IIJmioはドコモとauの両回線が利用できる非常に貴重な格安SIMです。
スマホ以外の動作確認も積極的に行っているので、arrows(富士通製品を含む)のタブレットやWi-Fiルータを好きな回線(ドコモ/au)を選んで利用したい方におすすめです。
ただし回線やarrowsの機種によって注意すべきポイントがあるので、お使いの機種でIIJmioを利用するために必要な条件や確認の仕方について詳しく解説していきます。
公式サイトはこちら⇒IIJmio
利用できるarrowsの機種一覧
ドコモ回線(タイプD)の機種一覧
機種名(スマホ) | テザリング | SIMロック |
---|---|---|
arrows M04 | OK | 解除不要 |
arrows M03 | ||
arrows M02 | ||
ARROWS M01 | ||
arrows SV F-03H | ||
arrows NX F-02H | NG | |
arrows Fit F-01H | ||
ARROWS NX F-04G | ||
ARROWS NX F-02G | ||
ARROWS NX F-05F | ||
ARROWS NX F-01F | ||
ARROWS NX F-06E | ||
ARROWS Kiss F-03E | ||
ARROWS X F-02E | ||
ARROWS Me F-11D | ||
らくらくスマートフォン F-12D | ||
ARROWS V F-04E | ||
Disney Mobile on docomo F-08D | ||
REGZA Phone T-02D | ||
ARROWS μ F-07D | ||
F-03D Girls’ | ||
F-09D ANTEPRIMA | ||
ARROWS X F-10D | ||
ARROWS X LTE F-05D | ||
F-12C | ||
REGZA Phone T-01C |
※2017年9月30日時点
機種名(タブレット) | テザリング | SIMロック |
---|---|---|
ARROWS Tab F-05E | NG | 解除不要 |
ARROWS Tab LTE F-01D |
※2017年9月30日時点
機種名(Wi-Fiルータ) | テザリング | SIMロック |
---|---|---|
Si-L10 | OK | 解除不要 |
※2017年9月30日時点
ドコモ回線を利用したタイプDでは合計28機種ものarrows(富士通製品を含む)が利用可能となっています。
- スマホで26機種
- タブレットで2機種
- Wi-Fiルータで1機種
公式サイトはこちら⇒IIJmio
ドコモ回線(タイプD)の注意点とポイント
タイプD(ドコモ網)では全機種がSIMロック解除なしで利用できますが、基本的にタイプDではarrowsでテザリング機能が利用できませんでした。
ところが下記6機種はドコモ回線でも機能制限なくテザリングが利用できるので、arrows(富士通製品を含む)を使いたい方にはとてもオススメです。※2017年9月30日時点
- arrows M04
- arrows M03
- arrows M02
- ARROWS M01
- arrows SV F-03H
- Si-L10
IIJmioの特徴として、スマホだけでなくタブレットやWi-Fiルータなど幅広い富士通製品で動作確認されている点が挙げられます。富士通製品が多い方は複数SIMを発行して使う際にも安心ですね。
なお最近ではAndroid7.0以降のOSバージョンで動作できる機種はテザリングが使えるようになっています。公式に動作確認されるのを待つか、自己責任のうえ、Android7.0にバージョンアップして使うのも一つの手です。
au回線(タイプA)の機種一覧
機種名(スマホ) | テザリング | SIMロック |
---|---|---|
arrows M04 | OK | - |
arrows M03 | ||
arrows M02 |
※2017年9月30日時点
機種名(Wi-Fiルータ) | テザリング | SIMロック |
---|---|---|
Si-L10 | OK | - |
※2017年9月30日時点
au回線を利用したタイプAでは合計4機種のarrows(富士通製品を含む)が利用可能となっています。
- スマホで3機種
- Wi-Fiルータで1機種
公式サイトはこちら⇒IIJmio
au回線(タイプA)の注意点とポイント
基本的にタイプAではAndroid端末にテザリング制限はありません。とはいえIIJmioで動作確認されているarrowsは、現状すべてSIMフリー端末です。
他の機種で格安SIMへ乗り換えたい場合は、auのarrowsシリーズを使うならmineoを検討してみるのも良いでしょう。
mineoの場合はIIJmioと違って、VoLTE対応SIMでなければauのSIMロックを解除しなくても使えるメリットもあります。
arrowsの利用条件(最新)を確認する方法
テザリングやSIMロックの有無以外にもSIMカードのサイズやOSのバージョンなど利用するために必要になる細かな条件があります。
IIJmioの公式サイトでは、あなたが使っているarrowsの機種が使える条件を簡単にチェックできるようになっています。
契約してからトラブルに見舞われないためにも、利用できるarrowsの最新情報(OSバージョンなど)は事前に自分の目で一度は確認しておきましょう。
1.まず、下のリンク(IIJmio)から公式サイトへ移動します。
公式サイトはこちら⇒IIJmio
2.次に『端末・セット』→『動作確認済み端末』の順に移動します。
3.あとは利用する回線から『タイプD/A』を選択して、キーワード検索を掛けると対象端末の詳しい情報が手に入ります。
上の画像の例はドコモの『arrows SV F-03H』について調べた結果です。
- SIMロック解除しなくてもドコモ網で利用できる
ということが簡単に分かりますね。
他にもIIJmioで利用する条件として
- SIMカードのサイズ
- テザリング機能の可否
- 動作確認時のOSのバージョン(ビルド番号)
- ネットワーク設定(APN設定方法)
など詳しく記載されているので、これら情報を参考に申し込むことで
サイズ間違えてスマホにSIMカードが入らない…
IIJmioへ乗り換えたら電波が繋がらないぞ…
といった失敗のリスクを減らすことができるでしょう。
ネットワーク設定の詳細・手順
IIJmioなどの格安SIMを利用する場合、回線を利用するためのネットワーク設定(APN/CPA設定)を端末上で行う必要があります。
AndroidのAPN(CPA)設定
- まず、スマホの『設定』アイコンを押します。
- 設定画面の『モバイルネットワーク』を押して、『モバイルデータ通信』に☑して、『高度な設定』⇒『APN設定』の順に押していきます。
- IIJmioのネットワーク情報を入力して保存します。
- 『APN接続』または『設定を有効にする』に☑します。
ネットワーク名 | 任意の名前例)iijmio |
---|---|
APN | iijmio.jp |
ユーザーID | mio@iij |
パスワード | iij |
認証タイプ | PAPまたはCHAP |
なお上の手順は2018年11月14日時点でのAndroidのネットワーク設定です。※端末によってAPN設定の項目名が若干異なるケースあり
現時点での最新情報(詳細手順)は事前にしっかりと公式サイトで確認しておきましょう。
公式サイトはこちら⇒IIJmio
注意点まとめ
IIJmioではドコモとau合わせて30機種ものarrows(富士通製品を含む)が動作確認されており、ドコモ版arrowsはSIMロック解除なしで利用できます。
ただしドコモのarrowsはテザリングできない機種が多いので注意が必要です。
残念ながら現状では、au回線(タイプA)で動作確認されているarrowsはすべてマルチキャリア対応のSIMフリー端末です。
今ではOSバージョンがAndroid7.0以上に対応していれば基本的にテザリングが利用できるようになっています。他社ではテザリング制限が解除されている例も多数あるので、自己責任とはなりますがAndroid7.0にバージョンアップして使うのも一つの手です。
さいごに(IIJmioの特徴)
※新料金プラン(ギガプラン)
データ通信専用SIM | ||
---|---|---|
プラン | タイプD | タイプA |
3GB ミニマムスタートプラン | 990円 | – |
6GB ライトスタートプラン | 1,672円 | – |
12GB ファミリーシェアプラン | 2,816円 | – |
SMS機能付きSIM | ||
---|---|---|
プラン | タイプD | タイプA |
3GB ミニマムスタートプラン | 1,144円 | 990円 |
6GB ライトスタートプラン | 1,826円 | 1,672円 |
12GB ファミリーシェアプラン | 2,970円 | 2,816円 |
音声通話機能付きSIM | ||
---|---|---|
プラン | タイプD | タイプA |
3GB ミニマムスタートプラン | 1,760円 | |
6GB ライトスタートプラン | 2,442円 | |
12GB ファミリーシェアプラン | 3,586円 |
※旧料金プラン
IIJmioは老舗の格安SIMであると共に、DMMモバイルやエキサイトモバイル、イオンモバイルなど、多くの格安SIMに技術支援を行っているMVNEでもあるんです。
- MM総研:個人向けSIMカードシェア – No.1
- MMD研究所:満足度総合 – 第1位
- RBBTODAY:総合満足度 – 最優秀賞
- 家電批評:山手線内通信速度 – 第1位
- ICT総研:MVNO満足度調査 – 第1位
- Zimuba:都道府県別 実行速度ランキング – 第1位
などなど…あらゆる第三者機関の高い評価を受け続けている理由は、こうした非常に高い技術力とサービス力といえるでしょう。
特に通信品質に関しては設立20年以上にわたり蓄積された通信とネットワークの先進的な技術でユーザーからの信頼も厚く、新たに参入してきた後発組の格安SIMでも
MVNEがIIJなら安心して使えそうだな
と思わせてしまうほどです。
公式サイトはこちら⇒IIJmio
なおIIJmioがセット販売しているスマホは良機種揃いで特典も豊富です。他社のスマホを使うことに不安を抱いている方はスマホをセット購入して安心を買ってしまうのも一つの手ですね。