格安SIMで大人気のOCNモバイルONEと楽天モバイル。
どちらも魅力的なサービスを展開しており、選ぶのが難しいとお悩みの方も多いのではないでしょうか?
OCNモバイルONEはCMでの認知度、ドコモと同じNTTグループという安心感や名義変更、口座振替に対応するサービス力で高いシェアを誇る老舗の格安SIMです。
一方、楽天モバイルは完全かけ放題やスマホが格安で手に入るセールを頻繁に行っており、楽天スーパーポイントが貯まる・使える点が大きな魅力です。
⇒2018年2月28日(水)23:59をもって完全かけ放題サービスを終了
そんな両格安SIMの月額料金や通信速度、サービス内容に対して比較して「どんな使い方ならどっちがオススメなのか?」が分かるように詳しく解説していきます。
OCNモバイルONEの特徴
新料金プラン(新コース) 2021年4月1日~ | |||
---|---|---|---|
月単位コース | データ通信専用 | SMS対応 | 音声対応 |
1GB | ― | 770円 | |
3GB | 858円 | 990円 | 990円 |
6GB | 1,188円 | 1,320円 | 1,320円 |
10GB | 1,628円 | 1,760円 | 1,760円 |
20GB | 新規受付停止 | ||
30GB | 新規受付停止 | ||
新料金プラン(新コース) | |||
月単位コース | データ通信専用 | SMS対応 | 音声対応 |
1GB | ― | ― | 1,298円 |
3GB | 968円 | 1,100円 | 1,628円 |
6GB | 1,518円 | 1,650円 | 2,178円 |
10GB | 2,508円 | 2,640円 | 3,168円 |
20GB | 4,180円 | 4,312円 | 4,840円 |
30GB | 5,918円 | 6,050円 | 6,578円 |
旧料金プラン(新コース以外) | |||
日単位コース | データ通信専用 | SMS対応 | 音声対応 |
110MB | 990円 | 1,122円 | 1,760円 |
170MB | 1,518円 | 1,650円 | 2,288円 |
月単位コース | データ通信専用 | SMS対応 | 音声対応 |
3GB | 1,210円 | 1,342円 | 1,980円 |
6GB | 1,595円 | 1,727円 | 2,365円 |
10GB | 2,530円 | 2,662円 | 3,300円 |
20GB | 4,565円 | 4,697円 | 5,335円 |
30GB | 6,655円 | 6,787円 | 7,425円 |
15GB(500Kbps) | 1,980円 | 2,112円 | 2,750円 |
※税込み価格
※2019年9月30日:15GB(500Kbpsコース)のサービス提供終了
※2019年11月20日:新コースのサービス提供開始
長年持続している格安SIMの高いシェアが物語っている通り、ドコモと同じNTTグループという絶対的な安心感がOCNモバイルONEにはあります。
使用できるデータ容量が月単位だけでなく日単位の契約プランがあったり、支払い方法に口座振替が選べたりと、他社との差別化ポイントがたくさんあります。
そんな中でもトップ3かけ放題オプションやスマホセット(らくらくセット)は他社を圧倒するサービス内容を誇っており、OCNモバイルONEの根強い人気を支えています。
ただでさえ他社と比べて割安なOCNモバイルONEのスマホセットですが、期間限定で開催する大特価セールは破格なので、乗り換えタイミングさえ合えば必見です。
公式サイトはこちら⇒OCN モバイル ONE
楽天モバイルの特徴
もともと楽天モバイルには、月間データ通信容量と通話オプションを好きな組み合わせで契約できる月額料金プランと、10分かけ放題と1Mbps使い放題がセットになったプラン『スーパーホーダイ』がありました。
データSIM | 通話SIM | |||
---|---|---|---|---|
SMS機能 | あり | なし | ||
ベーシックプラン | 710円 | 578円 | ベーシックプラン | 1,375円 |
3.1GBプラン | 1,122円 | 990円 | 3.1GBプラン | 1,760円 |
5GBプラン | 1,727円 | 1,595円 | 5GBプラン | 2,365円 |
10GBプラン | 2,618円 | 2,486円 | 10GBプラン | 3,256円 |
20GBプラン | 4,587円 | 4,455円 | 20GBプラン | 5,225円 |
30GBプラン | 6,072円 | 5,995円 | 30GBプラン | 6,765円 |
※税込み価格
MVNO時代から楽天モバイルはとても評判が高く、大手キャリアから乗り換える利用者が続々と増えており、後を絶ちません。
2017年3月格安SIMサービスの利用動向調査では『メインで利用している格安SIMサービス』でシェアNo.1を獲得しています。
この結果の大きな原動力となっているのが、楽天モバイルが音声通話を安くするオプションや直営ショップでの対面サービスといった、格安SIMの弱点を積極的になくしてきた立役者であることが挙げられます。
さらに2020年4月8日からは楽天自社回線(MNO)を用いた正式プラン(Rakuten UN-LIMITプラン)のサービス提供を開始!
Rakuten UN-LIMIT V(通話SIM) | |
---|---|
1GBまで | 0円 |
3GBまで | 980円(税込1,078円) |
20GBまで | 1,980円(税込2,178円) |
無制限 | 2,980円(税込3,278円) |
なんと楽天回線エリアなら大手キャリア同等の高速な通信速度でデータ使い放題+国内通話かけ放題がたったの2,980円(税込3,278円)という格安料金で使えちゃうのです。※さらに1GB未満なら驚異の0円!
今後の通信エリアの拡大次第では、固定回線やWiFiサービスの節約まで可能となる画期的な格安SIMといえるでしょう。
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
楽天モバイルがおすすめなユーザーとは?
月額料金を少しでも安くしたい
データ通信専用プランを比較
データ容量 | 楽天モバイル | OCNモバイルONE |
---|---|---|
3GB | 900円 | 1,100円 |
5GB | 1,450円 | – |
6GB | – | 1,450円 |
10GB | 2,260円 | 2,300円 |
20GB | 4,050円 | 4,150円 |
30GB | 5,450円 | 6,050円 |
※安い方を青で記載
音声通話機能付きプランを比較
データ容量 | 楽天モバイル | OCNモバイルONE |
---|---|---|
3GB | 1,600円 | 1,800円 |
5GB | 2,150円 | – |
6GB | – | 2,150円 |
10GB | 2,960円 | 3,000円 |
20GB | 4,750円 | 4,850円 |
30GB | 6,150円 | 6,750円 |
※安い方を青で記載
全体的に楽天モバイルの方が月額料金を安く抑えることができるのでオススメです。
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
唯一、楽天モバイルの5GBとOCNモバイルONEの6GBの月額料金を比較すると、OCNモバイルONEの方が1GBも多くデータ容量が使えるのに同じ料金で利用できるのでお得になっています。
公式サイトはこちら⇒OCN モバイル ONE
楽天市場をよく利用する
そしてなんといっても楽天モバイルは大手通販ショップの楽天市場を運営している楽天グループであることが大きな強みです。
普段から楽天で買い物をして、ポイントを貯めたり使ったりして生活費を節約している方も多いのではないでしょうか?
もちろん楽天モバイルなら楽天スーパーポイントを使ったり貯めたりすることができちゃうんです。
しかも音声通話付きSIMの契約ならポイントが+1倍の特典付き。
もちろん、楽天モバイルへの乗り換えをきっかけに楽天カードを利用して生活費全般を節約するのも良いでしょう。
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公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
高速で安定した通信速度を重視
楽天モバイルとOCNモバイルONEはどちらもドコモ回線を利用しています。
大手キャリアと同じLTE回線を利用するため、最大通信速度はドコモ回線の場合はXi(クロッシィ)相当(受信最大225Mbps、送信最大50Mbps)です。
とはいえ回線を借りている以上、契約している帯域とユーザー数のバランスで混雑してしまう時間帯が発生するなど、通信品質のバラつきが大きい特徴があります。
残念ながらどちらの格安SIMも通信速度に対する口コミや評判はあまり良くありません。
しかし楽天モバイルの3日間の通信量での速度制限はほんとクソだな。3日間で540MBなんて出張行ってればあっという間やわ
— ひ でっぷ (@hideponm) 2017年1月11日
特にここ最近ocnモバイルワンの通信速度が遅過ぎる…体感できるレベル
— キムカツ☉∀☉) (@kemushi72) 2017年1月5日
通信速度を重要視するのであれば、他の格安SIMを選ぶと良いでしょう。
ただし格安SIMの場合はその特性上、シェアが高くなると大手キャリアから借りている帯域とユーザー数の関係で電波が混雑して通信速度が不安定になる傾向があります。
つまり今現在、通信速度が速い格安SIMでも、ユーザー数の増加と共に速度低下に陥る危険性があります。
その点、楽天モバイルとOCNモバイルONEは高いシェアを競い合っている格安SIMなので、多少ユーザー数が増えても、これ以上大きく通信速度が落ちこむリスクは少ないともいえます。
そして両サービス共に通信速度の低下によるユーザーの不満を大きな課題と捉えており、改善策を打ち出している点は評価できるでしょう。
楽天モバイル⇒全プランで直近3日間制限を解除
2017年3月1日以前の速度制限 | |
---|---|
データ容量プラン | 3日間制限 |
3.1GB | 540MB |
5GB | 1GB |
10GB | 1.7GB |
20GB | なし |
30GB |
↓
現在の速度制限 | |
---|---|
データ容量プラン | 3日間制限 |
3.1GB | 全プラン速度制限
なし! |
5GB | |
10GB | |
20GB | |
30GB |
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
OCNモバイルONE⇒トラフィックコントロール装置導入
昼休みなどの混雑する時間帯の通信速度を最大3倍、コンテンツ表示に要する時間を最大80%短縮。
公式サイトはこちら⇒OCN モバイル ONE
OCNモバイルONEがおすすめなユーザーとは?
格安スマホへお得に乗り換えたい
2017年7月25日現在、OCNモバイルONEがセット販売しているスマホは15種類です。
- gooのスマホ g07
- gooのスマホ g07+
- HUAWEI P10
- HUAWEI P10 lite
- HUAWEI P9
- VAIO Phone A
- Fleaz Que
- HUAWEI nova lite
- Zenfone 3 Deluxe (ZS550KL)
- Zenfone 3 Deluxe (ZS570KL)
- Zenfone 3 Ultra (ZU680KL)
- Zenfone 3 Max (ZC520TL)
- Zenfone 3 Max (ZC553KL)
- Zenfone 3 (ZE520KL)
- Zenfone 3 (ZE552KL)
一方、楽天モバイルがセット販売しているスマホも19種類あります。
- arrows M04
- HUAWEI P10 lite
- HUAWEI P10
- HUAWEI P10 Plus
- HUAWEI nova lite
- Zenfone 3 Max
- HUAWEI Mate 9
- honor 8
- AQUOS SH-M04
- Zenfone 3
- arrows M03
- AQUOS mini SH-M03
- ZTE BLADE E01
- HUAWEI P9 lite
- Zenfone Go
- AQUOS SH-RM02
- Zenfone 3 Laser
- ZTE AXON 7
- Zenfone Max
両者が扱っている4種類のスマホの料金(税込)を比較した結果がこちらの表になります。(2017年7月25日時点)
機種 | OCNモバイルONE | 楽天モバイル |
---|---|---|
HUAWEI P10 lite | 23,800円 | 29,980円 |
HUAWEI nova lite | 16,800円 | 21,800円 |
Zenfone 3 | 34,800円 | 30,800円 |
Zenfone 3 Max | 19,800 | 15,800円 |
※安い方を青で記載
どちらのセット端末も非常にお得ですが、最新機種はOCNモバイルONEの方が安い傾向にあります。
公式サイトはこちら⇒OCN モバイル ONE
ただしOCNモバイルONEでは一括購入しかできない機種や、分割払いできても手数料が割高だったりとスマホを購入するための条件がやや複雑なので注意が必要です。
一方、楽天モバイルも頻繁にセールを行っており、ほぼ毎月のように割引されているのでキャンペーン情報は必見です。
参考【期間限定:2017/7/13〜8/17】夏トクキャンペーン
参考【期間限定:2017/6/8〜7/13】ウキウキ特価キャンペーン
参考【期間限定:2017/5/11〜6/8】初夏の大特価キャンペーン
・・・などなど。
「どうしても最新機種が欲しい」ということがなければ、少し待てばすぐに安くなるので、楽天モバイルのセールを使ってお得にスマホを手に入れる方法がおすすめです。
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
電話を頻繁にかける
音声通話料金の割引オプションとして楽天モバイルには、
- 5分かけ放題オプション:月額850円※5分以降10円/30秒
かけ放題オプション:月額2,380円
※2018年2月28日(水)23:59をもってサービスを終了
OCNモバイルONEには、
- 10分かけ放題:月額850円※10分以降10円/30秒
- トップ3かけ放題:月額850円
- かけ放題ダブル:月額1,300円
があります。
MMD研究所によれば1日の通話時間は66.1%の方が月に5分未満と回答しています。
「1分未満」が32.5%と最も多く、次いで「1分以上3分未満」が20.6%、「3分以上5分未満」が13.0%
引用元:MMD研究所
つまりほとんどのケースで、楽天モバイルの5分かけ放題オプションで問題ありませんが、OCNモバイルONEの方が同じ料金で2倍の10分かけ放題が利用できるのでお得です。
また特定の相手に頻繁に電話している方には、3人まで完全かけ放題となるトップ3かけ放題やかけ放題ダブルがオススメです。
公式サイトはこちら⇒OCN モバイル ONE
ただし一回あたり5分を超える電話を頻繁にかける場合は、時間制限なしの完全かけ放題がある楽天モバイルの方が圧倒的に安くなります。
OCNモバイルONEに限らず、たくさん電話する方は大手キャリアの時より高くなってしまう可能性もありますが、楽天モバイルなら安心です。
名義変更の可能性がある
大手キャリアなら当たり前にできる名義変更ですが、格安SIMで対応している会社は楽天モバイルに限らず、意外にもほとんどありません。
自己都合により第三者に譲渡する場合はOCN契約1契約につき、手数料864円(税込)が必要ですが、名義変更できるので、子供の契約やMNPを利用するときなど非常に便利です。
公式サイトはこちら⇒OCN モバイル ONE
支払い方法を口座振替にしたい
格安SIM業界では最低限の支払い能力の証明として、利用料金はクレジットカード払いしかできないところがほとんどです。
ところが楽天モバイルとOCNモバイルONEではクレジットカード以外に口座振替を選択できるのです。
クレジットカードに抵抗感がある方や、そもそも持っていない方にはどちらもおすすめの格安SIMといえるでしょう。
まとめ
楽天モバイルは完全かけ放題や月額料金だけでなく、スマホが安く手に入ったり、楽天スーパーポイントが貯まる・使える点が大きな魅力の格安SIMです。
⇒2018年2月28日(水)23:59をもって完全かけ放題サービスを終了
公式サイトはこちら⇒楽天モバイル
一方、OCNモバイルONEはCMでの認知度、ドコモと同じNTTグループという安心感や名義変更、口座振替に対応するサービス力で高いシェアを誇る老舗の格安SIMです。
公式サイトはこちら⇒OCN モバイル ONE
是非とも両サービスの特徴をしっかりと踏まえて、自分の使い方にマッチした最高の格安SIMをゲットしてください。
なお乗り換えを検討の方はこちらもご参考にしてみてください。