スマホの高機能・高性能化に伴い、ただ安いだけの格安スマホから、最近ではハイスペックな高級機種にもSIMフリー端末は人気が広がっています。
そんな中、格安SIMのOCNモバイルONEでスマホを利用していくにあたり、
万が一のトラブル時の端末補償が気になる…
という悩みの声も多く挙がるようになってきています。
OCNモバイルONEは格安SIMにも関わらず、端末サポート体制にも積極的に力を入れており、なんと2種類の端末補償を用意しているのです。
そこでOCNモバイルONEの2つの端末補償『あんしん補償』『グーの端末補償』の特徴や違いについて詳しく解説していきます。
OCNモバイルONEのあんしん補償とグーの端末補償の比較一覧
あんしん補償 | グーの端末補償 | ||
---|---|---|---|
補償対象 | 国内販売の端末 | スマホセットの端末 | |
補償の範囲 | 自然故障、破損、落下、水漏れなど | ||
補償方法 | 修理または代替品 | ||
補償期間 | 発売日から36カ月間 | ||
補償回数 | 2回/年 | ||
月額料金 | 500円 | 340円~430円 | |
スマートフォン | 430円 | ||
タブレット | 410円 | ||
ルータ | 340円 | ||
補償上限金額 | 5万円 | 2.2万円~4万円 | |
スマートフォン | 4万円 | ||
タブレット | |||
ルータ | 2.2万円 | ||
申込条件 | 特になし | 端末購入と同時 | |
受付時間 | 10時~18時(365日) |
OCNモバイルONEのあんしん補償のおすすめポイント
スマホセットだけでなく持ち込み端末も加入できる
あんしん補償とグーの端末補償と比べた際に、一番大きな違いとなるのが持ち込み端末への適用の有無です。
俺、去年ドコモ辞めて機種そのままで格安SIMにしたけど、OCNは持ち込み機種でも適用される独自のあんしん補償(月500円)があって実際に無償修理出来たから、ドコモ辞めてメリットしかないw
— 星の玉子様 (@nyaochugu) 2018年3月16日
またグーの端末補償はスマホセット(旧らくらくセット)を契約した際に同時に申し込む必要がありますが、OCNモバイルONEのあんしん補償は契約した際に申し込む必要はなく、途中からいつでも加入できるのです。
ただし、補償開始日は『本サービスのお申し込み日の10日後を含む月の翌月1日から』と定められています。いつでも入れるからといって先延ばしにして、故障してから加入するようなことがないよう注意しましょう。
あんしん補償の補償上限金額が最大5万円まで
グーの端末補償はルーターだと22,000円、スマホだと40,000円が補償上限です。一方、あんしん補償の場合は端末に関係なく、50,000円まで補償されるので高額な機種で補償を受けたい場合にはおすすめといえるでしょう。
ただし修理ではなく、交換が必要と判断された場合、OCNモバイルONE指定の代替機との交換となります。
- ZenFone Max Plus (M1)(ZB570TL)
- ZenFone 4 Max (ZC520KL)
- FREETEL Priori 5 (FTJ17C00)
- FREETEL 雷神 (FTJ162E-RAIJIN-)
※2018年5月7日時点のラインナップ
どれもネット通販で2万円前後で購入可能な機種なので、高級な機種で加入していた場合には、あまりお得とはいえません。比較的安い機種を使っているユーザー向けのサービスといえるでしょう。
さらに端末の交換は12カ月間で2回までと定められており、交換代金として1回目に4,000円、2回目に8,000円掛かります。※言い換えると、たったの4,000円で2万円程度のスマホに交換可能
gooSimsellerのグーの端末補償のおすすめポイント
グーの端末補償は月々の掛け金が割安(コスパが良い)
補償上限金額でこそ、あんしん補償に劣るグーの端末補償ですが、ルーターなら最安340円/月~スマホでも430円/月で加入できるため、月々の負担を抑えたいユーザーにとっては大きなメリットがあります。
それでいて4万円まで補償してくるので、よっぽどの故障でない限りは安上がりに済むことでしょう。
Mate 10 Proのケース交換が48kもかかって草。グーの端末補償入ってなかったら軽く死んでたな。
— つみかけ|栽培係ファブレッ党 (@tsumiX365) 2018年9月29日
OCNモバイルONEのスマホセットのラインナップ(グーの端末補償の対象端末)
機種名(スマホ) | 月額料金 |
---|---|
HUAWEI Mate 20 Pro | 84,800円 |
HUAWEI nova 3 | 34,800円 |
AQUOS sense plus SH-M07 | 29,800円 |
HUAWEI P20 lite | 18,800円 |
Zenfone 4 Max ZC520KL | 10,800円 |
AQUOS R compact SH-M06 | 56,900円 |
HUAWEI nova lite2 | 16,800円 |
FLEAZ BEAT | 6,800円 |
gooのスマホ g08 | 12,800円 |
機種名(タブレット) | 月額料金 |
HUAWEI MediaPad T3 10 | 18,334円 |
Lenovo YOGA Tab 3 10 | 22,204円 |
機種名(Wi-Fiルーター) | 月額料金 |
NETGEAR AirCard AC785 | 8,315円 |
※2018年12月01日時点
OCNモバイルONEのあんしん補償とグーの端末補償の注意点
修理中は貸出端末(交換機)が提供されない
あんしん補償とグーの端末補償どちらのサービスも修理中のスマホの貸し出しは行っていません。
もしスマホが故障してサブ機(予備機)がない場合、修理に出している2週間~1カ月間、スマホ(電話)が利用できなくなってしまうので注意が必要です。
グーの端末補償でスマホの修理を出してるいるが2週間経っても修理額が決まらず、戻ってくる気配なし。いつ戻ってくるんじゃーーー(>_<)
— KAZZ (@kazuyan00) 2018年8月28日
ふと、Wakoのスマホってあんしん補償っていうのに入ってなかったっけ?と思いOCNにTEL。上限5万円までなら修理してくれるそうなので、Wakoのスマホは旅立って行きました。修理に2週間かかるみたいだけど買うより安いと思うし。暫くはスマホのない生活を満喫してくれたまえ。
— Rie (@riesbreeze) 2017年7月27日
ええ…
OCNモバイルoneの端末にかけるあんしん補償てやつ、修理期間中に代えの端末を貸してはくれぬのか…
その際には二週間もスマホ無しで生活しろと…— 動く点R (@taku_F2A) 2017年6月21日
診断後のキャンセルは受付手数料/故障診断料が発生する
故障した端末を修理に出したあと、トラブルが再現できなかった場合や診断内容に不満があった場合、キャンセル時には受け付け手数料3,000円と故障診断料5,000円に加えて、故障機の返送料も発生するので、くれぐれもご注意ください。
お客さま都合により修理交換がキャンセルされた場合、またはお電話での申告内容が弊社にて再現できなかった場合の故障機の返送料と以下の手数料が別途かかります。
- 受付手数料:3,000円(税抜)
- 故障診断料:5,000円(税抜)
引用元:公式サイト(OCNモバイルONE)
当社に故障機を送付後、会員都合により修理又は交換端末提供の請求がキャンセルされた場合、又は問診時に会員から申告を受けた故障事象が当社にて再現できなかった場合の、会員への故障機の返送に係る梱包料及び送料並びに以下の工賃。
受付手数料:上限額3,000円(税別)
故障診断料:上限額5,000円(税別)引用元:公式サイト(エヌ・ティ・ティレゾナント)
例えばOCNモバイルone、今の端末でもあんしん補償なるものが付けられるらしいけど、もしもの修理中や交換手続き中に変わりの端末貸与はナシ。それも二週間位。症状再現せずなら診断費用負担が発生。パソコンじゃないんだから…。
あとUQとかって存外そこまで安くはならないぽい。
— たくたく@ASDマン (@takutakuVQ35HR) 2017年6月24日
あんしん補償とグーの端末補償、どっちを選ぶのがお得なの?
スマホセットなら割安なグーの端末補償、持ち込み端末ならあんしん補償がおすすめです。
ただし通常、新品でスマホを購入した場合、メーカー保証が1年付いています。
なので購入と同時に加入しなければならないグーの端末補償は契約せずに、最初の1年間はメーカー保証でまかない、2年目以降にあんしん補償に入るという方法もアリです。
あとは過去に端末トラブルに遭遇した回数(故障の頻度)や、端末の価格と他の補償サービス(AppleCareなど)の内容を比較したうえで総合的に判断するとよいでしょう。
公式サイトはこちら⇒OCN モバイル ONE
なおグーの端末補償の加入条件であるOCNモバイルONEのスマホセット(旧らくらくセット)は通常価格も他社と比較して割安ですが、期間限定で特化セールを開催しています。運よくタイミングが合えばグーの端末補償1~2年分くらいは値引き分でまかなえますよ。