自分の通話時間がどのくらいか把握していますか?

 

実は携帯の平均通話時間は3分以内という総務省の調査データがあります。

 

つまり大手キャリアの5分かけ放題や通話し放題プランだと、使いもしない無料通話時間のために無駄にお金を支払っているケースがあるんです。

 

そこで一般的なスマホユーザーに最適な3分かけ放題オプションが利用できる格安SIMを、有効活用できるように安くなる仕組みや注意点も踏まえて詳しく紹介していきます。

3分かけ放題が通話料金の節約に最適な理由

総務省の調査結果によれば、携帯電話・PHSの1通信あたりの平均通信時間は2分35秒です。

発信 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年
IP電話 2分25秒 2分19秒 2分13秒 2分5秒 1分58秒
携帯電話・PHS 2分21秒 2分21秒 2分19秒 2分25秒 2分35秒

出典:総務省ホームページ (通信量からみた我が国の音声通信利用状況)

過去5年間のデータをみても3分以内(2分19秒~2分35秒)に収まっています。

 

たしかに大手キャリアでは完全かけ放題や5分かけ放題サービスをセットで契約する必要がありましたが、ほとんどの格安SIMでかけ放題はオプションとして提供されており、無料通話時間のラインナップも豊富です。

 

しかも多くの格安SIMが電話代を半額(10円/30秒)にできる専用アプリをユーザーに無料で提供しています。1回あたりの通話時間を3分(60円)と仮定して大手キャリアの5分かけ放題(1,700円)と料金比較した場合、

1,700円÷60円/回≒約28(回)

となります。ひと月に28回程度(ほぼ毎日)電話を掛けない方であれば、5分かけ放題サービスがなくても通話代が高くなることはないといえるでしょう。

 

しかも宅配の再配達などで使われている0570から始まるナビダイヤルなどの電話番号は、大手キャリアのかけ放題サービスでも対象外。つまり月額1,700円かけて5分かけ放題サービスを契約しているのに、実は知らぬ間に通常の電話代(20円/30秒)も追加で支払っているという、残念極まりないケースが意外にも多いんです。

大手キャリアの5分かけ放題プランの月額料金

 

参考までに、まずは大手キャリアの通話料金をおさらいしておきましょう。

docomoの5分かけ放題プランと月額料金

  • カケホーダイライトプラン(スマホ):月額1,700円

auの5分かけ放題プランと月額料金

  • スーパーカケホ:月額1,700円

SoftBankの5分かけ放題プランと月額料金

  • スマ放題ライト:月額1,700円

 

基本的にはどの会社も5分かけ放題プランは月額1,700円という月額料金を設定しています。

格安SIMの3分かけ放題オプションの月額料金(最安順)

格安SIM オプション 無料通話時間 月額料金
ユーモバイル 3分50回かけ放題オプション 3分(50回/日) 500円
b-mobile 通話3分定額オプション 3分(50回/日) 500円
IIJmio 誰とでも3分(家族と10分) 3分 600円
BIGLOBEモバイル 3分かけ放題 3分 650円

 

大手キャリアが5分かけ放題サービスを月額1,700円で提供する中、格安SIMの3分かけ放題はわずか月額500円~650円のオプション料金でサービス提供しており、3倍以上も安く利用できてしまうんです。

 

しかも大手キャリアが5分を超えて通話した場合に、30秒あたり20円の超過料金を請求するのに対して、ほとんどの格安SIMが30秒あたり、たったの10円(半額)なのです。

 

そのため、たとえ電話が3分を過ぎてしまい超過料金が発生したとしても割安価格で済むので、無駄に5分かけ放題サービスの定額料金を支払うより効率的といえるでしょう。

3分かけ放題で通話料金を節約するデメリット(注意点)

一部の電話番号(緊急通報など)に掛けられない

 

大手キャリアのかけ放題サービスの対象外となる電話番号だけでも、

  • 国際電話
  • SMS
  • 0570(ナビダイヤル)
  • 0180(テレドーム/テレゴング)
  • 104(番号案内)
  • 188(消費者ホットライン)
  • 189(児童相談所全国共通ダイヤル)

…などなど意外とたくさんあります。

海外での発着信、「WORLD CALL」、「SMS」、(0570)(0180)などの他社接続サービス、(188)(189)特番、(104)の 番号案内料、衛星電話/衛星船舶電話などへの発信は定額の対象外となります。

引用元:公式サイト(ドコモ)

【無料通話対象外となる主な発信先】
・海外での発信/着信、国際通話
・SMS(※2)
・番号案内サービス(104)の利用料(※3)
・行政1XYサービス(188/189)
・衛星電話
・衛星船舶電話
・ナビダイヤル(0570などで始まる番号)/テレドーム(0180で始まる番号)/67コール(0067で始まる番号)などの他社接続サービス通信料(※4)
・当社が別途指定する電話番号への通話(※5)

引用元:公式サイト(au)

国際ローミング通話料(海外でかける)

国際電話通話料(国内から海外へかける)

ソフトバンク衛星電話サービス

0180(テレドーム)、0570(ナビダイヤル)などから始まる他社が料金設定している電話番号への通話料

番号案内(104)

国際転送電話サービス(通話開始後、接続先の海外番号をあらためて入力するものなど)

ソフトバンク以外へのSMS送信

その他、当社が指定し、別途随時公表する電話番号(他社着信転送サービスなど)は無料通話の対象外です。

引用元:公式サイト(ソフトバンク)

さらに格安SIMの場合には、

  • 0120(一部フリーダイヤル)
  • 110/119(緊急通報)
  • 117(時報)※その他3桁番号

…などなど、かけ放題の対象外となるサービスが増えてしまいます。そもそも専用アプリから電話することすらできない番号も。

※ 国際通話料は「OCNでんわ」、「OCNでんわ 10分かけ放題オプション」国内通話料および月額料金の対象外です(所定の通話料がかかります)。

※ 緊急通話(110/119)、ナビダイヤル(0570)などの接続サービスはご利用いただけません。また次の番号への発信はできません。

  • ・110番、119番、117番、177番などの3ケタの番号
  • ・NTTコミュニケーションズのフリーダイヤル・ナビダイヤル・テレドーム・NTT東日本・NTT西日本の災害募金サービス等0XX0系の番号
  • ・マイライン等の00XXから始まる電話番号
  • ・060、020、もしくは、#で始まる電話番号
  • ・NTTドコモ社の「他の電話機からの遠隔操作」の発信番号  090-310-14xx (*a) 090-310-1655 (*b)
  • ・ソフトバンク社の「転送・留守電・着信お知らせ機能サービス」に関する発信番号 (*c)

(*a)https://www.nttdocomo.co.jp/service/transfer/usage/index.html

(*b)https://www.nttdocomo.co.jp/service/sms/usage/

(*c)http://www.softbank.jp/mobile/support/3g/voice_mail/

引用元:公式サイト(OCNモバイルONE)

プレフィックス番号を付加する専用アプリが必要

 

格安SIMの専用アプリを使って電話(発信)を行うと、090や080、070といった携帯電話番号の先頭に自動でプレフィックス番号が付加され、キャリアの回線から中継電話会社の回線を経由しての通話となります。

 

大手キャリアが接続料に割高なマージンを加えてユーザーに請求していた音声通話代金を、中継電話サービスを介すことで半額以下でサービス提供することが可能となっているんです。

 

音声通話専用の中継電話会社の設備はIP電話と比べて音声品質が高い特徴があります。

 

ただし中継電話会社の設備を利用するためには、プレフィックス番号を090や080、070といった携帯電話番号の先頭に付加する必要があり、格安SIM各社が提供している専用アプリを使って電話(発信)する必要が出てくるのです。

● 格安SIM各社の専用アプリ

  • ユーモバイル・・・U-CALL MAX
  • b-mobile・・・b-mobile電話
  • IIJmio・・・みおふぉんダイアル
  • BIGLOBEモバイル・・・BIGLOBEでんわ

格安SIMによって専用アプリの使い勝手は異なりますが、基本的にアドレス帳と自動で同期できてプレフィックス番号も自動で付加してくれるので、大きな問題はないでしょう。

 

ただ『一部の電話番号(緊急通報など)に掛けられない』で説明の通り、ナビダイヤルや緊急通報、一部フリーダイヤルへは専用アプリが利用できないため、通話手段として通常の電話アプリと併用しなければならない点にわずらわしさを感じます。

worrier

専用アプリから電話したら対象外だったから通常の電話で…

worrier

間違えて通常の電話を使ってしまいかけ放題の対象外に…

などなど、無駄なお金や手間をかけないようアプリの使い分けに注意しましょう。

専用回線を利用するため音声品質が落ちる

 

IP電話ほど音声品質が悪くなることはありませんが、それでも中継電話設備を介している分、環境や回線の混雑度合いによっては音声品質が悪くなる場合があります。

 

仕事や電波状況の悪い環境で利用する場合には十分気を付けたいところですね。

ユーモバイル(1日50回限定ながら最安/月額500円)

オプション 無料通話時間 月額料金 超過料金/30秒
3分50回かけ放題オプション 3分(50回/日) 500円 10円

ポイント

ドコモ回線のU-mobile MAXプランのみ3分かけ放題オプションが最安で利用可能。1日あたり50回限定という制約はあるものの、通常利用であれば問題になることは、まずないだろう。

  1. かけ放題 4.0
    通信速度 4.0
    サービス 4.5
    セット端末 4.0
    最安:
    680円~(1GB~)
    人気:
    2,380円~
    (25GB:U-mobile MAX 25GB)
    データ容量の繰り越し:
    NG
    電話かけ放題オプション:
    OK
    高速/低速通信切り替え:
    NG
    LTE使い放題や大容量、定額制や段階制などプランが豊富。ドコモやワイモバイル、ソフトバンク回線が利用できるマルチキャリアにも対応。自社の動画配信サービスとの連携も強み。プランによってサービス内容が全く異なる(評価も変わる)。

公式サイトはこちら⇒U-mobile

b-mobile(1日50回限定ながら最安/月額500円)

オプション 無料通話時間 月額料金 超過料金/30秒
3分かけ放題 3分(50回/日) 500円 10円

ポイント

3分かけ放題オプションが最安で利用可能(ドコモ回線のプランが対象)。ソフトバンク回線のプランの場合は同じ料金で5分かけ放題となる。1日あたり50回限定という制約はあるものの、通常利用であれば問題になることは、まずないだろう。

公式サイトはこちら⇒b-mobile

IIJmio(家族なら10分まで無料/月額600円)

オプション 無料通話時間 月額料金 超過料金/30秒
誰とでも3分(家族と10分) 3分 600円 10円(8円)

ポイント

回数制限なしで3分かけ放題が利用できるオプションの中では月額料金600円は最安。しかも同一契約者名義(同一mioID)間の国内通話であれば10分まで拡大。

  1. IIJmio(みおふぉん)

    かけ放題 4.5
    通信速度 4.5
    サービス 5.0
    セット端末 4.5
    最安:
    900円~(3GB~)
    人気:
    1,600円
    (3GB:音声通話機能付きSIM)
    データ容量の繰り越し:
    OK
    電話かけ放題オプション:
    OK
    高速/低速通信切り替え:
    OK
    ドコモとau回線のマルチキャリアに対応。みおふぉんダイアルやかけ放題など電話の割引サービスも充実。一早くバースト転送やデータ容量の繰り越し、高速通信ON/OFFなどに対応して業界を盛り上げてきた信頼度の高い格安SIM。

公式サイトはこちら⇒IIJmio

BIGLOBEモバイル(3分かけ放題/月額650円)

オプション 無料通話時間 月額料金 超過料金/30秒
3分かけ放題 3分 650円 10円

ポイント

3分かけ放題オプションが月額料金650円で利用できる数少ない格安SIM。他社と比較すると安くはないが、動画サービスのカウントフリーやシェアSIMが月200円から追加できるサービスに魅力がある。

  1. かけ放題 4.5
    通信速度 4.0
    サービス 4.5
    セット端末 4.5
    最安:
    900円~(3GB~)
    人気:
    2,150円
    (6GB/音声通話)
    データ容量の繰り越し:
    OK
    電話かけ放題オプション:
    OK
    高速/低速通信切り替え:
    OFF
    3分かけ放題サービスや1時間かけ放題の通話パック60などコスパの高い音声通話サービスと、月額利用料200円/月から利用できるシェアSIMが人気。YouTubeやAbemaTVなどの動画が見放題となるエンタメフリーオプションも大きな魅力。

公式サイトはこちら⇒BIGLOBE SIM