できるなら今まで使っていたXiaomiをahamoで継続利用して、機種代として掛かる数万円の初期費用はなるべく抑えたいと考えるのは当然でしょう。
ただしahamoではXiaomiを使う際に注意すべきポイントがいくつかあります。そこでお使いの機種で利用するために必要な条件や確認の仕方について詳しく解説していきます。
ahamoでXiaomiを利用する際の注意点とポイント
ahamoではXiaomiの接続実績がない
残念ながら、現時点(2021年7月26日時点)において、ahamoではXiaomiをセット販売していません。また他社端末(Xiaomi)の動作確認も実施していません。
とはいえ一部機種ではSoftBank版などがあるものの、基本的にRedmiやMiシリーズといえばSIMフリー版が一般的ですよね。
ahamoで接続実績がないだけなのでmotoシリーズが使えたという口コミはSNS上にあります。※参考:ahamoでXiaomiを使った口コミ・評判
ただし電話で隠しコマンド『*#*#86583#*#*』を打ち込まないとVoLTEを有効にできない場合があるなど、通常の使い方とは異なる注意点があることに留意しましょう。
ahamoに変えたら通話ができないと思ったら、スマホ側がVoLte無効になってた(笑)
Xiaomiの場合、「*#*#86583#*#*」で有効化したらOKでした。ためしてみるべし#ahamo #xiaomi #VoLte— Yuya (@GL_yuya) April 10, 2021
Xiaomi製端末でアハモ使おうとしてる人へ
VoLTEをオンにしないと通信しません。
電話を立ち上げて *#*#86583#*#* を打ち込みましょう#ahamo— てぃっしゅ (@2100series) March 31, 2021
そもそもahamoではドコモ版以外の端末は接続実績があるというだけで、ahamoが動作保証している訳ではありません。
実績情報(確認結果)は、該当端末をドコモ所定の条件の下で1度でも、通話・データ通信・SMS機能を利用した実績があることを示しています。 また、実績情報(確認結果)は全ての動作を保証するものではなく、ドコモは他社携帯電話機にドコモのSIMカードを挿入して利用される場合について、一切の動作保証を行いません。
引用元:公式サイト(ahamo)
また、ドコモ版スマホの対応端末一覧の中にも、一部の機種で以下の機能が利用できない注意書きがあるので、事前に公式サイトでチェックすることをオススメします。※参考:お手持ちのXiaomiが利用できるか確認する方法
- 4G端末について、制限事項以外にも一部機能
なお、SIMロック解除の有無だけでなく、特に5G対応機種の場合は対応バンドにも注意しましょう。
ドコモが運用する5G周波数である3.7GHz[n78]、4.5GHz[n79]、28GHz[n257]のいずれかに対応していないと5G通信ができません。ドコモ以外のAndroid 5G端末では、ドコモだけが運用する4.5GHz[n79]などの一部の5G周波数に対応できていない可能性があります。その場合、ご利用になれる5Gエリアが異なりますので、事前に端末が実装している周波数帯を十分にご確認の上、ご契約ください。
引用元:公式サイト(ahamo)
あくまでも自己責任にはなるものの、対応バンドや利用者の口コミを参考に利用してみるのも一つの手といえるでしょう。
Xiaomiに限らずテザリングが無料で利用できる
一部の大手キャリアでは定額サービス『テザリングオプション』に加入して、月額550円程度の支払いが必要となるテザリング機能が、ahamoなら無料で利用可能となっています。
Xiaomi端末に限らず、Android端末でも月間データ容量制限(20GB)の範囲内であれば、自由にテザリング機能が堪能できます。
キャリアフリーdアカウントと紐づいたdカードでの契約
ドコモ回線を持ってないユーザー向けの『キャリアフリーdアカウント』をdカードと紐づけた状態でahamoを申し込むと、手続きができなくなる問題があります。
MNPでauからドコモの開通手続きは難なく終わったが、変に他社を利用していてドコモ回線持ってないのにDアカウント持ってるせいでahamoへの料金プラン変更が難航中(といってもネットで調べれば解決出来るレベル、ただし問題なのはオンライン手続き出来ずオペレーターへの電話が必要(クソ))
— 宇依 (@ui824_blackcat) May 30, 2021
そんな場合は、いったん『ドコモオンライン手続き』から紐づけを解除し、ahamoの契約が完了した後に、再度dアカウントとの紐づけをしましょう。
キャリアフリーdアカウント(ドコモの回線をお持ちでない方向け)をご利用中のお客様で、dカードと紐づいたdアカウントでのお申込みを行った場合、お手続きができません。
ドコモオンライン手続きにて紐づけの解除を行っていただくと、お申込みができる可能性があります。また、dアカウントとの紐づけ解除した場合、ahamoをお申込み後に再度dアカウントとの紐づけのお手続きをお願いします。引用元:公式サイト(ahamo)
お手持ちのXiaomiが利用できるか確認する方法
ahamoの公式サイトでは、実際にあなたが使っているXiaomiの機種の利用条件を簡単にチェックできるようになっています。契約してからトラブルに見舞われないためにも事前に自分の目で一度は確認しておきましょう。
1. まず、下のリンク(ahamo)から公式サイトへ移動します。
公式サイトはこちら⇒ahamo(アハモ)
2. 下の方にスクロールすると『対応端末一覧』ボタンがあるので押すと、対応端末一覧画面が表示されるので、『Android』を選択して下の方にスクロールしてメーカー名を確認します。
ただしドコモ・ahamoでは、Xiaomi製のスマホ端末を販売していないため、対象項目がありません。
他社ブランドの接続実績は『Android 対応端末一覧』ボタンを押すことで、ahamoで利用できるXiaomiシリーズの端末情報が手に入ります。
・・・
なお、これら情報は2021年7月26日時点で動作実績のある端末情報です。現時点での最新情報は、事前にしっかりと公式サイトで確認しておきましょう。
公式サイトはこちら⇒ahamo(アハモ)
ネットワーク設定の詳細・手順
ahamoなどの格安SIMを利用する場合、回線を利用するためのネットワーク設定(APN設定)を端末上で行う必要があります。
AndroidのAPN設定
- まず、スマホの『設定』アイコンを押します。
- 設定画面の『モバイルネットワーク』を押して、『モバイルデータ通信』に☑して、『高度な設定』⇒『APN設定』の順に押していきます。
- ahamoのネットワーク情報を入力して保存します。
- 『APN接続』または『設定を有効にする』に☑します。
ネットワーク名 | 任意の名前例)ahamo |
---|---|
APN | spmode.ne.jp |
なお上の手順は2021年5月31日時点でのAndroidのネットワーク設定です。※端末によってAPN設定の項目名が若干異なるケースあり
現時点での最新情報(詳細手順)は事前にしっかりと公式サイトで確認しておきましょう。
公式サイトはこちら⇒ahamo(アハモ)
ahamoのXiaomiに関する口コミや評判
無事にY!mobileからahamoへの乗り換え手続完了
動作確認端末一覧には無かったが、Xiaomi Mi Note 10 LiteでVoLTE通話・データ通信とも問題なく利用可能かつ
これまでUQmobileやY!mobileでは表示されなかった4G+の表示が出てるし、IPv6対応もしてる— エメリー・ハウター@諸事情でコスサミ不参加 (@jr2kai) April 5, 2021
ahamoのSIM挿したら自動でAPN設定されました。
通話も通信もOKです。
端末はRedmi note9T。ahamo公式では対応機種一覧には載っていませんが普通に動きました。
流石Xiaomi。ただ、公式で対応しているものではないので利用は自己責任で。 pic.twitter.com/7vo8HSFCUd
— ダイダイ氏 (@daidaishi3109) May 14, 2021
ahamo+Xiaomi Redmi Note9T(Global)
でもちゃんとETWS受信した pic.twitter.com/3R7831tE1i— Masato (@masato___17) May 1, 2021
ahamoの動作確認を手持ちのスマホで実施。下記3機種は問題なく使用可能でした。
Xiaomi Redmi Note 9S
Xiaomi Redmi 9T
ASUS Zenfone 5Q (ZC600KL)#ahamo #Xiaomi #ASUS— Ex3Ucc (@Ex3Ucc) April 20, 2021
ahamoでXiaomiを使う際の注意点まとめ
ahamoではMNP(乗り換え)キャンペーンを実施しているので、すでにXiaomiを持っている場合はとってもお得に乗り換えることが可能です。
なお、あくまでも他社のスマホは接続実績なので、ドコモブランド以外の端末は自己責任で使わなければならない点に注意が必要です。
(ahamoのセット端末のラインナップは少なく、RedmiやMiシリーズは販売していません。)
動作確認済みのドコモ版スマホはSIMロック解除しなくてもahamoで利用することができる一方、他社端末は事前にSIMロック解除が必要になる点に気を付けましょう。※XiaomiのスマホはSIMフリー版が一般的
さらに対応端末一覧に記載があるドコモ版スマホでも一部機能が使えなかったり、他社端末だと一部5G周波数に対応できなかったりするので、事前にahamoの公式サイトでチェックしておくことをオススメします。※参考:お手持ちのXiaomiが利用できるか確認する方法
またahamoを契約時に既存のdアカウントを利用したトラブルが多く発生している印象があります。
dカードとdアカウントを紐づけている方は、ahamo申込時に注意しましょう。
公式サイトはこちら⇒ahamo(アハモ)