au系格安SIMを使うならau版SOV39
  3. SoftBank系格安SIMを使うならSoftBank版801SO

を選ぶのが賢明です。

 

とにかく安くスマホをゲットしたい方には中古ショップのイオシスが品質や品揃え、価格面でおすすめです。※スマホは個人情報も扱う機器なので中古はイオシスなどの専門店を推奨

公式イオシスで中古のXperiaを見てみる!

 

特にこだわりがなければau版SOV39やSoftBank版801SOの方が比較的リーズナブルなお値段で購入可能です。※値段はカラーによっても変動

格安SIMで使う場合はネットワーク(APN)設定が必要

大手キャリアでスマホを使う場合はドコモならドコモ回線、auならau回線が利用できるように、あらかじめAPN設定が行われています。

 

格安SIMでキャリアのスマホを使う場合は、SIMロックを解除するだけでなく利用する格安SIMの回線に接続できるようにAPN設定を行う必要があります。

 

とはいえ特に難しい設定ではないのでご安心ください。基本は

  • ネットワーク名
  • APN
  • ユーザーID
  • パスワード
  • 認証タイプ

といった情報を入力していくだけです。ただし入力すべき内容は格安SIMによって異なるので、詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。

参考格安SIMのAPN設定の手順

Xperia XZ3(au版/ドコモ版/ソフトバンク版)が使えるおすすめ格安SIM

端末のモデルと利用回線を合わせるならトリプルキャリアのmineo!

  1. mineo(マイネオ)

    かけ放題 4.0
    通信速度 4.5
    サービス 4.5
    セット端末 4.0
    最安:
    税込330円~(200MB)
    人気:
    税込1,518円~(5GB:デュアルタイプ)
    データ容量の繰り越し:
    OK
    電話かけ放題オプション:
    OK
    業界初のマルチキャリア対応(ドコモとau回線が利用可能)。2017年10月から10分かけ放題サービスも開始。バースト転送やフリータンク(メンバー同士のパケットシェア)など独自サービスに強み。お客様満足度No.1を獲得した実績あり。
ポイント

mineoは昔から端末の動作確認に積極的なうえ、トリプルキャリアに対応した数少ない格安SIMです。なので相性が良いキャリア端末のモデルに対応した回線プランでXperia XZ3を使う場合に最適なMVNOといえるでしょう。

公式サイトはこちら⇒mineo

キャリアメール(MMS)が使いたいならau回線のUQモバイル!

  1. かけ放題 4.5
    通信速度 5.0
    サービス 4.0
    セット端末 3.5
    最安:
    税込1,628円~(3GB)
    人気:
    税込1,628円
    (最大3GB:くりこしプランS)
    データ容量の繰り越し:
    OK
    電話かけ放題オプション:
    OK
    格安SIMの中ではデータ通信が安定かつ高速。キャリアメールや直営ショップなど他の格安SIMとは一線を画すサービス力が魅力。ただし利用回線がau回線のみ対応しているため、対応機種や対応バンドに注意が必要。
ポイント

格安SIMでXperia XZ3を使う場合、テザリングやSIMロック解除以外にキャリアメール(MMS)が使えなくなる問題があります。UQモバイルはauのサブブランドという位置付けもあり、唯一MMSメールが利用できるMVNOなのです。

※MMSメール(~@uqmobile.jp)が利用できるのはドコモ版SO-01Lのみ

公式サイトはこちら⇒UQモバイル

SIMのみ契約で『UQmobileオンラインショップ限定の最大6,000円⇒10,000円キャッシュバック』を実施中!

格安SIMでXperia XZ3を使った感想(口コミ)

格安SIMでXperia XZ3を使う注意点まとめ

Xperiaシリーズはドコモ回線の格安SIMでテザリングが使えなくなるAPNロックによる機能制限を受けることが多く嫌煙されがちです。

 

しかしXperia XZ3はドコモ回線で問題なくテザリングが利用できるので格安SIMとの相性がとても良いです。しかもソフトバンク回線でもテザリングできます。

 

SIMフリー版(グローバルモデル)は技適マークがないため、電波法に違反する恐れがあるので日本国内での使用は控えた方がよいでしょう。

 

高速な通信速度とキャリアメール(MMS)を使いたいユーザーにはUQモバイル、キャリアの端末と回線を合わせたいユーザーにはmineoがおすすめです。※UQモバイルはdocomo版のみMMSメール利用可

 

とにかく安くスマホをゲットしたい方には中古ショップのイオシスが品質や品揃え、価格面でおすすめです。※スマホは個人情報も扱う機器なので中古はイオシスなどの専門店を推奨

公式イオシスで中古のXperiaを見てみる!

 

なお格安SIMがスマホとセットで契約する場合のみ端末代金の値引きや割引キャンペーンを実施していますが、一部の格安SIMはSIMのみの契約、つまり現在使っているXperiaそのままで乗り換えても、お得なキャンペーンを適用できます。

参考SIMのみ契約したいユーザー必見!格安SIMのお得なキャンペーン!

 

今では一部の格安SIMでXperiaシリーズをセット購入することが可能となっています。

参考SIMフリー版Xperiaランキング!

 

是非ともご自身の使い方にあったサービスを提供しているプランや少しでもお得に契約して、有意義な格安SIMライフを満喫してください。