格安SIMの中でも月額料金が最安値水準で人気のDMMモバイル。しかしネットやSNSの口コミでは、意外にも通信速度に対する不満の声も多く挙がっています。
もちろん大手キャリアと比べれば遅くなるのは仕方ありません。高画質な動画やゲームなど、利用目的によっては不向きな場合もあります。
ただ調べてみると意外と単純な設定ミスやキャリア回線とスマホとの相性(対応バンド)など、DMMモバイルの問題ではない原因で『繋がりにくい』『遅い』と発言しているユーザーも多いことが分かりました。
そこでDMMモバイルを快適に利用するために必要な設定やチェックポイントを詳しく解説していきます。
目次
DMMモバイルが遅い・繋がらない不満の声(SNSの口コミ)
ここ数日、DMMモバイルが遅い気がするんだけど、夏休みだからか?
— Mikio Kiura (@kur) 2017年8月12日
他のSIMも同じなのか知らんけど専用アプリで残容量が一目でわかるのとその場で翌月分からの契約容量を変更できたり足りない時に容量追加購入できたりついでに容量食わない低速通信に切り替えたりできるのでめちゃくちゃ扱いやすいよ〜dmmモバイル
通信速度は大手より遅いけど別にいいやって感じ…— ちくわ (@chikuwa_rinka) 2018年12月7日
今日ほどスマホ二台持ちに感謝した日は無い(・ω・)
iPadもSIMフリーだったのでDMMモバイルが輝いてた。遅いけど。— ジャン万次郎 (@JeanManjiroh) 2018年12月6日
俺のDMMモバイルはdocomo回線だけどムッチャ遅いよ
— なんし (@nanshi_200x) 2018年12月6日
ドコモ回線を間借りしているDMMモバイルは常に遅いですが繋がります
— 佐々木 敏 (@satoshi_chan) 2018年12月6日
DMMモバイルの1番安いやつだからこの時間でもくっそ遅い
画像が全く表示されないツイート内容だけ見て画像を想像してファボしてます
— Takumi Syndrome (@pitto_822) 2018年11月9日
ソフトバンクからdmmモバイルに変更したらむっちゃ通信遅い…
格安シムで通信速度普通なところに変更したいな— アガサ@ただの人 (@agatha0410) 2018年5月22日
DMMモバイルが遅い・繋がらない原因と対策①:間違えて機内モードを設定している
意外と多いトラブルの原因『機内モード』。

ポケットに入れていたスマホのロックが外れてしまい、勝手に機内モードが設定されてしまった…
そんな経験をしたことがある方も珍しくはないでしょう。
昨日から、
Twitterが繋がらない〜😱
スマホ壊れた😭😭😭と、暴れていましたが
なんの事ない機内モードになっていただけ✈
久しぶり〜感( 笑 )
お元気ですか?🙌— まこP0728 (@MakoP0728) 2018年1月2日
機内モードにしながらあれ〜!電波繋がらないぞーっていうのやってしまった。
— 紅緒/コミティアた25a (@nmaaaaa) 2018年6月10日
「この端末の使用でスマホに関する60歳以上からの追い合わせの62%が解決できる。
押すだけサポート機能を追加。スマホ自身が問題を分析。着信音が鳴らない、インターネットに繋がらないといったことは多く、マナーモードにした、機内モードにしたとか。これで27%が自己解決できる。」— 小山安博 Yasuhiro Koyama (@surblue) 2018年8月1日
しかもDMMモバイルに変えたばかりだと、まっさきに「やっぱり格安SIMはダメだ…」と疑ってしまう気持ちもわかりますが、まずは冷静になって設定をチェックしてみましょう。
※機内モードのスマホの画面表示例
なお機内モードは、設定→無線とネットワーク→機内モード(ON→OFF)で簡単に解除することができます。
DMMモバイルが遅い・繋がらない原因と対策②:DMMモバイルのAPN設定ができていない
DMMモバイルなどの格安SIMを利用する場合、回線を利用するためのネットワーク設定(APN/CPA設定)を端末上で行う必要があります。
DMMモバイルが遅い・繋がらない原因と対策③:デュアルSIMのSIMスロットが違う
最近のスマホはSIMカードが複数枚挿せるデュアルSIMに対応している機種が多くあります。利用したいSIMスロット番号(1/2)にSIMカードを装着した上で、対応したSIMカードのAPN設定を行う必要があります。
以下、ZenFone 4カスタマイズを例に画像で解説します。※ZenFone 4カスタマイズはDSDS(デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に対応しており、4G+3Gの同時待受けが可能です。
SIMカードスロットのカバーは側面の穴にピンを挿すと出てきます。※ピンはソフトカバーの包装紙に付属

装着時の奥側がスロット1(SIMカード1)で、手前側がスロット2(SIMカード2)です。なおスロット2はnanoSIMとmicroSDカードとの排他仕様となっているため、どちらか一方しか利用できない点に注意が必要です。
SIMカードをセットした後はAPN設定を行うことで、契約した回線でデータ通信が利用できるようになります。
DMMモバイルが遅い・繋がらない原因と対策④:契約プランの回線とスマホの相性(対応バンド)
SIMロック解除すれば異なるキャリア端末と回線の組み合わせで利用できる機種がある一方で、対応バンドが少ないためにエリアによっては電波が繋がりにくかったり、全く使えなかったりするケースがあります。
DMMモバイルの場合はドコモ回線とスマホの組み合わせに注意する必要があります。
基本的には利用する端末と回線を同じキャリアに統一した方が対応バンドの相性が良いためトラブルのリスクを減らすことができます。
- スマホセット(SIMフリー端末)でDMMモバイルを利用する
- ドコモの端末でDMMモバイルを利用する
ドコモ、SIMフリー端末でも対応バンドが合わないスマホを利用している場合には、MNP転出手数料を払ってでも現在実施中のキャンペーンを適用して別の格安SIMへお得に乗り換えてしまうのも選択肢としてはアリです。
DMMモバイルが遅い・繋がらない原因と対策⑤:高速データ通信OFFを設定している
DMMモバイルにはデータ容量を節約できる『高速データ通信ON/OFF機能』があります。専用アプリ『DMMmobileアプリ』を使うことで簡単に制御することが可能です。
LINEやメールで簡単なコミュニケーションをとったり、軽くネットサーフィンする程度の使い方であれば、DMMモバイルにはバースト転送機能があるため、節約モード(高速データ通信をOFF)に設定していても十分使えます。
dmmモバイル
高速データ通信offの状態でもsnsフリープランならtwitterやってるとtwitterの通信のみ高速になる— LOVEにゃんこ (@22_ion) 2018年3月17日
LINEモバイルもDMMモバイルも優秀。
特にDMMモバイルは高速通信を簡単にOFFに出来るのが◎ SNSやメール程度なら低速で十分。これならデータ量気にせず使えるからいいね。— ドエム官房長 (@doemusouto) 2017年4月25日
freetelとdmmモバイルの高速モードoff時の様子 pic.twitter.com/mqFS2WeK6L
— おは (@osoyousan) 2016年10月28日
DMMモバイルは高速データ通信をON/OFF出来るのところがいいよね!
ポケモンGOやる時データ食いそうだからOFFにしてるけど問題なく遊べてます٩( ᐛ )و pic.twitter.com/l5fXXtEzYM— あやぱんつ (@aya6302) 2016年7月23日
dmmモバイル、速度は速いわ、高速通信offでもバーストで速いわ、安いわ、機内モードからの復帰速いわで良すぎ
— 野田🌎 (@noda176) 2016年1月4日
そのため、知らぬ間にDMMmobileアプリで『高速データ通信OFF』設定して低速通信で使い続けていたなんて事態も起こり得ます。
dmm mobileクソ遅くなったな〜とか思ってたら高速データ通信がオフになってた
多分数ヶ月前にプラン変えたときに自分で押しちまったんだろう。
久々にログインしてみっけて良かった〜
— 樹 (@kinojidai) 2018年11月22日
あれDMMモバイルの高速データ通信オフになってた??した記憶ないんだけど
— 地平線ちゃん (@SKY_L1NE) 2018年9月23日
旦那のスマホ、問い合わせしたら高速設定オフになってますと。オンに切り替えたらサクサクなった!dmmの名誉のために記しておく
— せんじゅ (@sen_tama) 2018年9月17日
DMMモバイルめちゃくそ遅くてなんだよ楽天が最高だったやんと萎え萎えしてたがよく見てみたら高速データ通信オフになってた。すみませんでした。いい感じの速度でてます。
— ヤバイYシャツ屋さん (@v0w0v) 2018年9月14日
あまりにも遅い・繋がらないと感じた場合には節約モードの設定を確認してみましょう。
混雑する時間帯で起こる通信速度低下は仕方ない…
ここまでDMMモバイルが遅い・繋がらない原因と解決方法を紹介してきましたが、残念ながら通勤・通学(9時前後)の時間帯や、お昼休み時(12時前後)、帰宅~就寝(夕方)までの時間帯はスマホ利用者が多く、速度が上がらない傾向があります。※特に12時前後が速度低下を感じやすい時間帯
ソフバンのウルトラギガモンスター+良さそう
DMMモバイルやっすいけど混雑時間に画像が出ないぐらいおっそいからストレス— Toshiki (@toshiki_asura) 2018年8月29日
母の以前のDMMのSIMがまだ容量残ってるから、b-mobileのモバイルルーター引っ張り出して来て使い切ることに。あと2GBくらい使える。
スマフォで速度計測したら、現時点で下り8.33M、上り4.86M出てる。混雑する時間帯でなければドコモ系もなかなかの速さ。— GL-TEC (@Ikaneru618) 2018年7月18日
低速モードでOK勢とは言ったが
春辺りからのDMM MOBILEは低速モードすら酷いですね
混雑時間帯はアプリで高速モードに切り替えればOKと思ってたけど
それすら不能になる、通信断絶レベル
高速モードに変える意思はあるのだし何とかならんかえ?— ワーイ(・ッ・)カトンbot (@waidotddot) 2018年7月14日
確かに混雑時の昼飯時は速度出ない事がありますね、自分もDMMモバイルとmineo(QTモバイルと同じ)使ってますが、割り切って使うか、比較的スピードの出るUQモバイル(但し縛りなど諸条件キツめ)や安いWiMAXルータを併用するかですね…
— 着ぐるみ (@kigurumi_inside) 2018年4月22日
dmm mobile,この時間は回線が混雑してかなり遅いなぁ。まぁしゃーないのかな
— まいとん (@maitonn) 2018年4月16日
こういった混雑する時間帯に高画質の動画やゲームを快適に楽しみたいユーザーにはDMMモバイルは不向きと言わざるを得ません。
回線元が起因する問題に対しては複数回線でリスク分散する方法が最も効果的といえるでしょう。
複数回線を大手キャリアと変わらない月額料金で契約できるうえに、万が一どちらかの回線が通信障害で使えなくなったとしても別回線で通信できるため、トラブル時のリスク分散になります。
SoftBankの通信障害の話。モバイルルーターを持ち歩くのが面倒で、WiMAX&格安SIM(使った分だけ払う)からウルトラギガモンスター+へ変更したばかり。
でも、回線を一つにすると、こんなトラブルに遭ってしまう。
WiMAXは家専用にして、格安SIMをデータ量多めにした方が良かったかな……。— rakuda95 (@rakuda951) 2018年12月8日
au系の格安SIMとWimaxの合わせ技のワイ今日の勝ち組#ソフトバンク通信障害
— rimanoe@節電中 (@rimanoe_hi) 2018年12月6日
サブのLINEモバイルSIM投入のSIMフリー機。
取りあえずWiMAX回線に逃がしてるから、LINEで連絡が来る運転代行のバイト依頼は受けられる。 pic.twitter.com/9k0uLV7sp9— SHIN (@r__shin_yu1102) 2018年12月6日
WiMAXとドコモ回線のビックローブSIMを入れたモバイルルーター。そして問題のソフトバンク回線を使うモバイルルーターは圏外だった。格安SIMがある時代だからこそ万が一の為に違うキャリアのモバイルルーターを持っておくと安心です。 pic.twitter.com/zcJ495BXbk
— 大澤 茂樹 (@s_ohsawa) 2018年12月7日
2018年12月6日に発生したソフトバンクの通信障害の時にも、やはり格安SIMとWiMAXを併用していたユーザーは今回の通信障害もうまく切り抜けられたようです。
最近だと、クラウドSIMを使ったトリプルキャリア対応のクラウドWiFiというサービスも台頭してきました。環境に応じて最も繋がりやすい回線に自動で切り替えてくれるため、繋がりやすさはピカイチといえるでしょう。
⇒残念ながら2020年に入ってから、クラウドSIM系サービスの速度低下が大きな問題となっています。
せっかく複数回線を契約してリスク分散したのに、繋がらなかったら本末転倒です…
そこでオススメとなるのが、エヌズカンパニーのポケットWiFiです。
エヌズカンパニーのポケットWiFiなら本来は法人向け回線を利用しているため、高品質な通信回線サービスを実現できます。
参考エヌズカンパニーのポケットWiFiを実際に使ってみた感想・レビュー!

大手キャリアより安いプランで複数回線を契約してリスク分散したい
そんな方は是非ともお試しください。
DMMモバイル(DMM.comの格安SIM)の特徴
データ容量 | データ通信 | 音声対応 |
---|---|---|
ライト | 440円 | 1,140円 |
1GB | 480円 | 1,260円 |
2GB | 770円 | 1,380円 |
3GB | 850円 | 1,500円 |
5GB | 1,210円 | 1,910円 |
7GB | 1,860円 | 2,560円 |
8GB | 1,980円 | 2,680円 |
10GB | 2,190円 | 2,890円 |
15GB | 3,280円 | 3,980円 |
20GB | 3,980円 | 4,680円 |
DMMモバイルは豊富なデータ容量別プランと業界最安値水準の月額料金を武器にライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広い層に人気です。
J.D.パワーの『2017年格安スマートフォン/格安SIMカードサービス顧客満足度調査』では第1位を受賞しており、コスパの良さを伺い知れます。
また基本的に格安SIMサービスを展開するためには、大手キャリア(ドコモ)との技術的な仲介役となるMVNEが必要になります。
実は格安SIMの場合は、このMVNEに通信品質が依存することがしばしばあります。
DMMモバイルはMVNEが業界で最も信頼度が高いIIJ系ということもあり、安定したデータ通信が期待できると共に、低速通信時のバースト転送や高速通信時の直近3日間制限がないなど、価格と品質の両面において定評があるんです。
-
かけ放題 4.0 通信速度 4.0 サービス 4.5 セット端末 4.0 - 最安:
- 440円~(200Kbps)
- 人気:
- 480円
- (1GB:データ通信SIM)
- データ容量の繰り越し:
- OK
- 電話かけ放題オプション:
- OK
- 高速/低速通信切り替え:
- OK
豊富な容量別プランと業界最安値水準の月額料金が最大の魅力。DMMトークや10分かけ放題など通話料金の割引サービスにも対応。データ容量は月末まで何度も変更可能で、とにかく安くしたいユーザーにピッタリの格安SIM。