デザインや主な機能はiPhone Xをベースに、全体的な性能アップで進化したiPhone XS。高い通信技術で第三者機関から圧倒的な支持を受けている格安SIMのIIJmioで安心して利用したいと考えるのは当然でしょう。
ご安心ください。
iPhone XSはIIJmioで問題なく利用できます。
ただし他社製品を利用する場合はネットワーク設定など注意点もあります。そこでiPhone XSとIIJmioの特徴や相性(メリットと注意点)、実際に利用しているユーザーの感想(口コミ・レビュー)について詳しく紹介していきます。
iPhone XSとIIJmioの特徴・相性
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iPhone XS(Apple)の特徴
- 画面サイズ:
- 5.8インチ
- 本体サイズ:
- 70.9×143.6×7.7mm
- 重量:
- 177g
- カラー:
- シルバー/スペースグレー/ゴールド
SIMフリーモデルは12万円台から入手可能。iPhone Xと比較して処理性能はチップがA11→A12、RAMが3GB→4GBへと向上。防塵防水性能もIP67→IP68へ進化。内蔵ROMも最大256GB→512GBモデルまで選択可能に。革新的な機能の実装こそないが、全体的にスペックが向上。
AppleのiPhoneシリーズは言わずと知れたスマホの超有名ブランドです。
iOSを搭載しており、Androidスマホにはない操作性で、特に日本では今でも根強い人気を誇っています。
デザイン(外観)はシリーズで初めてホームボタンが廃止されたiPhone Xとほぼ同じで、指紋認証機能(Touch ID)もなし。
全体的にスペックはiPhone Xより高く、時代の最先端をゆくスマホを使いたい高級志向なユーザーにピッタリの機種。
参考iPhone XS(Max)/XRのスペックをiPhone Xと比較!進化した機能や性能とは?
とにかく安くスマホをゲットしたい方には中古ショップのイオシスが品質や品揃え、価格面でおすすめです。※スマホは個人情報も扱う機器なので中古はイオシスなどの専門店を推奨
IIJmioの特徴
※新料金プラン(ギガプラン)
データ通信専用SIM | ||
---|---|---|
プラン | タイプD | タイプA |
3GB ミニマムスタートプラン | 990円 | – |
6GB ライトスタートプラン | 1,672円 | – |
12GB ファミリーシェアプラン | 2,816円 | – |
SMS機能付きSIM | ||
---|---|---|
プラン | タイプD | タイプA |
3GB ミニマムスタートプラン | 1,144円 | 990円 |
6GB ライトスタートプラン | 1,826円 | 1,672円 |
12GB ファミリーシェアプラン | 2,970円 | 2,816円 |
音声通話機能付きSIM | ||
---|---|---|
プラン | タイプD | タイプA |
3GB ミニマムスタートプラン | 1,760円 | |
6GB ライトスタートプラン | 2,442円 | |
12GB ファミリーシェアプラン | 3,586円 |
※旧料金プラン
IIJmioは老舗の格安SIMであると共に、DMMモバイルやエキサイトモバイル、イオンモバイルなど、多くの格安SIMに技術支援を行っているMVNEでもあるんです。
- MM総研:個人向けSIMカードシェア – No.1
- MMD研究所:満足度総合 – 第1位
- RBBTODAY:総合満足度 – 最優秀賞
- 家電批評:山手線内通信速度 – 第1位
- ICT総研:MVNO満足度調査 – 第1位
- Zimuba:都道府県別 実行速度ランキング – 第1位
などなど…あらゆる第三者機関の高い評価を受け続けている理由は、こうした非常に高い技術力とサービス力といえるでしょう。
特に通信品質に関しては設立20年以上にわたり蓄積された通信とネットワークの先進的な技術でユーザーからの信頼も厚く、新たに参入してきた後発組の格安SIMでも
MVNEがIIJなら安心して使えそうだな
と思わせてしまうほどです。
IIJmioでiPhone XS(XS Max)を使うメリット
SIMフリー版はテザリング機能制限なく使える(タイプD/ドコモ網)
IIJmioでは既にSIMフリー版の動作確認がとれているため、安心して利用できます。
日本で販売されているモデル番号A2098で動作確認されているので、過去のドコモ版iPhoneシリーズの動作確認状況を踏まえると、今後はドコモのSIMロックが掛かったiPhone XSでも動作確認が取られることが予想されます。
SIMフリー版だと高いiPhone XSなので、ドコモで利用していたiPhoneがそのまま使えるなら使わない手はないですよね。
一方でタイプA/au網の場合はSIMフリー版であったとしても、テザリングできない点に注意が必要です。
なお現時点(2018年9月28日)での動作確認時のバージョンはiOS 12.0(16A366)です。最新のOSバージョン情報は公式サイトで確認してください。
公式サイトはこちら⇒IIJmio
iPhone XSでDSDSが使える期待値(eSIM対応)が最も高い?
iPhone Xs と iPhone Xs Max は、nano-SIM と eSIM を使ったデュアル SIM に対応しました。1eSIM はデジタル SIM なので、物理的な nano-SIM を使うことなく、通信事業者 (キャリア) のモバイル通信プランをアクティベートすることができます。
引用元:公式サイト(Apple)
今後、年内にリリース予定の iOS12のアップデートをインストールすることにより、iPhone XS/XS MaxがDSDSに対応予定です。つまり大手キャリアの通話機能やMMSメールを最低限のプランで使いながら、データ通信は格安SIMで節約なんてことも可能になります。
ただしeSIMでのDSDSという大きな障壁がある点に注意が必要です。
なぜなら現状、格安SIMで個人向けにeSIMを提供しているサービスはないからです。
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:勝 栄二郎、コード番号:3774東証第一部)は、組み込み型SIM(eSIM)に対応した端末の普及を進めるため、フルMVNO(※1)として提供しているモバイルデータ通信サービスとeSIM搭載端末の動作検証を開始いたしました。
引用元:公式サイト(IIJmio)
その点、IIJmioではeSIMの活用において積極的な技術開発をしており、iPhone XS/XS MaxでDSDSが使えるようになる可能性(期待値)が高い格安SIMといえるでしょう。※あくまでIIJmioへ期待を込めた個人的な見解
公式サイトはこちら⇒IIJmio
IIJmioでiPhone XSを使う際の注意点
iPhone XSのネットワーク設定の手順
iPhoneのネットワーク設定はAndroidのAPN設定とは異なってプロファイルをインストールするため、別途Wi-Fi環境が必要になる点に注意が必要です。IIJmioの場合はOSによってインストールするプロファイルが異なるので、間違えないように気を付けましょう。
●iOS 7以降のiPhone, iPad(Cellular Payload版)
URL:https://www.iijmio.jp/hdd/devices/iijmio-cellular.mobileconfig
●iOS 6以前のiPhone, iPad(APN Payload版)
URL:https://www.iijmio.jp/hdd/devices/iijmio-mobiled.mobileconfig
- まず、Safariでプランに対応したプロファイルURLへアクセスします。
- プロファイルのインストール画面が開くので、『インストール』を押します。
- パスコードを入力して警告画面を確認し、『インストール』を押します。
- インストールが終わったら『完了』を押します。
ただし大手キャリアで利用していたiPhoneの場合は、登録されているプロファイルを別途削除する必要があります。
- 『設定』⇒『一般』⇒『プロファイル』の順に進みます。
- 『プロファイルを削除』を押してパスコードを入力します。
- 『削除』ボタンを押します。
設定したのに回線がつながらない場合は『音声通話とデータ』または『データ通信』にチェックが入っていることを確認します。
- 『設定』⇒『モバイルデータ通信』⇒『通信のオプション』⇒『4Gをオンにする』の順に進みます。
- VoLTEを有効にする場合は『音声通話とデータ』、無効にする場合は『データ通信』を選択します。
それでもダメな場合は『端末の再起動』と『機内モードON / OFF』を試してみましょう。※現在は公式アプリ『みおぽん』経由でインストールすることが可能
- IIJmioの公式アプリ「IIJmioクーポンスイッチ(みおぽん)」に、「APN構成プロファイル」をインストールする機能があります。
- App Storeからダウンロードしてご利用ください。
- ダウンロード後にみおぽんを起動し、「ヘルプ」-「構成プロファイル」からインストールできます。
- ※「みおぽん」とは、IIJmioモバイルサービスにてSIMカードの高速/低速を切り替えるアプリです。
「みおぽん」をインストールできない場合は以下をご確認ください。
引用元:公式サイト(IIJmio)
なお上で紹介している手順は2018年11月14日時点でのiPhoneのネットワーク設定です。現時点での最新情報や詳細手順は、事前にしっかりと公式サイトで確認しておきましょう。
公式サイトはこちら⇒IIJmio
IIJmioに関するiPhone XSの口コミや感想・評判
e-simでDSDSって、馬鹿じゃないの?まぁ、キャリアへの配慮というのはわからなくもない。しかし、我が愛用の #IIJmio はフルMVNOのできる子だと信じてる。きっと #IPhoneXs のe-sim対応をガンバルはず!
そして、中国版が物理SIM2枚って事は、中国人ブローカーが中国から輸出しはじめるに違いない。— やました (@mnbymst) 2018年9月12日
CarPlayでgoogle map。良い。
今iPhoneはデータ専用SIMだけど音声もこっちにしたくなってくる。でもXSは香港版でも物理SIM 1枚とのこと。MaxかXRか…
IIJmioがeSIM対応してくれるといいな。早くても1年後くらい? pic.twitter.com/UWdE3JeFs0— あっきー (@acky_ttk) 2018年9月19日
アキヨドでiPhone XS Maxの実機触ってきた。
アリだな。
そのうちSIMフリー版をAppleで買うことは決定として、いつ買うかってのと、auの契約プランをそろそろ見直さないとなあ。
auかIIJmioをeSIMにしてDSDS運用するのがとりあえずの目標。
— わさわさ! (@wasa__wasa) 2018年9月21日
iPhone XS MaxでIIJmioのSIMはまったく問題なし。 pic.twitter.com/mgmFDCcInU
— 無責任野郎 (@irresponsible00) 2018年9月27日
@iijmio iPhone XSの新機能としてDSDSがあるようですが、IIJmioではeSIMに対応されるのでしょうか?
— MtPorco (@MtPorco) 2018年9月18日
IIJmioでiPhone XSを使う際のメリット(デメリット)まとめ
デザインや主な機能はiPhone Xをベースに、全体的な性能アップで進化したiPhone XSですが、IIJmioならSIMフリー版iPhone XSで動作確認済みなので安心して使えます。
ただしドコモ回線を利用したタイプDではテザリングが機能制限なく使えますが、au回線を利用したタイプAではテザリング制限(APNロック問題)があるので注意が必要です。
iPhone XSは12万円以上するため決して安くありません。
それでも圧倒的に安い格安SIMの月額基本料金によって、2年間運用した際のトータルコストが節約できるため、IIJmioとiPhone XSの組合せはおすすめです。
公式サイトはこちら⇒IIJmio