セット端末のキャッシュバックで人気を集めた格安SIMのNifMo。しかしネットやSNSの口コミでは、意外にも通信速度に対する不満の声も多く挙がっています。 もちろん大手キャリアと比べれば遅くなるのは仕方あり […]
NifMo(ニフモ)の特徴(メリットとデメリット)
インターネットサービスプロバイダとして有名なニフティが運営しているサービスとあって、全国各地にあるWiFiスポットが使えるなど様々な特典が得られるNifMo。
スマホをセットで購入する際の『キャッシュバックキャンペーン』がとってもお得で注目を集めていますが、サービス内容もちゃんとしているのか気になるところですよね。
そんな通信系企業ならではのメリットや注意すべきポイント・デメリットを初心者の方にもわかりやすく、他の格安SIMと比較しながら、詳しく紹介していきます。
そもそもNifMo(ニフモ)とは?
一言でいうと『格安SIM(携帯電話)サービス』です。
NifMoとは日本を代表するインターネットサービスプロバイダ(ISP)であるニフティが運営する携帯電話サービスなのです。ではみなさんが知っている大手キャリアと呼ばれるドコモやau、ソフトバンクとはいったい何が違うのでしょうか?
それは
- 大手キャリア⇒通信設備を自社で持っている
- 格安SIM⇒通信設備を他社から借りている
という違いです。
携帯電話サービスを行うには、電波を送受信するための通信設備が必要になりますが、非常に莫大なコストが掛かかります。そこでNifMoは大手キャリアから通信設備を安く借りたり、運営コストを安く抑えたりすることで、格安の携帯電話サービスを提供しているのです。
NifMoの評判
NifMoの2016年の評判は
- オリコン日本顧客満足度ランキングで第1位
を獲得するなど非常に良好でユーザーからの信頼が厚いです。
特にキャンペーンに定評があり、SIMカードと同時にスマホをセットで契約すると貰える最大2万円のキャッシュバック特典が大人気。他社と比べてデータ容量に対する月額料金も割安感があり、スマホの購入から運用までトータルコストが最安値水準の格安SIMです。
また1日単位で利用できるデータ容量に上限を設けてているものの、制限されていない状態での通信速度は比較的速いと好評です。
特典情報⇒NifMo
NifMoの料金プラン
データ容量 | データ通信 | SMS | 音声通話 |
---|---|---|---|
3GB | 900円 | 1,050円 | 1,600円 |
7GB | 1,600円 | 1,750円 | 2,300円 |
13GB | 2,800円 | 2,950円 | 3,500円 |
※1.1GBプランの受付は終了
BIGLOBE SIMには大きく分けて
- データ通信専用SIM
- SMS対応SIM
- 音声通話対応SIM
という3種類のデータプラン(SIMタイプ)があります。
データ通信専用SIM(データ通信のみ)
『データ通信専用SIM』とは、主にインターネットやアプリをスマホやタブレット、PCのみで利用したいユーザー向けの月額基本料金がデータ容量定額制の契約になります。
なので090から始まる携帯電話番号で電話を掛けることはできません。
SMS対応(データ通信+SMS)
ただし『データ通信専用SIM』料金に150円加えてSMSありの『SMS対応SIM』を選択することができます。
電話を掛けることはできませんが、090や080、070といった電話番号が割り当てられるので、SMS認証が必要なアプリが利用できます。
音声通話対応(データ通信+音声通話付き)
『音声通話対応SIM』とはデータ通信に加えて090や080、070から始まる携帯番号で電話が掛けられる音声通話付きプランです。
携帯電話番号は新規契約でNifMoから割り当ててもらうこともできますし、現在利用中の携帯電話番号そのままでMNPを利用して他社からNifMoに引き継ぐこともできます。
データ容量と月額料金
データ容量はデータ通信専用/SMS対応/音声通話対応SIMに関わらず、1.1GB、3GB、7GB、13GBの4種類の中から選ぶことができます。
ただしNifMoの大きな特徴(メリット)でもある、お得なキャッシュバックキャンペーンを受け取るためには、3GB以上のデータ容量プランにする必要があります。
また13GBのような大容量プランの方が返ってくる金額が高かったり、そもそも13GBプランのみ適用な場合もあるので注意しましょう。
NifMo(ニフモ)のメリット
セット端末のキャッシュバックがお得
NifMoの最大の強みといえば、やはり高額なキャッシュバック特典が挙げられるでしょう。
スマホをセットで購入する場合は最大2万円、SIMカードのみ契約する場合も最大1万5千円などなど、とってもお得なのです。
音声通話料金の割引オプションがお得
格安SIMは090電話番号を使った音声通話が基本的に20円/30秒となる従量課金制が主流のため、電話をたくさんする人にとっては割高と言われています。
ところがNifMoには音声通話の割引サービスとして
- 10分かけ放題オプション:月額830円※10分以降10円/30秒
があります。
さらに月額基本料金が無料の通話アプリ『NifMo 半額ダイヤル』を使えば音声通話が半額の10円/30秒で利用できます。
10分間なら何度でも電話し放題なうえに万が一通話が10分を超えてしまっても、その後は半額の10円/30秒なので非常に心強いですね。(大手キャリアの5分かけ放題は20円/30秒になる)
またIP電話にはなりますが、月額1,300円でかけ放題サービス『NifMoでんわ』を利用することもできます。
料金プランが業界最安値水準
格安SIMを利用すれば大手キャリアより月額利用料金が安くなるのはもちろんのこと、NifMoは他の格安SIMと比較しても安いです。
特に7GBプランは低価格で有名な格安SIMのDMMモバイルですら月額1,860円のところ、NifMoなら月額1,600円で使えちゃうんです。
他にも13GBなど中~大容量プランのコスパが非常に良いので、3~5GBだと足りなかったり、不安だったりする方にとってもオススメです。
有料のWi-Fiスポットが無料で使える
『My NifMo / NifMoコネクト』を使えば、JR駅構内や空港、カフェ、ファストフード店などBBモバイルポイントのステッカーのあるエリアで有料の無線LANが無料で利用できます。
とはいえWi-Fiスポットをいちいち調べるは手間だし、切り替えるのも面倒ですよね。
そんな方にピッタリな手軽さがウリで、
- Android:My NifMo
- iOS:NifMoコネクト
アプリをダウンロードしておけば、Wi-Fiの電波を検知して接続を切り替えるのはもちろんのこと、面倒な接続設定もアプリが自動で行ってくれるんです。
自宅でその日のうちに回線が切り替えられる
モバイル・ナンバー・ポータビリティ(MNP)を利用して他社から携帯電話番号を引き継ぐ場合、格安SIMによっては回線を切り替えるために空白期間という携帯(スマホ)が全く利用できない期間が数日あります。
ところがNifMoの場合は簡単な切替作業で、それも、その日のうちにほとんど空白期間なしで回線を切り替えることができるんです。
NifMo(ニフモ)のデメリット
1日に使えるデータ容量が制限されてる
『直近3日間制限』という言葉をご存じでしょうか?
NifMoに限らず他の格安SIMや大手キャリアでも、連続した1~3日間に規定のデータ容量を使うと速度制限が掛けられてしまうのです。
NifMoの場合は1日あたりのデータ通信量が
- 3GB:650MB
- 7GB:1,500MB
- 13GB:2,800MB
に達すると200Kbpsという低速な通信速度に制限するルールを設けています。
とはいえ仮にこの上限で利用した場合、5日でデータ容量をすべて消費してしまう通信量なので、そこまで厳しい規制ではありません。
もちろん、日によって使用量にバラつきがある方にはあまりオススメできませんが、そこまで大きな変動がない方にとっては、むしろ速度規制ルールがあることでNifMo回線の混雑が緩和されて快適な通信が利用できるメリットにつながります。
実際、ドコモ回線の中でNifMoは比較的高速な通信速度が出るとして人気を集めています。
NifMo(ニフモ)の口コミ(使ってみた感想)
ウオー、とってもお安い!
現在、私は月3000円ほどですわ。
NifMoとかauとか見比べてる最中なのですがNifMoのプランシュミレーターが機種代含めてよくわからない激安料金算出してきて浦島太郎な気分です。— カガノ (@hinotate) 2017年7月29日
SNSがデータ使い放題なのでLINEモバイルの方が惹かれてたけど、今年はスマホ購入キャッシュバック目当てでnifmoにしちゃったんだなぁ。LINEpayカードは普段ちまちま使ってるよ。
— 寒がりヤスコ (@yasucold) 2017年7月30日
NifMOさんすげーな…SIM挿して普通につながるのはいいとして、ソラコムより速いし安いし、そして何よりグローバルIPが降ってくる…。(キャリアグレードNATされていない安心感) #MVNO廃
— 津村 彰/Akira Tsumura (@atsumura1130) 2017年6月6日
【RBB SPEED TEST】2016/12/26(月) 14:46:59 下り:88.79Mbps 上り:22.54Mbps #kaitekispeed NifMo速い!あとはお昼休みだけもうちょっと頑張ってくれたら最高です!
— Meyrin (@meyrin7) 2016年12月26日
Nifmoが安定して速いのって3日制限のおかげなのかな。
たぶんMVNOの中でそれなりのシェアのIIJとOCN辺りは高速通信時なら3日制限無いらしいけど、それで遅かったらねぇ…。
まぁどっちがいいかは利用シーン次第なんだろうけど。— kuronama (@kuronama) 2016年4月8日
まとめ
NifMoはニフティが運営する格安SIMサービスで、2016年には
- オリコン日本顧客満足度ランキングで第1位
を獲得するなど、評判がとても良いサービスとして格安SIM業界で注目を集めています。
特にユーザーの口コミやレビューではキャンペーンのキャッシュバック特典がお得なうえ、ドコモ回線の中では通信速度が比較的速いといったメリットが好評です。
一方、メリットが多い反面、大容量プランでないとキャッシュバック特典がグレードダウンしたり、1日単位で速度規制ルールがある点には注意が必要です。
特典情報⇒NifMo
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