iPadを格安SIMのDMMモバイルで利用して、月々のデータ通信料金を節約したいと考えるのは当然でしょう。
ご安心ください。
DMMモバイルはセット販売端末に積極的に力を入れていますが、SIMフリーやドコモ版のiPadでも動作確認を行っています。
そこでiPadをDMMモバイルで使うために必要な条件や確認の仕方について詳しく解説していきます。
目次
DMMモバイルで動作確認済みのiPadシリーズ一覧
SIMフリー端末 | ||
---|---|---|
機種名 | SIMサイズ | テザリング |
12.9インチiPad Pro(第2世代) | nanoSIM | OK |
10.5インチiPad Pro | nanoSIM | |
iPad(第5世代) | nanoSIM | |
9.7インチiPad Pro | nanoSIM | |
12.9インチiPad Pro(第1世代) | nanoSIM | |
iPad mini 4 | nanoSIM | |
iPad(第1世代) | microSIM | - |
iPad 2 | microSIM | |
iPad(第3世代) | microSIM | OK |
iPad mini | nanoSIM | |
iPad(第4世代) | microSIM | |
iPad Air | nanoSIM | |
iPad mini 2 | nanoSIM | |
iPad Air 2 | nanoSIM | |
iPad mini 3 | nanoSIM |
※2018年2月1日時点
docomo端末 | ||
---|---|---|
機種名 | SIMサイズ | テザリング |
iPad mini 4 | nanoSIM | OK |
iPad Air | nanoSIM | |
iPad mini 2 | nanoSIM |
※2018年2月1日時点
DMMモバイルではSIMフリー版で15機種、ドコモブランドで3機種のiPadが動作確認済みとなっています。
DMMモバイルでiPadを利用する際の注意点とポイント
テザリングが機能制限されることなく利用できる
ドコモやau、ソフトバンクのスマホにはSIMロックやAPNロックが掛かっています。SIMロックは条件を満たせば解除することもできますが、APNロック問題(テザリング機能制限など)は機種によっては解決することができません。
全機種というわけではありませんが、ドコモ系格安SIMはドコモ版Android端末(XperiaやGalaxyなど)でテザリングできない、au系格安SIMはau版iOS端末(iPhoneなど)でテザリングできないといった傾向があります。
そんな中、DMMモバイルの場合はドコモ回線を利用した格安SIMということもあり、動作確認済みのiPadならSIMフリーだけでなくドコモ版も端末にテザリング機能が付いていれば制限されることなく使えるので、タブレットとしてだけでなくルーターの代わりとしても使えちゃうんです。
iPadでは音声通話機能が利用できない
今どきのタブレットには音声通話機能が利用できる端末も販売されていますが、iPadで利用できるのはデータ通信のみです。
小さい画面の操作が大変なユーザー(特にお年寄りの方)が、スマホの代わりにタブレットを電話としても利用したい場合は、AndroidのSIMフリー版タブレット(ZenPadやMediaPad)の方がおすすめです。
もちろんタブレットの大画面でゲームや動画を楽しむだけであれば、iPadで全く問題はありません。
お手持ちの機種が利用できるか確認する方法
テザリングやSIMカードのサイズ以外にもOSのバージョンなど利用するために必要になる細かな条件があります。
DMMモバイルの公式サイトでは、あなたが使っているiPadシリーズの機種が使える条件を簡単にチェックできるようになっています。
契約してからトラブルに見舞われないためにも、利用できるiPadシリーズの最新情報(OSバージョンなど)は事前に自分の目で一度は確認しておきましょう。
1.まず下のリンク(DMMモバイル)から公式サイトへ移動します。
2.そしてメニューの中から『動作確認端末一覧』ボタンを押して、キーワード(機種名やメーカー)を入力して検索ボタンを押します。
3.すると動作確認済み端末が表示されるので、該当の機種を確認します。
例えば『iPad mini 4』について調べた場合、SIMカードサイズはnanoSIMが必要であることや、現時点で動作確認されているOSのバージョン情報などが簡単に分かりますね。
契約の際はこれら情報を参考に申し込むことで

サイズ間違えてスマホにSIMカードが入らない…

DMMモバイルへ乗り換えたら電波が繋がらないぞ…
といった失敗のリスクを減らすことができるでしょう。
ネットワーク設定の詳細・手順
DMMモバイルなどの格安SIMを利用する場合、回線を利用するためのネットワーク設定(APN設定)を端末上で行う必要があります。
iOSのAPN設定
iPhoneのネットワーク設定はAndroidのAPN設定とは異なってプロファイルをインストールするため、別途Wi-Fi環境が必要になる点に注意が必要です。
DMMモバイルの場合は入会した時期でインストールするプロファイルも異なるので、間違えないように気を付けましょう。※APN名はSIMに同梱されていた用紙かマイページの『ご契約内容確認ページ』で確認
2015年6月16日13時30分以降に入会:
URL:http://mvno.dmm.com/apnprofile/201506161330/dmmmobile.mobileconfig
2015年6月16日13時29分以前に入会:
URL:http://mvno.dmm.com/apnprofile/201506161329/dmmmobile.mobileconfig
- まず、Safariでプランに対応したプロファイルURLへアクセスします。
- プロファイルのインストール画面が開くので、『インストール』を押します。
- パスコードを入力して警告画面を確認し、『インストール』を押します。
- インストールが終わったら『完了』を押します。
なお大手キャリアで利用していたiPhoneの場合は、登録されているプロファイルを別途削除する必要があります。
- 『設定』⇒『一般』⇒『プロファイル』の順に進みます。
- 『プロファイルを削除』を押してパスコードを入力します。
- 『削除』ボタンを押します。
設定したのに回線がつながらない場合は『音声通話とデータ』または『データ通信』にチェックが入っていることを確認します。
- 『設定』⇒『モバイルデータ通信』⇒『通信のオプション』⇒『4Gをオンにする』の順に進みます。
- VoLTEを有効にする場合は『音声通話とデータ』、無効にする場合は『データ通信』を選択します。
それでもダメな場合は『端末の再起動』と『機内モードON / OFF』を試してみましょう。
上で紹介している手順は2018年11月15日時点でのiPhoneのネットワーク設定です。現時点での最新情報や詳細手順は、事前にしっかりと公式サイトで確認しておきましょう。
注意点まとめ
DMMモバイルならSIMフリーだけでなく、ドコモ版iPadもSIMロック解除なしでテザリング機能も使えます。
ただし音声通話機能が使えないので、スマホの代わりに電話として利用する場合には注意が必要です。
さいごに(DMMモバイルの特徴)
データ容量 | データ通信 | 音声対応 |
---|---|---|
ライト | 440円 | 1,140円 |
1GB | 480円 | 1,260円 |
2GB | 770円 | 1,380円 |
3GB | 850円 | 1,500円 |
5GB | 1,210円 | 1,910円 |
7GB | 1,860円 | 2,560円 |
8GB | 1,980円 | 2,680円 |
10GB | 2,190円 | 2,890円 |
15GB | 3,280円 | 3,980円 |
20GB | 3,980円 | 4,680円 |
DMMモバイルは豊富なデータ容量別プランと業界最安値水準の月額料金を武器にライトユーザーからヘビーユーザーまで幅広い層に人気です。
J.D.パワーの『2017年格安スマートフォン/格安SIMカードサービス顧客満足度調査』では第1位を受賞しており、コスパの良さを伺い知れます。
また基本的に格安SIMサービスを展開するためには、大手キャリア(ドコモ)との技術的な仲介役となるMVNEが必要になります。
実は格安SIMの場合は、このMVNEに通信品質が依存することがしばしばあります。
DMMモバイルはMVNEが業界で最も信頼度が高いIIJ系ということもあり、安定したデータ通信が期待できると共に、低速通信時のバースト転送や高速通信時の直近3日間制限がないなど、価格と品質の両面において定評があるんです。
-
かけ放題 4.0 通信速度 4.0 サービス 4.5 セット端末 4.0 - 最安:
- 440円~(200Kbps)
- 人気:
- 480円
- (1GB:データ通信SIM)
- データ容量の繰り越し:
- OK
- 電話かけ放題オプション:
- OK
- 高速/低速通信切り替え:
- OK
豊富な容量別プランと業界最安値水準の月額料金が最大の魅力。DMMトークや10分かけ放題など通話料金の割引サービスにも対応。データ容量は月末まで何度も変更可能で、とにかく安くしたいユーザーにピッタリの格安SIM。
なおDMMモバイルで動作確認済みのiPadはSIMフリーとドコモ版だけですが、mineoではauやソフトバンク版iPadも数多く動作確認されているので、ドコモ端末以外を格安SIMで使いたい場合は参考にするとよいでしょう。